【働き方】これからは、出稼ぎと出戻りをくりかえす流れに。

どうも、リキゾーです。

これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。

働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。

先日、こんな記事を書きました。

参考 : 多拠点生活のメリット / デメリット | rikizo amaya



それに関連して、働き方も「出稼ぎと出戻りをくりかえすようになるだろうなぁ」と思うになりました。

つまり、都市と地方をいったりきたりする、ふだんは田舎で暮らし、たまに都心にやってくるみたいな働き方です。

きょうは、その背景を考えてみます。

結論を先にのべると、出戻り&出稼ぎをくりかえすようになる理由は、つぎの3点です。

  1. 情報産業の普及
  2. 都市の生活コストが高すぎ
  3. 地方がおトクに

以下、カンタンにふれていきます。

都会暮らしにウンザリしている方、ネットメインで仕事を済ませようとしている方──こんな人たちのヒントになればうれしいです。

これからの働き方は「出稼ぎと出戻りをくりかえす」

くりかえすと、これからは「出稼ぎと出戻りをくりかえす働き方」が主流になります。

その理由と背景は、つぎのとおりです。

  1. 情報産業の普及
  2. 都市の生活コストが高すぎ
  3. 地方がおトクに

ひとつひとつ説明します。

① 情報産業の普及

95年に『Windows』が発売され、本格的にインターネット社会がスタートしました。

それから30年ちかく経ち、(ようやく!)働き方にも影響を及ぼすようになりました。

具体的には、同じ時間・同じ場所に集まり、みんなでいっせいに作業する必要がなくなったわけです。

〆切のため、同じ時間に手を動かさないといけない──。

ブツを手にとってもらうため、同じ場所に集まらないといけない──。

チームの結束を高めるため、全員がいっしょに業務にあたらないといけない──。

……などなど、よほどのコトがないかぎり、同じ時間・同じ場所で、みんないっせい働く必要はないわけです。

工業産業の働き方

いっぽう、工業産業はちがいました。

みんなが同じ時間&場所に集まり、手を動かさないといけませんでした。

その理由は単純で、施設&機械のコストが膨大だったからです。

各個人が1つの工場を持てるほど、資本設備が安くなかった。

ある意味で、みんなが1つの設備をシェアするかたちで、モノを生産するしかありませんでした。

もちろん、そこには資本家 / 労働者の対立があり、働き手は稼ぎをしぼり取られる構造もある。

ズルがしこい資本家のイメージが見えかくれしますね。

とはいえ、モトをたどれば、資本設備のコストが高く、手を動かす人たちは、ほかの人たちと手を組んで、モノをつくるしかなかったのがイチバンの要因です。

そこから、同じ時間・同じ場所で、みんないっせい働く慣習ができたわけです。

このあたりのプロセスは、つぎの本で詳しく書かれています。



参考 : M.J.ピオリ(他)『第二の産業分水嶺』 | ちくま学芸文庫

と考えれば、産業構造が「工業」から「情報」へシフトしてるにもかかわらず、いまだに同じ時間に出社して働いているのは、「工場働き」の〝なごり〟と言えます。

時間にカンケーなく、離れていてもやり取りできる業務の場合は、じかに顔を合わせなくてもいいわけです。

なので、惰性で残っている〝ルール〟さえ取り除けば、通勤せずとも作業でき、好きな時間・好きな場所で働けます。

それにより、都市と地方をいったりきたりして、移動しながら働けるワケです。

コレが1つの目の理由です。

② 都市の生活コストが高すぎ

なぜ出戻り&出稼ぎをくりかえす働き方になるのか。

2点目はコレです。

都心暮らしは、お金がかかりすぎるんです。

東京都・財務局

もちろん食品や日用品のコストは低いですが、土地の価格=住宅価格があまりに高すぎます。

都内ならワンルームでも7万円代がフツーですし、シェアハウスにしたって〝せまっこい場所〟に押し込まれることになります。

お金の面でも、きもちの面でも、都会暮らしはシンドく、ゆとりがありません。

さらに、そこに1点目の理由がくわわり、情報産業では時間と場所を選ばずとも、作業をこなせる。

あえて都心にいる意味はなく、各地方を転々しつつ、たまに都会にやってくるスタイルでも働けるわけです。

これが「出戻り&出稼ぎをくりかえす」ようになる理由の2つ目です。

③ 地方がおトクに

さいごはコレで、人口減少により、これから地方には空き家がジャンジャン増えていきます。

出典 : 野村総合研究所

無断で寝泊まりするヤカラが増えたりと、社会問題になる可能性もあります。

そのまま放っておくより、何かしら活用しようと、宿泊施設にしたり、コアワーキングスペースにしたりする流れが出てきます。

さらにネットの普及で、デジタル情報の娯楽については、都心と田舎の差はまったくないので「ヒマをもてあます」心配もありません。

こうなると、ずっと都心部に住みながら、働いている理由がわからなくなり、おのずと「出稼ぎ&出戻りをくりかえす」働き方へシフトするようになります。

これが3点目の理由です。

まとめ

うえにのべたとおり、いまはまだ「工場働き」の〝なごり〟で、同じ時間、同じ場所に集まり、いっせいに手を動かす働き方が主流です。

とはいえ、「会社を維持するために生産性を上げるしかない」とわかれば、効率性のわるいワークスタイルは廃れていきます。

そのときの働き手は、同じ時間に通勤なんかせず、好きな時間、好きな場所で働いているでしょう。

都市と地方をいったりきたりする、「出稼ぎ&出戻りをくりかえす」働き方にシフトしているはずです。

あわせるように、ネットで業務が完結するように働きつつ、ふだんの仕事にあたっていきたいモンです。

都会暮らしにウンザリしている方、ネットメインで仕事を済ませようとしている方──こんな人たちのヒントになればうれしいです。

ではまたー。