アメリカの繁栄時代 ─ 1920年代・T型フォード・大衆消費社会・孤立主義外交・禁酒法・移民法【世界史】

どうも、りきぞうです。

大学のころから、世界史に親しんできました。

大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。

・アメリカの繁栄時代について知りたい
・大事なキーワードは?
・この時代のポイントは?

きょうは、この問いに答えていきます。

答えは、つぎのとおり。

キーワード
・T型フォード
・大量消費&大量生産
・現代大衆文化
・禁酒法
・孤立主義
ポイント
・第一次大戦後、債務国から債権国に変わったアメリカは国際金融市場の中心となり、大衆消費社会をもたらした

この記事では、つぎの本を参考にしました。

アメリカの繁栄時代① ─ 債権国への転換

1920年代のニューヨーク

第一次大戦後のアメリカは、債務国から債権国に変わり、世界最大の経済大国となり、いわゆる「繁栄の20年代」をおうかします。

金融センターも、それまでのロンドンからニューヨークへ移り、ドルを基軸通貨とした貿易がすすんでいきます。

政治については、共和党政権がつづいていきます。

この時期の大統領は

・ハーディング
・クーリッジ
・フーヴァー

でした。

資本家の支持者が共和党は、国内市場では自由放任主義をとり、海外市場では高関税政策をすすめます。

それにより、大企業が優遇され、世界中の富がアメリカに集中することになりました。

いっぽう外交政策については、国際連盟には参加せず孤立主義外交を展開したものの、きほんは協調主義をとります。

ワシントン会議を開き、不戦条約などを提唱します。

アメリカの繁栄時代② ─ T型フォード

T型フォード(1910年)

人びとの暮らしでは、大量生産&大量消費が確立します。T型フォードによる自動車の大衆化は、それをさらにうながしました。

文化も発達し、いまの時代につながる、

・ラジオ放送
・映画
・広告
・ジャズ
・プロスポーツ
・家電製品

などが、この時期のアメリカでうまれています。

いわゆる現代大衆文化は、それまでの伝統的な価値観をくずしていきました。

アメリカの繁栄時代③ ─ 禁酒法&移民法

密造酒の廃棄をチェックする監察官

経済も発展し、文化も華ひらくいっぽう、社会の傾向としては保守化がすすんでいきました。

その背景には、

・南部から北部への黒人の移住
・ヨーロッパ&アジアからの移民の増加

があります。

当時のアメリカは産業構造から農業から工業に変わったことで、南部の農村地区を中心に、農業不況が起きていました。

それにより、南部から北部都心への移住者が増加します。

さらに不況に陥ったヨーロッパやアジアから、たくさんの人たちがアメリカに移住してきます。

それに伴い、都心部の白人中産階級が差別や排除意識から、かれらに反発の目を向けることになります。

たとえば「ワスプ」とよばれる白人団体は、その典型でした。

また禁酒法が実施されたときには、闇取引をおこなっているとして、イタリア系移民が冤罪で捕まったりしています。

さらに政府側も移民法を制定し、アジア系移民をおさえる動きをみせます。

いっぽう黒人や移民をのぞく人びとのあいだでは、民主化がよりいっそうすすんでいきました。

なかでも女性の社会進出はめざましく、大戦直後には、女性参政権が認められています。

おわりに

アメリカの繁栄時代をみてきました。

まとめると、こんなかんじです。

キーワード
・T型フォード
・大量消費&大量生産
・現代大衆文化
・禁酒法
・孤立主義
ポイント
・第一次大戦後、債務国から債権国に変わったアメリカは国際金融市場の中心となり、大衆消費社会をもたらした

この記事が、アメリカの繁栄時代を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。

では、また。