どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・各時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
近現代史は、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 帝国主義
- 帝国主義時代のイギリス
- 帝国主義時代のフランス
- 帝国主義時代のドイツ
- 帝国主義時代のロシア
- 帝国主義時代のアメリカ
- アフリカの植民地支配
- 太平洋分割&植民地化
- 帝国主義時代のラテンアメリカ
- 変法運動と義和団事件
- 日露戦争
- 韓国併合
- 孫文と辛亥革命
- インドの民族運動
- 東南アジア諸国の抵抗運動
- 中東(西アジア)の民族運動
- 三国同盟と三国協商
- バルカン危機
- 第一次世界大戦
- ロシア革命とソ連
- ヴェルサイユ体制
- ワシントン体制と国際協調
- 第一次大戦後のヨーロッパ
- イタリアのファシズム
- スターリン体制
- アメリカの繁栄時代
- 文学革命と五
- 四運動
- 中国の国民革命
- ガンディーと民族運動
- 東南アジアの民族運動
- トルコ共和国の成立
- イランとアラブの民族運動
- 世界恐慌
- ニューディール政策
- 世界恐慌後のイギリスとフランス
- ナチスの台頭
- スペイン内戦
- 満州事変
- 日中戦争
- 第二次世界大戦
以下、各時代のキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。
なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
近現代の歴史① ─ 帝国主義の特徴

帝国主義のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・金融資本
・独占資本
第二次産業により独占資本がつくられ、資本蓄積をもとめて欧米列強は植民地獲得競争に乗りだします。
帝国主義については、この考えがうまれた背景と、世界にあたえた影響をとらえるのがポイントです。
詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。
近現代の歴史② ─ 帝国主義時代のイギリス

帝国主義時代のイギリスのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・スエズ運河会社の株式買収
・ボーア戦争(南アフリカ戦争)
・アイルランド自治法
・シン=フェイン党
・労働党
・議会法
・ジョセフ=チェンバレン
イギリスは、ディズレーリ内閣のころ、1873年の経済恐慌を背景に、エジプトのスエズ運河の買収をおこないます。
これ以降、英国は帝国主義政策にかじを切ります。
ここでは帝国主義政策にいたる過程をおさえるのが、ポイントになります。
詳しい内容は、こちらです。
近現代の歴史③ ─ 帝国主義時代のフランス

帝国主義時代フランスのキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ドレフュス事件
・フランス社会党
フランスは国内市場が限られているため、金融資本の流れが手づまりの状態でした。
そこで領土も広く人口の多いロシアに貸付けをおこないます。これがきっかけとなって、フランスも帝国主義政策に足をふみいれていきます。
また国内ではドレフュス事件などがおこり、ときの第三共和政は激しく動揺します。
ここでは国内外の動きをとらえるのがポイントです。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史④ ─ 帝国主義時代のドイツ

帝国主義時代のドイツのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・社会民主党
・ヴィルヘルム2世
・ベルンシュタイン
ドイツはビスマルクが亡くなると、皇帝ウィルヘルム2世が帝国主義政策である世界政策を実施します。
これにより植民地を維持したいフランス&イギリスとのあいだに亀裂が生じ、ヨーロッパ秩序もだんだんと乱れていきます。
ここではドイツの外交関係をおさえつつ、西欧諸国による覇権争いをとらえるのがポイントです。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑤ ─ 帝国主義時代のロシア

帝国主義時代のロシアのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・シベリア鉄道
・ロシア社会民主労働党
・ボリシェヴィキ
・メンシェヴィキ
・社会改革党
・第一次ロシア革命
・血の日曜日事件
近代化に遅れたロシアは、フランスと手をむすぶことで資本主義を発展させていきます。
国内でも第一次ロシア革命により国会(ドゥーマ)が開設されますが、権力争いの結果、けっきょくはイギリスほどの民主化はなされず、専制政治が復活することになります。
ここでも国内外の動向をとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑥ ─ 帝国主義時代のアメリカ

帝国主義時代のアメリカのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・門戸解放
・革新主義
・カリブ海政策
・パナマ運河開通
・セオドア=ルーズベルト
・ウィルソン
アメリカは大陸横断鉄道開通後、フロンティアが消滅します。これをきっかけにアメリカ大陸以外での体外進出が本格化してききます。
膨張政策は、ラテンアメリカ&太平洋諸国&中国にむけられ、これらの国々をねらう欧州列強と植民地競争をおこなっていくことになります。
帝国主義時代のアメリカについては、植民地政策に乗りだすまでの経緯がポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑦ ─ アフリカの植民地支配

