バイきんぐ ─ おすすめのライブコント&ネタ まとめ

どうも、コント作家のりきぞうです。

これまで、1000本ちかくコント作品をみてきました。

なかでも、バイきんぐさんのコントには楽しませてもらいました。

みたいと思っている人も多いはず。

とはいえ、

・そもそも全部で何作品あるの?
・たくさんありすぎて、どれからみたらいいいのか分からない
・とくにおすすめはどれ?

─ こんな悩み&疑問をいだく人もいるかぁと。

そこで、この記事では、バイきんぐさんの全作品をあげていきたいと思います。

結論を先にいうと、つぎのとおり。

りきぞう

バイきんぐのコント作品は、全部で8つ
トップ3は『ハート』 → 『エース』 → 『ROYAL』の順
西村さんの〝奇人っぷり〟を味わいたいなら、『クローバー』がおすすめ

といったかんじ。

以下、カンタンに概要&感想をあげながら、すべての作品をみていきます。

※ 発表・公演された年数順に並んでいます。

『King』

公演日 2012年10月
収録 卒業生
ファミレス
面接
コンビニ
隣人
交通量調査
セールスマン
ふんわり名人
処方せん
帰省4コマ劇場
図書館の女

『キングオブコント』優勝後、さいしょの単独ライブ ─ そのもようを収録したものです。

全体的にわかりやすいコントが多く、気らくにみれます。

優勝したあとのはじめてのライブ。

けれど、ヘンな気負いもなく、たんたんとコントを披露しています。

そこも好感がもてます。

ネタのモチーフもいまとさほど変わりません。

本作でも、安定感の笑いを提供しています。

評価
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『エース』

公演日 2013年6月
収録 バット
ポイントカード
AD
賄賂
BAR
万引き
お見舞い
質屋
有休

『キングオブコント』で優勝して以来、2回目の単独ライブのようすを収録したもの。

おそらくかなり忙しかったにもかかわらず、ネタの精度は、前回よりも格段にあがっています。

ほぼハズレがありません。

個人的に良かったのは、「ポイントカード」「賄賂」「質屋」の3本。

バイきんぐさんのネタを、じっくりみたいなら、本作から手に取るのが、おすすめです。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

『Jack』

公演日 2014年6月
収録 卒業式
ピザ屋
運転免許
アパート
クラブ
バンジー
レストラン
これを……
コンビニ
殺人現場

『キングオブコント』優勝後、3回目の単独ライブです。

1年に1度のペースで、このクオリティの作品を披露している ─ ショージキ、スゴいです。

本作も、わかりやすくて、バランスのとれたコントで構成されています。

おすすめは、「卒業式」「バンジー」「レストラン」の3本。

『エース』をみたあとに、つづけてみるといいかなぁと。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『クィーン』

公演日 2015年7月
収録 忌引き
コンパ
ラーメン屋
工事現場
面接
拷問
定食屋
葬式
マキガミ

前回から、約1年ぶりのライブになります。

バラエティ番組などで忙しく活躍するふたり ─ にもかかわらず、コントのクオリティは、いっさい落ちていません。

シュールでもなく、極端にベタでもない。

バランスのいいコントを披露してます。

本作も同じく、ほとんど期待を裏切りません。

個人的に良かったのは、「忌引き」「工事現場」「葬式」の3本。

このあたりから、じょじょに西村さん〝奇人っぷり〟にスポットあてるコントが出はじめます。

その意味では、わりと〝画期となる〟作品だと思います。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『ハート』

公演日 2016年7月
収録 切り逃げ
オーダー
スピード違反
酔っ払い
引きこもり
クイズ
ユウキ
居酒屋
陶芸家

前回から、約1年ぶりのライブです。

あいかわらず、年に1度のペースで単独ライブを開催しているんだから、スゴいです。

これまでと同じように、質の高いコントを披露しています。

個人的に良かったのは、『切り逃げ』『ユウキ』『陶芸家』の3本。

とくに『切り逃げ』は、小峠さんの発想がひかる作品です。

こちらも全体として、西村さんの〝変人っぷり〟に焦点をあてるコントが、多い印象です。

演目構成もバランスがとれています。

気楽に、さらっとみたい人には、おすすめです。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『クローバー』

公演日 2017年7月
収録 退院
キャバクラ
屋上
サウナ
キャンプ
落語
タバコ
晩ご飯
閉店

同じく、前回から約1年ぶりのライブです。

以前よりも、西村さんの〝奇人・変人っぷり〟に、よりスポットをあてる作品が、中心となっています。

なかでも、「落語」「晩ご飯」「閉店」の3本は、その特徴がよくあらわれています。

笑いを通りこして、どこか〝怖さ〟さえ、おぼえます。

全作品のなかでも、西村さんの〝ホラー要素〟が、味わえます。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『ROYAL』

公演日 2018年8月
収録
カフェ
寿司屋
CAFE
コンビニ
建築現場
マッサージ
飲みの席
昼下がり
オフィス

同じく、前回から、約1年ぶりのライブ。

どれも5〜10分くらいの長さなので、気らくなかんじでみれます。

かるい気分で、さらっとみれるのが、バイきんぐさんの良いトコです。

いっぽうで、今回はネタのひとつひとつに〝ドラマ性の要素〟がつよくなったなぁ、と感じました。

とくに『オフィス』は、発想&構成がよく練られていて、うなってしまった。

バイきんぐさんは、あまり〝考えさせる系〟の作品はつくりません。

けれど、この作品は例外です。

気になる方は、チェックしてほしいと思います。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『ぺあ』

公演日 2019年7月
収録
内見
遅刻
ピザ
写真
ゾンビ
ラジオ
食堂
マジックバー

約1年ぶりのライブのもようをおさめたもの。

前回よりも、いっそう〝ドラマ性〟を増しているかんじがします。

とくに、『内見』『食堂』については、西村さんの〝奇人っぷり〟と合わさって、〝人間の感情〟をうまく表現しています。

いっぽうで、『写真』なんかは、めちゃくちゃバカバカしい。

ハデな「飛び道具」をつかいつつ、爆笑を引き起こしていきます。

全体としては、本作は、ドラマ性とバカバカしさが、うまく両立している演目構成になっています。

やるたびに、進化していますね。

評価
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

まとめ

まとめると、

りきぞう

バイきんぐのコント作品は、全部で8つ
トップ3は『ハート』 → 『エース』 → 『ROYAL』の順
西村さんの〝奇人っぷり〟を味わいたいなら、『クローバー』がおすすめ

バイきんぐさんのコントをみるうえで、参考にしてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。