どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・各時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
近代史は、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 産業革命
- アメリカ独立革命
- フランス革命
- ナポレオン戦争
- ウィーン体制
- ラテンアメリカ&ギリシャの独立
- 七月革命と1848年革命
- イギリスの自由主義改革
- 社会主義思想の成立
- 東方問題とロシア改革
- イタリアの統一(リソルジメント)
- ドイツの統一
- ビスマルク政治
- フランス第二帝政と共和政
- ヴィクトリア時代のイギリス
- アメリカの発展と拡大
- アメリカ南北戦争と再建時代
- 近代世界の文化&技術
- イスラームの改革運動
- エジプトの近代化
- オスマン帝国の改革
- 近代イランとアフガニスタン
- イギリスのインド支配
- 東南アジアの植民地化
- 清朝の近代化
- 日本の近代化
- 朝鮮の近代化
以下、各時代のキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。
なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
近代の歴史① ─ 産業革命

産業革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・農業革命
・綿工業
・蒸気機関
・世界の工場
・産業資本家/工業労働者
・ラダイド運動
・ハーグリーヴズ(紡績機)
・アークライト(水力紡績機)
・クランプトン(ミュール紡績機)
・カートライト(力織機)
・ホイットニー(綿繰り機)
・ワット(蒸気機関)
・フルトン(蒸気船)
・スティーヴンソン(蒸気機関車)
産業革命については、資本蓄積や高い労働力など、革命をもたらした要因をおさえます。
そのうえで飛び杼や紡績機など、産業革命時にうまれた技術やテクノロジーを把握しましょう。
さいごに、資本主義体制の確立や労働問題など、産業革命があたえたさまざまな影響を知っておきます。
詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。
近代の歴史② ─ アメリカ独立革命

アメリカ独立革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・印紙法
・茶法
・ボストン茶会事件
・第1回大陸会議
・『コモン=センス』(トマス=ペイン)
・独立宣言
・パリ条約
・合衆国憲法
・人民主権・連邦主義・三権分立
・ワシントン
・フランクリン
・ラ=ファイエット
・コシューシコ
・合衆国憲法では、人民主権・連邦主義・三権分立が明記された
アメリカ独立革命のきっかけは、アメリカ植民地にたいして、イギリスが課税を強化したことでした。
まずはこの点をおさえます。
その後、七年戦争やボストン茶会事件などの戦争や事件をつうじて、植民地の13州がまとまり、大陸会議を開催したうえで、憲法が制定されます。
アメリカ独立革命については、これら一連の流れをおさえるのがポイントになります。
詳しい内容は、こちらです。
近代の歴史③ ─ フランス革命

フランス革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・第一身分/第二身分/第三身分
・『第三身分とは何か?』(シェイエス)
・三部会
・国民会議
・球技場の誓い
・バスティーユ牢獄
・封建特権の廃止
・人権宣言
・フイヤン派/ジロンド派/ジャコバン派
・ヴァレンヌ逃亡事件
・立法議会
・ラ=マルセイエーズ
・国民公会
・第一共和政
・第一回対仏同盟
・恐怖政治
・封建地代の無償廃止
・テルミドール9日のクーデター
・ロベスピエール
・革命は恐怖政治をもたらし、テルミドールのクーデターをきっかけに収まっていった
フランス革命については、当初は王権にたいする貴族の反発から始まり、立憲君主政が成立した点をおさえます。
つづいて共和政が実現し、さいごはジャコバン派の恐怖政治に推移していた流れを知っておきましょう。
一連の過程で、いまの民主主義のベースとなる、憲法の制定と、立法議会の開催がなされたことを頭に入れておきます。
詳しくはこちらです。
近代の歴史④ ─ ナポレオン戦争