アフリカ植民地支配のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・3C政策
・ウラービー運動
・マフディー運動
・縦断政策/横断政策
・ファショダ事件
・南アフリカ戦争
・第一次モロッコ事件
・第二次モロッコ事件
・コンゴ自由国
・アフリカにたいして、イギリスは縦断政策をとり、フランスは横断政策を採用した
アフリカについては、コンゴ問題をきっかけに開催されたベルリン会議以降、大陸分割が一気にすすんでいった点がポイントです。
そのさいイギリスは縦断政策を、フランスは横断政策をとり、ファショダ事件により両国の対立がピークをむかえるのことになります。
ここではアフリカ分割にいたる背景と、西欧列強にあたえた影響をおさえるのが重要になります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑧ ─ 太平洋分割&植民地化

太平洋分割&植民地化のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・マオリ人
・アメリカ=スペイン戦争
太平洋地域もまた、欧米列強の植民地政策に巻きこまれることになります。
ここでは、オーストラリア&ニュージーランド&ハワイなどが、どのようにして列強諸国による植民地化をゆるしてしまったのかをとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑨ ─ 帝国主義時代のラテンアメリカ

帝国主義時代のラテンアメリカのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・メキシコ革命
・マデロ
・サバタ
ラテンアメリカもまた帝国主義政策の波にのみこまれていきます。
それまではイギリスは植民地支配の主導国でしたが、帝国主義時代以降は、アメリカの影響下に入ることになります。
ここでは転換した背景と、ラテンアメリカ諸国にあたえた影響をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑩ ─ 変法運動と義和団事件

変法運動と義和団事件のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・東清鉄道敷設権
・門戸開放
・戊戌の政変
・仇教運動
・扶清滅洋
・北京議定書
・康有為
・西太后
日清戦争での敗北をきっかけに、清国では日本をモデルとした近代化運動がもりあがります。
康有為を主導者として変法運動が展開されますが、西太后と保守貴族の抵抗に合い、改革は失敗におわります。
ここでは、一連の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑪ ─ 日露戦争

日露戦争のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・東清鉄道敷設権
・ポーツマス条約
・日露戦争での勝利はアジア諸国のナショナリズム運動を加速させた
日露戦争では、ドイツ&フランスがロシアを、イギリス&アメリカが日本を支援しました。
ここでは対立の構図と、それにいたるまでの外交関係の経緯をおさえるのが重要になります。
また日本がロシアに勝利したことでアジア諸国で民族運動が高揚しますが、勝った日本は財政難におちいり、これが侵略戦争のきっかけとなっていきます。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑫ ─ 韓国併合

韓国併合のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・義兵闘争
・韓国併合
・朝鮮総督府
・伊藤博文
韓国併合については、2度の日韓協約により、日本が韓国の外交権を奪い、ソウルに統監府を設けた経緯がポイントです。
そのさい総監に就いた伊藤博文が暗殺され、国内で抗日運動が激しく展開されます。
これらの流れもおさえておきたいところです。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑬ ─ 孫文と辛亥革命

孫文と辛亥革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・華僑
・興中会
・中国同盟会
・三民主義
・中華民国
・国民党
・軍閥
・武昌
・袁世凱
・辛亥革命により中国伝統の専制政治は終焉をむかえるものの、その後は各地の軍閥台頭し混戦状態におちいった
ここでは三民主義の理念をおさえつつ、孫文による革命運動の展開を把握するのがポイントになります。
孫文はバラバラに活動していた革命団体をまとめたうえで、辛亥革命をおこし、皇帝による専制政治を終結させます。
しかしその後は軍閥争いが激しくなり、中国は内乱状態におちいります。
革命の経緯と、中国にあたえた影響をおさえるのが重要です。
近現代の歴史⑭ ─ インドの民族運動

インド民族運動のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ベンガル分割令
・スワデーシ
・スワラージ
・全インド=ムスリム同盟
インドでは、インド国民会議に対抗して、統治国のイギリスがベンガル分割令発布して、反英運動の団結を断ち切ろうとします。
これに反発した国民会議派は急進化し、自治権獲得や民族教育の実施をはじめとする4綱領を採択します。
インドの民族運動については、これら一連の動きをとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑮ ─ 東南アジアの民族運動

