バナナマン『one-half rhapsody』感想&レビューです。

公演日 2018年8月
収録 GAME of which
Bitching
大村なつお
cocky TODA
snitching at the PIANO
one-half rhapsody

どうも、コント作家のりきぞうです。

きょうも、コント作品をレビューしていきます。

取りあげるのは、バナナマン『one-half rhapsody』。

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

『GAME of which』は、動物ゲームアプリで競うふたりのはなし。

ラジオでの、ふたりの雰囲気をそのままに、あらわしています。

『Bitching』は、独身と家庭持ちの男ふたりのはなし。

妻にたいする夫のグチを軸に、笑いをおこしていきます。

日村さんも結婚して、いろいろ不満がたまっているのでしょうか。。

個人的に好きだったのは、「大村なつお」「cocky TODA」「one-half rhapsody」 ─ 。

以下、くわしくみていきます。

『大村なつお』

あらすじ

演歌歌手の「大村なつお」。

付き人の「笹内」は、ミスを連発する。

舞台上、クギが出ているのに気づかずに、師匠の洋服にひっかけてしまう。

そんなかれにたいして、

「ミスをするようじゃあ、おまえにゲキを〝ぶつける〟ことはできない!」─ 。

と、厳しくあたる。

するといきなり、鼻メガネの男が、音楽にあわせて現れ、

「まちがってますよ」
「正しくは、〝ゲキをとばす〟ですよ」

戸惑う大村 ─ 。

その後も、なにかフレーズを言いまちがえるたびに、鼻メガネの男が、訂正しにやってきて……

ひとこと

前半は、コトバのやりとり(=言いまちがえのやりとり)でもって笑いをおこしていく。

いつもどおり、日村さんの〝おっちょこちょい〟な部分を前面に出したコントかなぁ、と予想 ─ 。

けれど後半は、一気に「歌ネタ」にかわります(笑)

ふたつのギャップが、よりいっそう笑いをおこしていきます。

キャラクターコントといえます。

それにしても、バナナマンさんのライブでは、個性のつよい演歌歌手が、出ていきますね。

毎回毎回、ちがった人物で、あきることなく笑えます

『cocky TODA』

あらすじ

会社のオフィス ─ 。

後輩・設楽が、会社のみんなでいった「ラフティング」の写真を、先輩・日村にみせる。

「楽しかったなぁ」と、しみじみふりかえる先輩 ─ 。

すると突然、

「あのときさぁ、新人の「戸田」が、わざとオレを川に落とさなかった?」

と、設楽にたずねる。

「ノリとはいえ、良くないと思っていましたが、靴で顔面をケリあげて、先輩を川に落としました」

と、設楽はこたえる。

納得のいかない日村 ─ 。

そこで、あのときの状況を確認するため、戸田の〝ふるまい〟を、設楽に再現してもらうが……

ひとこと

バナナマンさんのファンなら、このあとの展開は予想できますね。

再現はエスカレートし、設楽さんの「S」っぷりが発揮されます。(笑)

つづけて、戸田を「こらしめよう」ということになります。

けれど、戸田に先輩の「威信」をみせる策を練るはずが、日村さんが設楽さんに〝いいよう〟に扱われます。

何度も、日村さんが、じしんの「チ◯コ」情報を、こそこそ伝えるくだりには、めちゃくちゃ笑いました。

ふたりの〝かけひき〟が、ぞんぶんに楽しめるはずです。

『one-half rhapsody』

あらすじ

同級生の「ヒムラッキョ」と「オサムちゃん」 ─ 。

出世したオサムちゃんのタワーマンションに、ヒムラッキョが、ひざびさにたずねてくる。

思い出ばなしに、はなをさかせるふたり。

ふと、学生時代に、同級生「さくら」がラブレターを受けとったできごとの話題に。

結局あのときは、差し出し人がわからないまま、コトはながれていった。

けれど、ラブレターを渡した人物は、オサムちゃんで、ふたりは付き合っていたと知っていた、ヒムラッキョ ─ 。

さらにいま、その「さくら」が地元に帰ってきていて、プロポーズをしようと考えている。

じつは、ヒムラッキョは、オサムちゃんとサクラのカンケーをうたがい、真相をさぐりにやってきた。

事実をつたえられたオサムちゃんは……

ひとこと

バナナマンライブ恒例の長尺コントです。

あらすじだけをみても〝笑いゼロ〟ですね。

この作品では、同級生たちの役を、日村さんがひとりでこなす。

〝ドタバタぶり〟〝アタフタぶり〟が、笑いをおこしていきます。

その意味では、キャラクターコントにちかいです。

とはいえ個人的には、もうすこしストーリーに、ヒネリがほしかったなぁ、という印象 ─ 。

むかしの〝練りに練った〟シナリオにくらべると、ややパワーダウンしたかんじにみえます。

もちろん、バナナマンさんの世界観・雰囲気は、十分に味わえます。

おふたりのコントを観ていない人なら、満足はできるかなぁと。

まとめ


こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。

ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。

ぜひ、ちがう記事ものぞいてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。

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