ナポレオン戦争のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ブリュメール18日のクーデター
・アミアンの和約
・ナポレオン法典
・トラファルガーの海戦
・アウステルリッツの戦い
・大陸封鎖令
・ライプツィヒの戦い
・ウィーン会議
・ワーテルローの戦い
・シュタイン
・ハルデンベルク
・ナポレオン戦争は、ヨーロッパに自由主義とナショナリズムをもたらした
ナポレオンについては、彼が制定したナポレオン法典により、近代市民社会のルールが確立し、ほかの国々に広まっていった点をおさえます。
さらにナポレオンが侵略戦争をおこなったことで、ヨーロッパ諸国に自由主義とナショナリズムの動きがあらわれ、それぞれの国で[王権 vs 人民]の対立が鮮明になったことも知っておきましょう。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑤ ─ ウィーン体制

ウィーン体制のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・正統主義
・神聖同盟
・四国同盟
・タレーラン
・アレクサンドル1世
ナポレオン没落後、ヨーロッパ全土にしかれたのがウィーン体制です。
これは近代民主制の反発からうまれたもので、正統主義と勢力均衡を原則とする保守体制でした。
19世紀前半のヨーロッパ秩序を形成しましたが、ラテンアメリカやギリシャなどではウィーン体制への反発がはげしく、西欧諸国の周辺からじょじょに半壊していきます。
ウィーン体制については形成のプロセスと、崩壊までの流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑥ ─ ラテンアメリカ&ギリシャの独立

ラテンアメリカ&ギリシャの独立のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ギリシャ独立戦争
・ウィーン体制
さきにみたとおり、ウィーン体制の反発かラテンアメリカやギリシャでは独立運動が活発になります。
南米ではクリオーリョ(現地出身のヨーロッパ人)が指導層となって反発の動きがあらわれ、ギリシャではオスマン帝国への対抗から独立運動が展開されます。
同じく革命でも、各国の情勢をとらえながら反抗の流れをおさえるのがポイントです。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑦ ─ 七月革命と二月革命

七月革命と二月革命のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・第二帝政
・三月革命(ドイツ)
・サルディーニャ王国(イタリア)
・青年イタリア
・チャーティスト運動
・ルイ=フィリップ
・ルイ=ナポレオン
ウィーン体制がしかれるなか、民主化運動の中心地だったフランスでも、ふたたび革命がおきます。
七月革命ではときの国王シャルル10世を追放し、ルイ=フィリップ即位のもと、立憲君主政(七月王政)がスタートします。
しかし七月王政は銀行家などブルジョワ層ばかりに目をむけたため、一連の優遇措置から一般民衆が反発し、ふたたび革命がおこります(1848年革命)。
これによりウィーン体制は完全に崩壊し、フランスは自由主義とナショナリズムの時代に突入します。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑧ ─ イギリスの自由主義改革

イギリスの自由主義改革のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・カトリック教徒解放法
・第一回選挙法改正
・チャーティスト運動
・人民憲章
・穀物法廃止
・航海法廃止
ヨーロッパ大陸では革命の嵐が吹き荒れるなか、イギリスでも改革の動きがあらわれていきます。
しかしイギリスの場合はそれなりに議会政治がすすんでいたため、フランスやドイツほど激しい民主化運動はおこりません。
まずはこの点をおさえておきましょう。
むしろイギリスの場合は、産業革命により資本家の地位が向上し、かれらが政治や社会の中軸を担い、参政権も拡大していきます。
フランス/イギリスにおける民主化運動の違いをとらえるのが、ここではポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑨ ─ 社会主義思想の成立

社会主義思想の成立のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・工場法
・科学的社会主義
・『共産党宣言』&『資本論』
・第一インターナショナル
・サン=シモン
・フーリエ
・マルクス
・エンゲルス
産業革命後、資本主義が発達すると、子どもへの強制労働や長時間労働が問題になっていきます。
一連の労働問題&社会問題に反発し、解決策を提示したのが社会主義思想でした。
ここではオーウェンから始まる空想社会主義が、マルクスの科学的社会主義にいたるまでの流れをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑩ ─ 東方問題とロシア改革

