どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・この時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
答えは、つぎのとおり。
・トルコマンチャーイ条約
・バーブ教徒
・タバコ=ボイコット運動
・アフガン戦争
この記事では、つぎの本を参考にしました。
ヨーロッパ諸国の圧力により、オスマン帝国を盟主とした中東統治がゆらぐなかで、イランやアフガニスタン地域でも、さまざまなな改革運動が起こります。
以下、両地域のようすをみていきましょう。
目次
イランとアフガニスタンの近代化① ─ タバコ=ボイコット運動

近代以降、イラン地域はガージャール朝がおさめていました。かれらはトルコ系で、都をテヘランにおいていました。
しかし、カフカス領有をめぐるロシアとの戦いに敗れてしまいます。トルコマンチャーイ条約を締結し、その結果、
・治外法権の実施
などを約束されてしまいます。
不平等条約をむすんだことで、ガージャール朝の内部から不満の声がわきたち、そこから大規模な反乱や改革運動がおこることになります。
そのうちのひとつがバーブ教徒の反乱でした。
これはトルコチャーイ条約をきっかけにすすむイギリスとロシアの経済進出に対抗した運動で、下層農民や中小商人がひきおこしたものでした。
しかし、かれらの反抗もむなしく王朝政府によって鎮圧されてしまいます。
もうひとつはタバコ=ボイコット運動です。
これは、王朝政府がイギリスに対して、タバコの生産と販売の利権を譲渡したことに始まります。
王朝政府とヨーロッパ諸国の経済干渉に怒りをおぼえたシーア派ウラマーや商人が反乱をおこし、大規模な運動にまで発展します。
結果、抵抗運動はうまくいき、利権譲渡の撤回を、みこど勝ちとることに成功します。
イランとアフガニスタンの近代化② ─ アフガン戦争

いっぽうアフガニスタン地域は、それまでアフガン王国が統治をおこなっていました。
そんななか、領土獲得をねらった北方のロシアがアフガン領内にむけて南下してきます。不凍港を得るために、アフガン沿岸の海上都市を獲得するのが、ロシアのねらいでした。
それにたいしてイギリスは、インドでの利権をまもるためロシアの南下政策を阻止しようと、アフガン王国に軍事支援をおこないます。
それによりおきたのがアフガン戦争(第二次アフガン戦争)でした。
戦況はアフガン優位にすすんだものの、軍事支援を口実したイギリスは、アフガンを保護国化し、統治下におきます。その後アフガンの人たちは経済面でも不利な立場においこまれます。
最終的には、第三次アフガン戦争の結果、アフガンは何とかイギリスから独立を勝ちとるものの、国内の秩序は乱れ、経済もまた疲弊していきます。
おわりに
イランとアフガニスタンの近代化をみてきました。
まとめると、こんなかんじです。
・トルコマンチャーイ条約
・バーブ教徒
・タバコ=ボイコット運動
・アフガン戦争
この記事が、イランとアフガニスタンの近代化を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。
では、また。




