| 発売日 | 2019年4月 |
| 収録 |
彼氏のお母さん 女社長 検尿 偏見 友達の妹 漫才 遺産相続 やる男先輩 逃げてきた花嫁 カフェ |
どうも、コント作家のりきぞうです。
きょうも、コント作品をレビューしていきます。
取りあげるのは、ニッチェ『プリンアラモード』。
『彼氏のお母さん』は、カレシの母親が「忍者」をやっているおはなし。
はなしの設定がうまく、ついつい笑ってしまいます。
『偏見』は、むすこのカノジョと、親のやりとり。
カノジョが「黒いマスク」をつけているところからストーリーが展開していきます。
共感しつつ笑ってしまいますね。
『カフェ』は、開店初日に、強盗に入られるオーナーのおはなし。
はじめての客が、強盗だったことで、ショックをうける女店長。
その怒りから、強盗にたいして強権的になる ─ じょじょに立場が変わっていくようすが、おもしろいです。
ラストにふさわしく、オチもほのぼのしていてよかったですね。
これまでの作品もそうですが、全般的に演技がほんとにうまい。
ネタの精度がイマイチでも、演技の質が、めちゃくちゃ高いため、あきることなくみれてしまいます。
あらためてコントでは演技力が大事だなぁと気づかせてもらいました。
…
個人的に良かったのは、「女社長」、「友達の妹」、「逃げてきた花嫁」 ─ 。
以下、くわしくみていきます。
目次
『女社長』
あらすじ
ファミレス。
オーナーである女社長が、バイトのおばちゃんに変装し、働いている。
ねらいは、現場のようすをさぐるため。
知らない店長は、おばちゃんにたいして、ビシビシ指示をだす。
接客態度がなってないことを指摘し、きびしく指導する。
あまりにつよい口調に、しびれをきらした女社長は、みずからの正体をばらす。
しかし店長は、いっさい〝物怖じせず〟、バイトの店員としてあつかい、きひしくあたり……
ひとこと
相手の態度が〝ひっくりかえる〟ことをねらう女社長 ─ しかし予想が外れます。
むしろ店の社長のくせして、お客さまに失礼は接客をしたことを、メタメタにののしられる。
まっとうな言い分に、女社長は、なにも言い返せない。
立場がひっくり変わりそうで、変わらない ─ このヒネったかんじが、シナリオとして、ほんとにうまいです。
『友達の妹』
あらすじ
友だちの家に勉強しにきた女子高生。
友だちが買い物にいっているあいだに、ひとりでつくえにむかっている。
そこへ友人の妹らしき女の子が、部屋にのぞきにやってくる。
しかし、こちらから愛想よく話しかけても、無視をしつづける。
ほっとくものの、
・なにかの大会でゲットしたメダルをアピールする
などなど、かまってほしい雰囲気をだしてくる。
仲良くなろうと、もう一度、はなしかけてみるが……
ひとこと
一貫して、姉の友人に〝敵対意識〟をもつ女の子 ─ 。
少女を演じる江上さんが、いい味を出しています。
キャラメインのコントであるいっぽう、なぜが対抗心をもやす女の子のふるまいが、ほんとにおもしろい。
おもちゃの BB弾 をうちこまれる近藤さんのリアクションも、よかったです。
『逃げてきた花嫁』
あらすじ
公園をぶらつく少女 ─ 。
そのときウェディングすがたの女性が、走ってやってくる。
映画でしかみたことない状況に、女の子はおどろく。
けれどよくよくみると、花嫁の女性は、じゃっかんおブスで、おデブ。
と、大声でののしる。
失礼な態度の少女に、とまどう花嫁 ─ 。
しかし結婚式から逃げてきた理由をきくと、女性にも、かなりの問題があり……
ひとこと
いっけん江上さん演じる少女が、ボケ役かと思いきや、花嫁のほうに問題がある展開 ─ このヒネリがおもしろいです。
たんたんとおかしなことをのべる花嫁に、少女がキレのある口調で、ツッコミをいれていきます。
テンポがよく、ついつい笑ってしまいます。
おブスながらも、詩的な女性を演じる近藤さんも、いいかんじでしたね。
まとめ
こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。
ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。
ちがう記事ものぞいてみてください。
ではまた。
よきコントライフを〜。