東南アジア民族運動のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・フィリピン=アメリカ戦争
・ドンズー運動
・アグナルド
・ファン=ボイ=チャウ
東南アジアでは、インドネシアやフィリピンをはじめとして、ヨーロッパ式の教育をうけた知識人が主導者となって、民主化運動をおしすすめていきます。
しかしどの国も植民地として統治する西欧列強の圧力にくっし、失敗におわります。
ここでは各国における民主化の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑯ ─ 西アジアの民族運動

西アジアの民族運動のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・青年トルコ人
・タバコ=ボイコット運動
・立憲革命
・イランでは、タバコ=ボイコット運動がおこり、民族意識が急速に高まっていった
西アジアの民族運動については、オスマン帝国では青年トルコ革命が、イランでは立憲革命がおこり、ある程度の民主化がすすんでいきます。
しかしどちらも、周辺国との戦争や、欧米列強の外圧から、民主化改革は中途半端なものにおわり、独裁や専制政治体制にもどされてしまいます。
ここでは国会開設や憲法制定にいたるまでの敬意と、その後の展開をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑰ ─ 三国同盟と三国協商

三国同盟&三国協商のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・バグダート鉄道
・3B政策/3C政策
・日英同盟
・英仏協商
・英露協商
・イギリスは英露協商をむすんだうえで三国協商を成立させ、ドイツとオーストリアの三国同盟に対抗した
三国同盟&三国協商にいたるまでには[ドイツの3B政策 vs イギリスの3C政策]の対立があった点をおさえるのがポイントです。
また三国協商については、日露戦争での勝敗が大きく作用し、敗戦したロシアがアジア進出をあきらめバルカン半島に目がむかい、それを阻止するためにイギリスとロシアが手をむすびました。
一連の外交関係をとらえるのが、ここではポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑱ ─ バルカン問題

バルカン問題のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・パン=ゲルマン主義
・バルカン同盟
・バルカン戦争
バルカン問題については、バルカン半島をめぐりロシアとオーストリアの領地問題が激しくなり、その結果、パン=スラブ主義 vs パン=ゲルマン主義の対立が鮮明になった点をおさえるのがポイントです。
ふたつの民族主義に分かれて、ブルガリアやギリシャなどバルカン半島に足場をきずく国々が2度にわたって戦争をおこないます。
それによりバルカン半島は「ヨーロッパの火薬庫」とよばれ、この地での対立が第一次大戦の引きがねとなります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史⑲ ─ 第一次世界大戦

第一次世界大戦のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・タンネンベルクの戦い
・マルヌの戦い
・無制限潜水艦作戦
・休戦協定
・総力戦体制
・サイクス・ピコ協定
・フセイン・マクマホン協定
・バルフォア宣言
・第一次大戦は、あるゆる人や物資が動員された史上初の総力戦となった
第一次大戦については、サラエボ事件をきっかけに戦端がひらかれたことをまずはおさえます。
その後、同盟国 vs 協商国の対立を軸に、戦争が展開されていきます。
タンネンベルクの戦い&マルヌの戦いなど個別の争いをおさえつつ、塹壕の設置により戦況が膠着し、それにともない戦車や毒ガスなど最先端の科学兵器がつかわれた点もおさえておきたいところです。
また第一次大戦は、女性&植民地住人など、その国にかかわるすべての人びとをまきこんだ総力戦だったことを知っておきましょう。
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近現代の歴史⑳ ─ ロシア革命とソ連成立

ロシア革命&ソ連成立のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・四月テーゼ
・十月革命
・平和に関する布告
・ボリシェヴィキ
・ブレスト=リトフスク条約
・対ソ干渉戦争
・赤軍
・戦時共産主義
・コミンテルン
・新経済政策(ネップ)
・ケレンスキー
・トロツキー
・ロシア革命後、戦時共産主義をとった政府は、対ソ干渉戦争で勝利し、新経済政策で資本主義のしくみを一部とりいれた
第一次大戦の長期化で、都市部の物資や食料が不足します。それに不満をもった市民が王朝政府に反発し、ついには政権転覆までにいたったのがロシア革命です。
二月革命でロマノフ朝が滅亡し、十月革命でボリシェヴィキ独裁が成立します。
その後、ソヴィエト政権は戦時共産主義のもと他国からの干渉戦争に打ち勝ち、経済の落ちこみから一部、資本主義をとりいれます。
ここではロシア革命からソ連成立までの経緯をとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉑ ─ ヴェルサイユ体制

