西アジア三大帝国 ─ ティムール朝・サファヴィー朝・オスマン朝・首都・スンナ派/シーア派・ヨーロッパ【世界史】

どうも、りきぞうです。

大学のころから、世界史に親しんできました。

大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。

・西アジア三大帝国の流れを知りたい
・大事なキーワード&人物は?
・各時代のポイントは?

きょうは、この問いに答えていきます。

西アジア(中東地域)では、イスラーム王朝が分裂し、モンゴル帝国が衰退したあと、3つの大きな帝国があらわれます。

  • ティムール朝
  • サファヴィー朝
  • オスマン朝

です。

モンゴル帝国が衰えたあとの西アジアにかんしては、この3カ国をおさえるのがポイントです。

以下、各王朝のキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。

なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。

西アジア三大帝国① ─ ティムール朝

ビビハニム・モスク

ティムール朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・都市サマルカンド
・アンカラの戦い(vs オスマン帝国)
・都市ヘラート
・トルコ=イスラーム文化
重要人物
・ティムール
ポイント
・西チャガタイ=ハンの混乱に乗じて成立したティムール朝は、モンゴル帝国の再興をはかった

ティムール朝については、国名の由来であるティムールが、それまで仕えていた西チャガタイ=ハンから独立し、みずからの王朝をひらいた点をおさえるのがコツです。

そのさい都をサマルカンドにおき、そこを拠点に隣国オスマン朝と争い、晩年には明王朝にも戦いをいどみました。

ティムールはイスラームを信仰していましたが、それ以上に、モンゴル帝国の再興をいちばんの目的に征服活動をおこなっていました。

このこともティムール朝を知るポイントになります。

出典:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。

西アジア三大帝国② ─ サファヴィー朝

イマーム広場

サファヴィー朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・タブリーズ(都市)
・十二イマーム派(シーア派)
・シャー(王号)
・イスファハーン(都市)
重要人物
・イスマーイール1世
・アッバース1世
ポイント
・サファヴィー朝の時代に、イラン人のあいだにシーア派が広まっていった
・都市イスファハーンは「イスファハーンは世界の半分」といわれるほど繁栄をきずいた

ティムール朝の衰退に代わって台頭したのがサファヴィー朝です。

イスマイール1世がきずいた王朝ですが、かれらは過激なほどシーア派(十二イマーム派)を信奉し、イラン一帯にシーア派をひろめ、根づかせました。

いまでもイランにシーア派が多いのは、サファヴィー朝の影響からです。

またアッバース1世がたてた首都イスファハーンは、「イスファハーンは世界の半分」とうたわれるほど経済面で大きく繁栄しました。

以上をおさえるのがサファヴィー朝を理解するポイントです。

出典:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

詳しい内容は、こちらです。

西アジア三大帝国③ ─ オスマン朝

スレイマン・モスク

オスマン朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・アンカラの戦い
・ウイーン包囲
・カピチュレーション政策
・ミレット制
重要人物
・メフメト2世
・スレイマン2世
・セリム2世
ポイント
・ビザンツ帝国を滅ぼし、コンスタンティノープルに遷都したメフメト2世は、ヨーロッパ世界に衝撃をあたえた
・オスマン朝はスレイマン1世のときに最盛期をむかえ、ウィーン包囲により神聖ローマ帝国を追いつめていった

王朝初期にはティムール朝と争い、中期にはサファヴィー朝と死闘をくりひろげたのがオスマン朝です。

スレイマン1世のときに最盛期をむかえ、西方に位置するウィーン包囲し、ヨーロッパ世界に衝撃をあたえました。

オスマン朝の歴史は長く、各皇帝がどんな外交をおこなったのかを知るのが理解のポイントになります。

出典:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

詳しくはこちらです。

またオスマン朝では、

・ティマール制
・ミレット制
・イェニチェリ軍制

といった制度がしかれ、独特の統治をおこないました。

オスマン朝については、覇権争いの展開だけではなく、統治のしくみや社会のなかみを知っておくもの重要になります。

この点もこちらの記事でかんたんにまとめました。よければ参考にどうぞ。

おわりに

西アジア三大帝国をみてきました。

つぎの3つの王朝をおさえると、西アジアの三大帝国はすっきり理解できます。

・ティムール朝
・サファヴィー朝
・オスマン朝

この記事が、三大帝国の流れを知りたい人のヒントになれば、うれしいです。

では、また。