どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・各時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
インド史は、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- インダス文明
- アーリア人の進出
- 新宗教の成立
- マウリヤ朝
- クシャーナ朝
- グプタ朝&ヴァルダナ朝
- 南インドの諸王朝
- デリー=スルタン朝
- ムガル帝国
以下、各王朝のキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。
なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
インドの歴史① ─ インダス文明

インダス文明のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・ドラヴィダ人
・モエンジョ=ダーロ
・ハラッパー
インダス文明については、下流域にモヘンジョダロ遺跡が、上流域にはハラッパー遺跡が残っている点をおさえるのがポイントです。
とくにモヘンジョダロでは、レンガをつかった都市が形成され、見つかった印章には(未読の)インダス文字が刻まれています。
各遺跡の特色を知っておくのも重要です。
詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。
インドの歴史② ─ アーリア人の進出

アーリア人進出のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・バラモン教
・ヴァルナ制
・バラモン/クシャトリア/ヴァイシャ/シュードラ
・カースト制
アーリア人の侵入については、進出ルートと、インドへ南下したときの年代をおさえるのが大事です。
またアーリヤ人が移り住んできたことで、インドにはバラモン教とヴァルナ制が成立します。
ヴァルナ制とは身分制度のことで、各階層の関係性を理解するのも重要です。

詳しい内容は、こちらです。
インドの歴史③ ─ 新宗教の成立

新宗教成立のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・ブラフマン
・アートマン
・仏教
・ジャイナ教
・ヴァルダマーナ
新宗教については、アーリヤ人進出後、ガンジス川流域で稲作農業や商工業が発展し、貧富の差が開きます。
それを背景に、バラモン教に不満をもつ都市国家がつくられ、そこから仏教をはじめとする新たな宗教がぞくぞくうまれます。
新宗教にかんしては、これら一連の流れをおさえるのがポイントになります。
くわえて、仏教&ジャイナ教&ウパニシャッド哲学の特色を知っておくと良いです。
詳しくはこちらです。
インドの歴史④ ─ マウリヤ朝

マウリヤ朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・コーサラ国
・ダルマ
・石柱碑
・第三回仏教結集
・アショーカ王
・アショーカ王はダルマ(法)にもとづく政治をおこない、仏教を積極的に保護した
インド一帯をはじめて統一したのがマウリヤ朝です。
チャンドラグプタによりたてられ、アショーカ王のときに最盛期をむかえます。
またダルマとよばれる法によって統治されていた点もおさえておきましょう。

詳しくはこちらです。
インドの歴史⑤ ─ クシャーナ朝

クシャーナ朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・大乗仏教
・ガンダーラ美術
・ナーガールジュナ
マウリヤ朝からしばらくあいて、ふたたびインド統一を果たしたのがクシャーナ朝です。
有名なカニシカ王のときに最盛期をむかえ、彼は仏教を手あつく保護します。
その後、仏教内部でも改革がおこなれ、そのうちの上座部仏教は東南アジアへ、大乗仏教は中国&日本に伝わっていきます。
クシャーナ朝については、仏教のなかみがどう変わり、どのようにして他国へ広まっていったのかをおさえるのがポイントになります。

詳しくはこちらです。
インドの歴史⑥ ─ グプタ朝&ヴァルダナ朝

グプタ朝&ヴァルダナ朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・シヴァ神/ヴィシュヌ神/ブラフマー神
・『マヌ法典』
・『マハーバーラタ』&『ラーマーヤナ』
・グプタ様式
・石窟寺院
・ナーランダー僧院
・ハルシャ王
・玄奘
・義浄
クシャーナ朝が滅亡後、再度インドを統一たのがグプタ朝です。
グプタ朝でも仏教はさかんに信仰されましたが、いっぽうでバラモン教をルーツとするヒンドゥー教も広まっていきます。
それに合わせて、サンスクリット文学や『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』などのインドの古典文化が完成することになります。
グプタ朝滅亡後は、ヴァルダナ朝が成立し、ちょうどこの時期に中国の唐から僧侶の玄奘がたずね、ナーランダ僧院で仏教を研究することになります。

詳しくはこちらです。
インドの歴史⑦ ─ 南インドの諸王朝

南インドの諸王朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・サータヴァーハナ朝
・季節風貿易
・チョーラ朝
南インドの王朝については、ドラヴィタ系の王国が重要で、歴代の王朝は季節風を利用して、西のローマと積極的に海洋交易をおこっていました。
一連の貿易ルートをおさえるのが、ポイントになります。
詳しくはこちらです。
インドの歴史⑧ ─ デリー=スルタン王朝

デリー=スルタン王朝のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・スーフィズム(神秘主義)
・アイバク
・ロディー朝ではヒンドゥー教を認めるつつ、スーフィズム(神秘主義)により人びとのあいだでイスラーム化がすすんでいった
ヴァルダナ朝が滅亡したあとは、インドは各地の王家がしのぎをけずる分裂時代をむかえます。かれらは「ラージープート」とよばれ、ヒンドゥー教の名のもと、抗争をくりひろげました。
そんな分立した状態のインドに進出してきたのが、イスラーム勢力でした。
ガズナ朝&ゴール朝はインドに侵攻するだけで、定住して王朝をきずくことはありませんでした。
しかしゴール朝から独立した奴隷王朝以降、イスラームの人たちは王国をたてる事になります。
デリーに都をおいたため、かれら歴代の王朝はイスラーム王朝は「デリー=スルタン朝」とよばれます。
ここではデリー=スルタンの各王朝がどんな統治運営をおこなってきたのかをおさえるのがポイントになります。
詳しくはこちらです。
インドの歴史⑨ ─ ムガル帝国

ムガル帝国のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・タージ=マハル
・ヴィジャヤナガル王国
・マラーター王国
・シク教
・ウルドゥー語
・繊密画
・アクバル
・シャー=ジャハーンー
・アウラングゼーブ
・アウラングゼーブ帝は、ジズヤ(人頭税)を復活して、イスラーム教徒/ヒンドゥー教徒の対立を深めた
デリー=スルタン朝のあと、そのさいごの王朝であるロディー朝を倒して成立したのがムガル朝です。
それまでデリー=スルタン朝は、インド北部を中心に統治していましたが、ムガル朝はインド全域を支配下におさめ、ヴァルダナ朝以来、インド統一を果たします。
ただし国内ではイスラーム教徒とヒンドゥー教徒と対立がつづき、歴代の君主(皇帝)は、両派閥の調整に苦労することになります。
ムガル帝国にかんしては、イスラーム由来の統治制度や、タージマハルをはじめとする文化をおさえるのがポイントになります。

詳しくはこちらです。
おわりに
インドの歴史をみてきました。
インド史については、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- インダス文明
- アーリア人の進出
- 新宗教の成立
- マウリヤ朝
- クシャーナ朝
- グプタ朝&ヴァルダナ朝
- 南インドの諸王朝
- デリー=スルタン朝
- ムガル帝国
この記事が、インドを知りたい人のヒントになれば、うれしいです。
では、また。



