どうも、りきぞうです。
大学時代をふくめると約10年ほど、都内の古本屋さんをめぐってきました。
・ディープな漫画がある場所を探している
・ムズかしい学術書や古典作品がある古書店を教えてほしい
きょうは、この問いに答えていきます。
おすすめの古書店は、つぎのとおり。
・愛書館中川書房(〃)
・ほん吉(下北沢)
・古書ビビビ(〃)
・よみた屋(吉祥寺)
・バサラ・ブックス(〃)
・百年(〃)
かれこれ10年くらいは東京の古書店をめぐってきました。
この間、つぶれた店だったり、新しくできたお店だったりと、さまざま。
そこで今回は、いまの時点で「ここだ!」と感じる東京の古本屋さんを紹介していきたいと思います。
ピックアップした基準は、
・学術書が多いこと
・値段が安いこと
の3つです。
ネットで[東京 古本屋]で検索すると、いわゆる「キュレーション記事」が散見されます。けれどここでは、そういった「まとめサイト」で書かれるお店は紹介しません。
あくまで、わたしの好みと経験から
という古書店だけを取り上げました。
選んだお店は、かなり偏っているかもしれませんが、ご容赦ください。
なお、いっぱんに、
・早稲田
・本郷
が「3大古書街」とされますが、ネット通販の普及もあって、最近はそうとも言えなくなっています。
閉店する古書店がだんだんも増え、なかでも早稲田と本郷は、けっこうな勢いで無くなってきています。
いっぽう、下北沢と吉祥寺には、むかしからある古本屋をふくめて、新しいお店が増えてきている印象です。
なので、東京で古書店を探している人 or 古本屋さん巡りをしたい方は、
・下北沢
・吉祥寺
の3ヶ所をまわると良いかなと思います。
前置きが長くなりました。
以下、目次に沿って、それぞれのお店をみていきます。
目次
おすすめ① ─ 小宮山書店
まずは、神保町界隈から。
1つ目は小宮山書店さんです。
このお店は2階建てで、学術書や古典作品がたいへん充実しています。
2階には、マイナーな海外文学だったり、おカタめの哲学書や教養書が、ところせましと並んでいます。それでいて値段もお手ごろなので、ふつうの人でも入手しやすい
また1階には、美術書が多くならび、美大生らしき学生さんが、いつも本をチェックしていたりします。
神保町のなかでも、バランスのとれた古本屋さんです。
おすすめ② ─ 愛書館中川書房
神保町での2つ目は愛書館中川書房さんです。
こちらも古典作品や学術書をはじめ、品ぞろえが充実しています。
価格も安く、ほかの店では高価だった古本も、かなりの確率で割引されて販売されています。
お店のスペースも小規模で、5分もあれば、すべて回ることができます。さっと立ち寄るには、最適な古本屋さんです。
おすすめ③ ─ ほん吉
つづけて、下北沢へ。
下北沢周辺にはそれこそ〝雨後のたけのこ〟のように、いろんな古書店が出店したり、閉店したりしています。
そんななかでも、このほん吉は、むかしからある古書店で、置いてある古本も、マイナーな作品から、最近の学術書まで、幅ひろくカバーしています。
値段も手ごろなので、わたしも下北沢には来たら必ず立ち寄るようにしています。
ただし、わりと店内はごちゃついているので、お目当ての本を探すには人とぶつからないよう、ちょっとした注意が必要です😅
なお、はじめに述べたとおり、ここ最近は下北沢界隈は古書店の数が一気に増えました。
新しいコンセプトの古本屋さんもたくさんあるので、古書店めぐりをするなら、下北沢が、いちばんかなと思います。
おすすめ④ ─ 古書ビビビ
こちらもわりと昔からあるお店です。
やはりサブカルの街だけあって、演劇から音楽関連の本が、たくさん並んでいます。
下北沢に舞台やライブを観に来た人なら、訪れたいお店です。
個人的にも、古典作品だったり、サブカルチャーにかんするディープな考察をした書籍が並んでいるので、たびたび訪れています。
いま紹介したほん吉のそばにあるので、その足でふらっと立ち寄るかんじです。
なお、はじめに述べたとおり、ここ最近は下北沢界隈は古書店の数が一気に増えました。
新しいコンセプトの古本屋さんもたくさんあるので、古書店めぐりをするなら、下北沢が、いちばんかなと思います。
おすすめ⑤ ─ よみた屋
ラストは吉祥寺方面。
吉祥寺も古くから古書店がたくさんあり、良いお店がたくさんあります。
まずはよみた屋さん。吉祥寺を代表する古本屋さんで、地元の人も本を売りに来たりと、地域の方に愛されているお店です。
こちらもマイナー作品から学術書まで品ぞろえ豊富で、値段もお手ごろ。
店員の方もキビキビしていて、愛想の良い方なので、たいへん入りやすい本屋さんです。
本好きなら、吉祥寺に来て、さいしょに立ち寄りたいところですね。
おすすめ⑥ ─ バサラ・ブックス
吉祥寺の2軒目はバサラ・ブックスです。
こちらは駅のすぐそばにあり、アクセス抜群です。ただし駅から近いぶん、お店のスペースは〝激狭〟で、5人もいたら、いっぱいになってしまいます。
とはいえ、置いてある本は、どれも〝ディープなもの〟ばかりで、ついつい長居してしまいます。
小説などの古典作品はもちろんのこと、コミックやマンガなども充実しています。いわゆるサブカル系の人にとっては、たまらないお店かなと思います。
おすすめ⑦ ─ 百年
さいごは百年です。
ここは以前、『アメトーク』で又吉さんが紹介していましたね。
アパートを改装したお店で、古典作品から学術書まで、幅ひろく取りそろえています。
店の奥には、美術関連の本が並び、センス良さげな方が、パラパラと写真集をめくっています。
店の雰囲気もよく、いったん知れば、何度も足を運びたくなるような古本屋さんです。
おわりに
東京でおすすめの古本屋をみてきました。
まとめると、こんなかんじです。
・愛書館中川書房(〃)
・ほん吉(下北沢)
・古書ビビビ(〃)
・よみた屋(吉祥寺)
・バサラ・ブックス(〃)
・百年(〃)
この記事が、東京で古本屋さんを探している人の参考になれば、うれしいです。
では、また。