ヴェルサイユ体制のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・十四か条の平和原則
・ヴェルサイユ条約
・国際連盟
・ロイド=ジョージ
・クレマンソー
第一次大戦後、ヴェルサイユ条約がむすばれ、ドイツをはじめとする敗戦した国々への扱いが決まりました。
そのなかみは、イギリスアンドフランスによる報復と、ソ連への封じ込めがメインでした。
ここにヴェルサイユ体制が構築され、第一次大戦後のヨーロッパ世界を秩序づけていきます。
第一次大戦後、戦勝国のイギリスとフランスが、ドイツとソ連にたいしてどのような態度でのぞんだかが、ここではポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉒ ─ ワシントン体制と国際協調

ワシントン体制&国際協調のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・四カ国条約
・九カ国条約
・海軍軍備制限条約
第一次大戦後、日本はだんだんと勢力をのばしました。
それを警戒して、軍事縮小を目的(口実)にひらかれたのがワシントン会議です。
これを機にワシントン体制が形成され、日本の抑制と、アジア太平洋の秩序維持が確約されました。
ここでこれら一連の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉓ ─ 第一次世界大戦後のヨーロッパ

第一次世界大戦後のヨーロッパのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ウェストミンスター憲章
・ルール占領
・ヴァイマル憲法
・ドーズ案
・ロカルノ条約
・ポワンカレ
・ブリアン
・エーベルト
・シュトレーゼマン
・ヒンデンブルク
・第一次大戦で敗北したドイツは、ドーズ案で経済復興がなされ、ロカルノ条約で国際社会への復帰を果たした
第一次大戦後のイギリスでは、ウェストミンスター憲章によりイギリス連邦が成立し、海外の英国自治領に本国と対等な権利があたえられます。
いわゆる帝国再編の動きをとらえるのがポイントです。
また第一次大戦で敗れたドイツは、ドーズ案でアメリカ資本導入による経済復興がはじまり、ロカルノ条約で約5年ぶりに国際社会に復帰することになります。
敗戦後の経緯をおさえるのが重要です。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉔ ─ イタリアのファシズム

イタリアのファシズムのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ローマ進軍
・ラテラノ条約
第一次大戦後のイタリアは、戦争により経済が破綻し、政府にたいする不満の高まりからファシズムが台頭します。
主導者のムッソリーニは「ローマ進軍」とよばれる都市侵攻で政権を獲得し、ファシスト党独裁を成立させます。
ここではファシズム実施までの背景と経緯をとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉕ ─ スターリン体制

スターリン体制のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・第二次五カ年計画
・コルホーズ
・大粛清
・スターリン憲法
レーニン亡きあとのソ連は、スターリンとトロツキーの権力争いが激しくなります。
戦いに勝利したスターリンは、経済強化策である五カ年計画を実施し、いっぽうで敵対勢力を排除する大粛清をおこないます。
ここではスターリン体制が成立するまでの流れと、その後の展開をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉖ ─ アメリカの繁栄時代

アメリカの繁栄時代のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・大量消費&大量生産
・現代大衆文化
・禁酒法
・孤立主義
第一次大戦後のアメリカは、ヨーロッパ諸国に代わって繁栄をきずき、いわゆる黄金時代をむかえます。
人びとのあいだでは、ラジオや映画などのメディアが普及し、いまにつながる大衆文化が華ひらきます。
いっぽうでアメリカ社会はだんだんと保守化していき、移民法の施行など、白人以外の人種にむけて排除の動きがあらわれました。
ここでは、これら一連の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉗ ─ 文学革命と五四運動

文学革命と五四運動のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・白話文学
・胡適
・魯迅
中国では第一次大戦のあいだに本国主導の経済が発展し、現地の学生や労働者の発言力が増していきます。
それに合わせて「民族と科学」をとなえる文学革命がおこり、日本がもとめる二十一箇条の要求への反発から、民族運動が高まっていきます。
ここでは、文学革命や五四運動がおこるまでの経緯をとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉘ ─ 中国の国民革命

中国の国民革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・第一次国共合作
・「連ソ・容共・扶助工農」
・五・三〇運動
・北伐
・浙江財閥
・中華ソビエト共和国臨時政府
・張作霖
・張学良
・毛沢東
民族運動が高まるなか、権力の柱軸だった国民党&共産党が手をむすび、国共合作が成立します。
さらに国民政府は北伐により中国統一をめざし、南京&上海を手中におさめます。
しかし上海ークーデターをきっかけに国共は分裂し、それ以降、中国国内は内乱状態におちいります。
ここでは、第一次大戦前後の国民党&共産党の動きをとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉙ ─ ガンディーと民族運動