東方問題とロシア改革のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・クリミア戦争
・パリ条約
・農奴解放令
・ナロードニキ運動
・ロシア=トルコ戦争
・パン=スラブ主義
・サンステファノ条約
・ベルリン会議
東方問題とは、ギリシャ独立戦争後、オスマン帝国の力が弱まり、そのすきをついて帝国ロシアが南下したことでおきた問題です。
ここではロシアの南下政策により、エジプト=トルコ戦争やクリミア戦争など、中東エリアでおきた大規模な戦争をおさえるのがポイントです。
また南下政策の失敗からロシア国内でも改革の動きがあらわれ、農奴解放令が発布されます。
ロシア国内における近代化の流れと、同時になされる他国への侵略戦争を知っておくのも重要です。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑪ ─ イタリアの統一

イタリアの統一のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・サルディーニャ王国
・未回収のイタリア
・カヴール
・ガリバルディ
ヨーロッパ各国での民主化の流れをうけて、イタリアでも改革運動がもりあがっていきます。
イタリアの場合、民主化改革は統一運動として展開されます。
いっぱんに「リソルジメント」とよばれ、大まかな流れとしては、サルディーニャ王国による〝上からの統一〟と、青年イタリアによる〝下から統一〟が同時並行ですすみ、両グループが協力することで、イタリア統一は成立しました。
リソルジメントについては、統一までの展開をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑫ ─ ドイツ統一

ドイツ統一のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・関税同盟
・鉄血政策
・普墺戦争
・普仏戦争
・アルザス・ロレーヌ地方
・ヴィルヘルム2世
フランス革命に影響をうけたドイツでも民主化運動が展開されますが、〝下からのドイツ統一〟は、いずれも失敗におわります。
しかしその後、地方の地主など、保守的なユンカー層が中心となって経済統合の流れがうまれてきます。
なかでもプロイセン王国の活動は目ざましく、オーストリアやフランスとの戦争をつうじて、諸侯の利権からバラバラだったドイツをひとつにまとめていきます。
ここでは統治制度や対外戦争をおさえつつ、ドイツ統一までの経緯をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑬ ─ ビスマルク体制

ビスマルク体制のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・社会主義鎮圧法
・ビスマルク体制
・三帝同盟
・三国同盟
・再保障条約
・ビスマルク体制(外交)はフランスの孤立化と国内産業の育成を同時にねらうものだった
ドイツ帝国の宰相ビスマルクは、内政では社会主義鎮圧法&社会政策など「アメとムチ」を併用して国民統合をおこないました。
いっぽう外交にかんしては「ビスマルク体制」とよばれる国際関係をきずき、フランスを孤立させる戦略をとります。
ここでは、内政と外交 ─ 両面の政策をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑭ ─ フランス第二帝政と第三共和政

第二帝政&第三共和政のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・プロセイン=フランス戦争(普仏戦争)
・パリ=コミューン
王党派&共和派を追放して成立したのがナポレオン3世による第二帝政です。
内政では「ボナパルティズム」とよばれる積極的な財政政策をおこない、国内産業の育成にのりだします。
いっぽう外交では隣国のプロイセンにやぶれ、これをきっかけにナポレオン3世は失脚し、帝政も崩壊します。
ここでは帝政の動きと、崩れたあと第三共和政に移ったあと、どのような内政がなされていったのかをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑮ ─ ヴィクトリア朝のイギリス

ヴィクトリア朝イギリスのキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ロンドン万博博覧会
・自由党 vs 保守党
・選挙法改正(第二回&第三回)
・教育法
・スエズ運河株式
・インド帝国
・カトリック教徒解放法
・ジャガイモ飢饉
・グラッドストン
・ディズレーリー
ヴィクトリア時代については、イギリス国内では自由党と保守党が政権を交代しなかがら、民主化の動きをおしすすめ、いまにつながる国民国家の建設をおこなった点がポイントです。
いっぽう海外政策では自由貿易のもと、帝国主義政策への転換をはかり、スエズ運河をはじめとする貿易上の主要拠点をつぎつぎおさえていきます。
ここではイギリスの国内改革の動きと、植民地政策の展開を把握するのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑯ ─ アメリカ合衆国の発展

