蔦屋書店の使い方を紹介 ─ 新刊本のチェックや雑誌の流し読みがおすすめの活用法【利用歴5年】

どうも、りきぞうです。

約5年ほど通い、新刊本のチェックや雑誌の流し読みなど、蔦屋書店をうまく活用してきました。

・蔦屋書店って、なに?
・蔦屋書店って、どう使うの?
・おすすめの活用方法は?

きょうは、この問いに答えていきます。

ポイントは、つぎのとおり。

ポイント
・蔦屋書店はスタバとコラボしたコンセプトストア
・コーヒー1杯で新刊本&雑誌を好きなだけ読める
・「新刊本のチェック」「雑誌の流し読み」などが、おすすめの使い方

以下、目次に沿って、みていきます。

蔦屋書店の特徴&しくみ

蔦屋書店は、レンタル事業で有名な TSUTAYA が手がけた店舗。

スターバックスとコラボしたコンセプトストアで、コーヒーを飲みながら、新刊本や発売されたばかりの雑誌を好きなだけ読むことができます。

都心や郊外に住んでいる人なら、一度は訪れたことがあるかと思います。

きほん、並んでいる本はすべて読み放題。ジャンルも、最新のビジネス書から実用書、文藝本や学術書まで、かんたんな本かむずかしい本まで、ありとあらゆる書籍がそろっています。

(ただし、マンガはいっさい置いてないので注意)

とはいえ、こんなかんじでほとんどの本が読み放題なわけですが、戸惑うのは、その使い方。

利用者からすれば、

「コーヒー1杯で、新刊本や新刊雑誌が、タダで読めていいの?」

と思うはず。

もちろんそこは TSUTAYA 側も、おりこみ済みです。蔦屋書店のねらいは、本を買わせることではなく快適な読書体験にあります。

つまり、モノを買わせるのが目的ではなく、サービスを味わってもらうのが TSUTAYA 側のねらいなんですよね。

なので、利用者は遠慮することなく、新刊本をじゃんじゃん読んで良いわけです。

ドリンクを買わずに読む人……

なお、たまに店舗にいくと、スタバのコーヒーを買わずに単行本を読んでいる人います。つまり「完全にタダ」で読んでいるわけですが、いちおうこれも問題ありません。

あくまでも、ふつうの書店と同じように「試し読み席」とされるからです。

とはいえ、いわゆるマナー的には「どうかな?」と。

わたしの場合は、どうにもタダで本を読むのに抵抗があるので、蔦屋書店のコンセプトに合わせて、しっかりとスタバでコーヒーを買って読むようにしています。

ちょっとした寄付だったり、サービス料を支払う意味で、なにかしらスタバのドリンクは買うようにしています。

このあたりは、出版社や蔦屋書店にたいする態度の違いですが、できることなら、コンセプトに合わせて、ドリンクや食事を買うがベターじゃないかなと思います。

蔦屋書店の使い方

特徴&しくみが分かったところで、蔦屋書店の使い方(活用法)を紹介したいと思います。

わたしは蔦屋書店をつぎの3つの用途で使っています。

  • 新刊本のチェック
  • 雑誌の流し読み
  • 気になっていた本の確認

新刊本のチェック

まずは新刊本のチェックです。蔦屋書店では、ふつうの店舗と同じく、新しく出たビジネス書や学術書が、出版初日に並びます。

そのため、最新の情報をキャッチするためにも蔦屋書店に行き、本の内容を確認しています。

読み方は、

・はしがき

・もくじ

・あとがき

の順で、ページをパラパラめくります。

で、第1章の半分くらい読んで「おもしろいな」と思ったら、その場で購入するかんじです。

(ただし、あまりに分厚い本だったり、購入する本の数が多いときは、自宅まで持ち運ぶのがシンドいので、後日ネット通販で購入します)

こんなふうに、新刊本のなかみを気軽にチェックできるのが、蔦屋書店の魅力だったりします。

雑誌の流し読み

以前の記事で書いたとおり、きほん雑誌は、iPad とdマガジンを使って読んでいます。

こちらは、たった月額440円(税込)で、あらゆる雑誌が読み放題なので、たいへん重宝しています。

» dマガジン(31日間無料)

ただし、dマガジンにも掲載されていない雑誌がいくつかあります。

具体的には、

・『文藝春秋』
・『中央公論』
・『Newton』

などの文芸誌や学術雑誌です。

これらdマガジンで読めない雑誌は、蔦屋書店を活用して読むことにしています。

先ほど述べたとおり、蔦屋書店は、いっぱんの書店と変わらないので、新刊雑誌がほぼ取りそろえてあります。

この点も蔦屋書店のすばらしいところです。

またデジタルとは違う、紙の感触で読みたいときにも、蔦屋書店に行き、雑誌を読むようにしています。

インターフェイスを変えることで、コンテンツにたいする印象も変わるので、その体験を味わうためにも、わざわざ紙の本で読んだりもしています。

気になっていた本の確認

さいごが、気になっていた本の確認です。

新刊本じゃなくても、前々から気になって読もうとしていた本って、けっこうありますよね。

ベストセラーの本だったり、自分が好きな分野の名著だったり。

とはいえ、そういう本は図書館にいっても長い期間、予約でいっぱいだったりします。また、ふつうの書店に行っても、立ち読み程度では、内容をなかなか把握することはできない。

そんなときに蔦屋書店を活用することにしています。

さいわい蔦屋書店は、そのジャンルでは基本図書とされている作品を、ちゃんと取りそろえています。たとえば、わたしの好きな世界史のジャンルでは、

・木村靖二(ほか)『詳説 世界史研究』(山川出版社)
・マクニール『世界史』(中公文庫)

などが、しっかり並んでいます。

ほかの分野でも同様で、大型書店や図書館では確認しづらい書籍を、コーヒー片手に、なかみを詳しくチェックすることができます。

それでもし気に入れば、その場で購入でき、帰りの電車や、自宅に帰ったあとも、そのつづきを読むことができます。

こんなふうに、気になっていたものの、なかなか内容を確認できない本を確認し、購入の検討つけることができるのも、蔦屋書店の魅力であり、うまい活用法かなと思います。

おわりに

蔦屋書店の活用法をみてきました。

まとめると、こんなかんじ。

ポイント
・蔦屋書店はスタバとコラボしたコンセプトストア
・コーヒー1杯で新刊本&雑誌を好きなだけ読める
・「新刊本のチェック」「雑誌の流し読み」などが、おすすめの使い方

この記事が、蔦屋書店の活用法を知りたい人の参考になれば、うれしいです。

では、また。