ガンディーと民族運動のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・インド統治法
・非暴力抵抗
・塩の行進
・プールナ=スワデーシ〜
・ネルー
・ジンナー
第一次大戦後のインドでは、ヨーロッパへのインド兵動員から、ふたたびイギリス政府にたいして反発がおこります。
主導者のカンディーは、非暴力抵抗のもと、一般民衆の支持をあつめながら、インド全体をまきこむ独立運動を展開していきます。
ここではガンディーに焦点をあわせつつ、イギリスにたいする民族運動がどのようになされていったのかをおさえるのが重要になります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉚ ─ 東南アジアの民族運動

東南アジアの民族運動のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・独立準備政府
・ホー・チー・ミン
第一次大戦後の東南アジアでも、欧米列強にたいする民族運動が高まります。
東南アジア諸国には、コミンテルンの影響が増し、インドネシアやインドシナなど、さまざまな地域で共産主義の動きがあらわれてきます。
ここでは東南アジア各国の展開をおさえるがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉛ ─ トルコ共和国

トルコ共和国のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ローザンヌ条約
第一次大戦後に敗れたオスマン帝国では、王朝政府は機能不全におちいり、代わってムスタファ=ケマルを主導者とする政権が、人びとを引っぱっていきます。
彼はトルコ革命をおこし、ヨーロッパ諸国にたいして独立を回復します。
さらに革命後は、ヨーロッパ式の近代化をおしすすめ、西欧諸国から圧力をできるだけ排除しようとします。
ここではケマルにスポットをあてて、トルコがいかにして独立を果たし、国内強化にはげんでいったのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉜ ─ イランとアラブ諸国の民族運動

イラン&アラブ諸国の民族運動のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ワフド党
・エジプト王国
・サウジアラビア王国
・フセインマクマホン協定
・バルフォア宣言
・イブン=サウード
ここでは、イラン&アフガニスタン&エジプトを軸に、中東各国における民族運動をとらえるのが重要です。
大まかな流れとしては、オスマン帝国が崩壊したあと、かれらが有していた領土をめぐり、エジプト&イラク&サウジアラビアがどんな駆け引きを展開したかがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉝ ─ 世界恐慌

世界恐慌のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ブロック経済
・経済ナショナリズム
世界恐慌により、第一次大戦後のヨーロッパ秩序は崩れ、世界主要各国はブロック経済を形成していきます。
それにともない、資源国の乏しいドイツやイタリアなどでファシズムが台頭し、この政治体制が第二次大戦の引きがねとなっていきます。
ここでは一連の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉞ ─ ニューディール政策

ニューディール政策のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・全国産業復興法
・テネシー川流域開発公社
・ワグナー法
・産業別労働者組織委員会
・善隣外交
世界恐慌後のアメリカでは、ルーズベルト大統領のもとニューディール政策が実施されます。
これにより政府が経済市場に介入する流れが、世界各地でおこってきます(修正資本主義)。
ここでは農業調整法&ワグナー法など、個別の対策をおさえつつ、ニューディール政策がアメリカ社会にどんな影響をあたえたのかをおさえるのがポイントです。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㉟ ─ 世界恐慌後のイギリスとフランス

世界恐慌後のイギリス&フランスのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・オタワ連邦会議
・ブロック経済
世界恐慌後のイギリスでは、海外貿易をできるかぎり有利にもっていくために金本位制が停止され、イギリス植民地を軸にブロック経済化かわすすんでいきます。
またフランスもそれに対抗するかたちでフラン=ブロックを形成し、同じく保護貿易にはしります。
ここでは両国の国際経済対策をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㊱ ─ ナチス政権

ナチス政権のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・全権委任法
・一党独裁
・親衛隊
・ゲシュタポ
・再軍備宣言
・仏ソ相互援助条約
・人民戦線内閣
・ラインラント進駐
・ブルム
世界恐慌前後のドイツでは、長びく不況や社会不安からナチスが勢力をのばし、全権委任法にもとづきヒトラーによる独裁体制が成立します。
ここではナチス台頭の背景と、失業者対策や言論統制など、ヒトラーがおこなった内政政策をおさえるのがポイントです。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㊲ ─ スペイン内戦