アメリカ合衆国の発展のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・アメリカ=メキシコ戦争
・西漸運動
・ネイティブ=アメリカン(先住民)
・モンロー
・ジャクソン
アメリカの発展については、独立革命後、米英戦争で経済的な自立を果たし、モンロー教書の発布により、独自外交の展開した点がポイントです。
またこの時期に、西部開拓がすすみ、大陸一帯に、自主独立など、アメリカ的価値観を広めていきました。
これら一連の動きをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑰ ─ アメリカ南北戦争と再建時代

アメリカ南北戦争&再建時代のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・奴隷解放宣言
・ゲティスバーグの戦い
・シェアクロッパー
・ジェファソン=デヴィス
南北戦争については、北部/南部の対立において、奴隷制の有無など、なにが争点になったのかを知るのが重要です。
また南北戦争のあと、黒人問題や移民の増加など、アメリカ社会がどんなふうに変わったのかをおさえるのもポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑱ ─ 19世紀のヨーロッパ文化

19世紀ヨーロッパ文化のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ロマン主義
・写実主義
・自然主義
・功利主義
・実証主義
・実存主義
・古典派経済学
・歴史学派経済学
・マルクス主義経済学
・進化論(ダーウィン)
・19世紀後半には自然科学が発展し、国家が支援する大学や専門施設で研究がすすんでいった
近代ヨーロッパ文化については、前半期は古典主義とロマン主義が流行り、後半期では写実主義と自然主義がさかえた点をおさえます。
また19世紀後半から自然科学も発達し、科学者や組織機関にたいして国が援助をあたえ、電気や自動車などの第二次世界大戦後産業革命をもたらす要因となったことも重要です。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑲ ─ イスラームの改革運動

イスラーム改革運動のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ワッハーブ派
・ワッハーブ王国
イスラームの改革運動については、ワッハーブ派によりアラブの民族意識が高まった点をおさえるのがポイントです。
かれらはサウード家とむすんだのち、ワッハーブ王国をたて、アラブ文化の復興運動をもたらすことになります。
ここではワッハーブ派を軸に、一連の動きをとらえるのが重要です。
詳しくはこちらです。
近代の歴史⑳ ─ エジプトの近代化

エジプトの近代化のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・スエズ運河の建設
・ウラービー運動(オラービー運動)
エジプトの近代化については、オスマン帝国からの自立の動きをみせ、エジプト総督のムハンマド=アリーがさまざまな近代化改革をおこなっていく点がポイントです。
彼の改革はイギリスの圧力から財政破綻におちいり失敗におわります。しかしその後、将軍ウラービーが立憲制要求のもと、
改革運動に乗りだし、エジプト民族運動をもりあげていきます。
これら一連の流れをとらえるのが重要です。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉑ ─ オスマン帝国の改革

オスマン帝国改革のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・タンジマート
・ミドハト憲法
・ロシア=トルコ戦争
・アブデュルハミト2世
オスマン支配下にあった国々が近代化に乗りだすなか、帝国内でも改革の動きが高まってきます。
王朝政府は「タンジマート」とよばれる〝上からの近代化〟をおこない、ヨーロッパ式の国家体制へと転換し、ミドハト憲法を制定します。
しかしロシア=トルコ戦争での劣勢をきっかけに憲法は廃止され、専制政治に逆もどりしてしまいます。
オスマン帝国については、近代化運動にいたる経緯と、憲法廃止におちいった要因をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉒ ─ イランとアフガニスタンの近代化

イラン&アフガニスタンの近代化のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・トルコマンチャーイ条約
・バーブ教徒
・タバコ=ボイコット運動
・アフガン戦争
近代のイランについては、タバコ=ボイコット運動から民族運動が高まっていった点がポイントになります。
またアフガニスタンでも民主化の動きがあらわれますが、ロシア南下政策の阻止&インド国益の保護から、イギリスが国内政治に介入し、アフガン戦争にまで発展してしまいます。
ここでは両国の違いをとらえながら、近代化改革の流れをおさえるのが重要です。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉓ ─ イギリスのインド植民地

