バカリズム『クイズ』感想&レビューです。

公演日 2009年9月18日〜9月20日
収録 プロローグ「クイズ地獄」
暮れなずむ町
図るなら
日本要するに昔話(1)
久保家の縁談
3.14
日本要するに昔話
正義感
正直村と嘘つき(2)

どうも、コント作家のりきぞうです。

きょうも、コント作品をレビューしていきます。

取りあげるのは、バカリズム『クイズ』。

「バカリズム」になってから、6回目の単独ライブを収録したものです。

『図るなら』は、コントでは定番の〝自殺ネタ〟。

バカリズムさんならではの心理戦で、見ごたえがあります。

『久保家の縁談』『正義感』では、語感でもって笑いをおこす。

いいかんじに、仕上がっています。

『正直村と嘘つき』は、こちらのアタマをつかわせる作品。

「論理学」っぽく、好みが分かれるかもです、

今回もバカリズム・ワールドを堪能できました。

それにしても、クオリティを保ったまま、年に1度のペースでライブを開催しているんだから、すごいです。

個人的に良かったのは、「暮れなずむ町」「3.14」「日本要するに昔話 ① & ②」 ─ 。

以下、くわしくみていきます。

『暮れなずむ町』

あらすじ

教室。

赤ネクタイで、グレーのジャケットをきた教師が授業をしている。

ひととおり終えて、さいごに注意事項をはなす。

さいきん、クラスのなかで、わたしが「金八先生」をパクっているとウワサする連中がいる。

全力で否定するが、髪をかけあげたり、「バカチンがぁー!」と叱りつけたり……。

もはやモノマネしているのはあきらかで……。

ひとこと

金八先生おなじみのフレーズが連発します(笑)

生徒たちのすがたは見えないんですが、先生の動きから、生徒たちのリアクションが想像できます。

うまいなぁ。

『3.14』

あらすじ

クラスのみんなに、転校生があいさつをはじめる。

「暗記が得意」
「円周率 3.14 を100ケタまでいえる」
「徳川将軍15代をすべていえる」
「山の手線の駅もぜんぶいえる」

そう豪語をしたうえで、さっそく披露する。

しかし円周率は「.14」以降いえない。

将軍名も「家康」以外出ず、駅名も「新宿」しかいえない。

挑戦をつづけるが、そのうち「3.14!」、「家康!」、「新宿!」を叫ぶだけになり……。

ひとこと

全体をとおして、イチバンおもろしかった。

めちゃくちゃ笑いました。

枕ことばのように、あいだあいだに「家康!」をはさみ、円周率、将軍名、駅名に挑戦する。

どれもうまくいかず、泣きじゃくってしまう。

すこし〝プライドの高そう〟なしゃべり方が、いっそう笑いをさそいます。

『日本要するに昔話 ① & ②』

あらすじ

紙しばいで、『わらしべ長者』『かさじぞう』などの「むかしばなし」を披露する男性。

しかし登場人物は、「塚本」「平井」など、やたら〝身近な〟名まえ。

出てくる人物はすべてオジサンで、むさくるしい。

それでもはなしの要点はつかんでいて……。

ひとこと

フリップ芸で「紙しばい」を披露。

バカリズムさんが得意とするネタですね。

無表情のオジサンの絵柄が、クスクスとした笑いをさそいます。

テキストでは限界があるので、せびじかで観てほしいです。

まとめ

こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。

ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。

ちがう記事ものぞいてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。