スペイン内戦のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・スペイン革命
・国際義勇軍
・『ゲルニカ』
・三国防共協定
・三国枢軸
第一次大戦後のヨーロッパ秩序を形成したヴェルサイユ体制が崩れたあと、スペインで内戦がおこります。
これにたいしてドイツ&イタリアがすぐさま反応し、人民戦線派に反旗をひるがえしたフランコ将軍に支援の手をさしのべます。
いっぽうイギリスやフランスは国内の経済対策にいそがしく、不干渉政策をとります。
これがドイツ&イタリアにおけるファシズム台頭をうながし、第二次大戦の要因となっていきます。
ここではスペイン内戦の展開と、その後の影響をとらえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㊳ ─ 満州事変と満州国

満州事変と満州国のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・柳条湖事件
・リットン調査団
・上海事件
・国際連盟脱退
・冀東防共自治政府
世界恐慌後の日本は、資源獲得のため、柳条溝事件をおこしたうえで満州国を建国します。
そのさい清朝最後の皇帝である溥儀を君主におき、日本陸軍の傀儡としたうえで、執政をおこないました。
ここでは満州事変にいたるまでの要因と、その後の華北における日本の統治運営をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㊴ ─ 日中戦争

日中戦争のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・八・一宣言
・抗日民族統一戦線
・西安事件
・盧溝橋事件
・第二次国共合作
・重慶政府
・南京大虐殺
・蒋介石
・汪兆銘
満州国をたてた日本に対抗するかたちで、それまで中国で権力を二分していた国民党と共産党が手をむすびます(第二次国共合作)。
その後日本は、盧溝橋事件をおこしたうえで軍事侵攻にはしり、日中戦争をおこします。
日中戦争については、中国における国民党&共産党の動きと、日本が軍事侵攻にいたる経緯をおさえるのが重要になります。
詳しくはこちらです。
近現代の歴史㊵ ─ 第二次世界大戦

第二次世界大戦のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・独ソ不可侵条約
・ポーランド侵攻
・日独伊三国同盟
・日ソ中立条約
・独ソ戦
・強制収容所
・大西洋憲章
・枢軸国/連合国
・テヘラン会談
・ノルマンディー上陸作戦
・ヤルタ会談&ヤルタ協定
・大東亜共栄圏
・真珠湾攻撃
・ミッドウェー海戦
・カイロ宣言
・沖縄戦
・ポツダム宣言
・ド=ゴール
・ルーズベルト
・チャーチル
・スターリン
・蒋介石
・第二次大戦の後半からイギリス&アメリカをはじめとする連合国側の反撃が始まり、ソ連はコミンテルンを解散した
・日本の真珠湾攻撃により、アメリカが参戦し、太平洋戦争が始まった
ナチス=ドイツのポーランド侵攻をきっかけに第二次世界大戦が勃発します。
第二次大戦については、ヨーロッパ戦線/アジア・太平洋戦線に分けて、両エリアの展開をとらえるのが、理解するポイントになります。
くわえて、総力戦や原子爆弾の導入など、第二次大戦がその後の世界にあたえた影響をおさえるのも重要です。
詳しくはこちらです。
おわりに
近現代の歴史をみてきました。
近現代史については、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 帝国主義
- 帝国主義時代のイギリス
- 帝国主義時代のフランス
- 帝国主義時代のドイツ
- 帝国主義時代のロシア
- 帝国主義時代のアメリカ
- アフリカの植民地支配
- 太平洋分割&植民地化
- 帝国主義時代のラテンアメリカ
- 変法運動と義和団事件
- 日露戦争
- 韓国併合
- 孫文と辛亥革命
- インドの民族運動
- 東南アジア諸国の抵抗運動
- 中東(西アジア)の民族運動
- 三国同盟と三国協商
- バルカン危機
- 第一次世界大戦
- ロシア革命とソ連
- ヴェルサイユ体制
- ワシントン体制と国際協調
- 第一次大戦後のヨーロッパ
- イタリアのファシズム
- スターリン体制
- アメリカの繁栄時代
- 文学革命と五
- 四運動
- 中国の国民革命
- ガンディーと民族運動
- 東南アジアの民族運動
- トルコ共和国の成立
- イランとアラブの民族運動
- 世界恐慌
- ニューディール政策
- 世界恐慌後のイギリスとフランス
- ナチスの台頭
- スペイン内戦
- 満州事変
- 日中戦争
- 第二次世界大戦
この記事が、近現代史を知りたい人のヒントになれば、うれしいです。
では、また。
 
                













