イギリスのインド植民地のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・カーナティック戦争
・プラッシーの戦い
・マイソール戦争
・マラーター戦争
・シク戦争
インド統治については、それまでの支配状況を把握しつつ、[マイソール戦争 → マラーター戦争 → シク戦争]の順で、よりいっそう支配領域を拡大させていった点が重要です。
また統治方式にかんしてはザミンダーリー制(北部)&ライヤットワーリー制(南部)を地域によって使い分けます。
これら一連の徴税制度と綿花流入によりインドの経済社会はボロボロとなり、さいごはインド大反乱をもたらすことになった点をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉔ ─ 東南アジアの植民地化

東南アジアの植民地化のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・オランダ領東インド会社
・海峡植民地
・マレー連合州
・ビルマ戦争
・阮朝
・清仏戦争
・フランス領インドネシア連邦
・ベトナムは天津条約によりフランスの保護国となった
東南アジアの植民地化については、
- インドネシア
- フィリピン
- マレー半島
- ビルマ
- ベトナム
- タイ
など、各国の状況をみながら、植民地化にいたる過程をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉕ ─ 清朝末期

清朝末期のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・三角貿易
・アヘン戦争
・南京条約
・望厦条約/黄埔条約
・アロー戦争
・天津条約
・北京条約
・太平天国の乱
・滅満興漢
・郷勇
・洋務運動
・林則徐
・洪秀全
・曽国藩
・李鴻章
・近代化をすすめた洋務運動は中体西用におちいり、改革は中途半端なものにおわった
清朝末期については、開国のきっかけとなったアヘン戦争&アロー戦争にいたる経緯をとらえるのが重要になります。
清国との貿易赤字に苦しむイギリスが、自由貿易を求めたことが、その背景としてありました。
その後、清国内でも太平天国の乱がおこり、近代化をもとめる洋務運動が展開されますが、中途半端な改革だったため、どれも失敗におわります。
ここでは開国のきっかけと、近代化の失敗をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉖ ─ 日本の近代化

日本の近代化のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・明治維新
・樺太千島交換条約
・台湾出兵
・甲午農民戦争
・下関条約
・全琫準
日本の近代化については、明治維新により政治体制が転換した点をまずは把握しておます。
近代国家に移行した日本は、国際ルールにもとづき国境を策定し、その後、防衛上の理由から台湾出兵にふみきり、日清戦争をひきおこした点をおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
近代の歴史㉗ ─ 朝鮮の開国

朝鮮の開国のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・日朝修好条規
・壬午事件
・閔氏
・金玉均
朝鮮の開国については、日朝修好条規により日本が清国との冊封関係を断ち切ろうとした点がポイントになります。
それにより朝鮮でも攘夷派 vs 改革派の対立がおこり、国内秩序が乱れていきます。
ここでは開国の動きから、政治体制をめぐる争いをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
おわりに
近代の歴史をみてきました。
近代史については、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 産業革命
- アメリカ独立革命
- フランス革命
- ナポレオン戦争
- ウィーン体制
- ラテンアメリカ&ギリシャの独立
- 七月革命と1848年革命
- イギリスの自由主義改革
- 社会主義思想の成立
- 東方問題とロシア改革
- イタリアの統一(リソルジメント)
- ドイツの統一
- ビスマルク政治
- フランス第二帝政と共和政
- ヴィクトリア時代のイギリス
- アメリカの発展と拡大
- アメリカ南北戦争と再建時代
- 近代世界の文化&技術
- イスラームの改革運動
- エジプトの近代化
- オスマン帝国の改革
- 近代イランとアフガニスタン
- イギリスのインド支配
- 東南アジアの植民地化
- 清朝の近代化
- 日本の近代化
- 朝鮮の近代化
この記事が、近代史を知りたい人のヒントになれば、うれしいです。
では、また。



