バナナマン ─ おすすめのライブコント まとめ

どうも、コント作家のりきぞうです。

これまで、1000本ちかくコント作品をみてきました。

なかでも、バナナマンさんのコントには楽しませてもらいました。

みたいと思っている人も多いはず。

とはいえ、

・そもそも全部で何作品あるの?
・たくさんありすぎて、どれからみたらいいいのか分からない
・とくにおすすめはどれ?

─ こんな悩み&疑問をいだく人もいるかぁと。

そこで、この記事では、バナナマンさんの全作品をあげていきたいと思います。

結論を先にいうと、つぎのとおり。

りきぞう

バナナマンライブは、全部で27作品
トップ3は『ペポカボチャ』『kurukuru bird』『Cutie funny』
さいしょにみるなら、傑作選ライブ『PUNCH』『KICK』がおすすめ

といったかんじ。

以下、カンタンに概要&感想をあげながら、すべての作品をみていきます。

長文ですので、目次から、気になる作品にとんでもオーケーです。

※ 公演された年数順に並んでいます。

『処女』

収録日
収録 小池敏男1 刑事
修学旅行(ライヴバージョン)
設楽統のオレはすごい事を言う
バカ青春待ったなし
焼肉
寿司
小池敏男2
オサムクラブ(ライヴバージョン)
オサムクラブ その後
小池敏男3
エンドロール(BGM:東京ひとりぼっち)

バナナマンの最初のDVDです。

「収録」をみてもらえばわかりますが、ライブの模様を収めた内容というより、映像コント集みたいなかんじです。

初期の作品なので、あまり出来はよくありません。

ただ、いまのバナナマンにつながるモチーフはかいまみえます。

バナナマンの原点を見るには観ておいて損はない作品集です。

とくにファンにとっては、エンドロールの BGM 『東京ひとりぼっち』には、ジンとくるものがあるはず。

ここから2人のコントは始まっていくんですね。

総合
ながさ
(2.0)
おしゃれさ
(2.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(2.0)

『人間番号』

公演日 2000年5月7日
収録 人間番号
ピープル1
メリン
マモルの夏
ピープル2
新宿パワーセミナー
幸せな日々
セニョールヒラタケ
スライドボーイズ

ライブのもようを最初におさめた作品。

VHS or DVDで、かろうじて流通しています。

バナナマンさんの〝ほんわかした雰囲気〟が好きな人には、オススメの作品集。

シュール/ベタの区別できないトコが、おふたりの魅力ですね。

総合評価
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(2.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『RADIO DANCE』

公演日 2000年5月7日
収録 ORDINAL RELATION
「お前いたっけ?」
「お前の姉ちゃん見たよ」
「UFO」
とりあえず梅太郎
青春行進曲 オレンジ

こちらも、VHS or DVDで、かろうじて流通している作品。

『青春行進曲 オレンジ』では、バナナマンライブではおなじみの「赤えんぴつ」の誕生秘話が語られている。

いっぽうで、『箱』は、ホラー要素のつよいコント。

バナナマン初期の〝かげの部分〟が全面に出ているかんじが多いです。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(2.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『激ミルク』

公演日 2001年2月
収録 HIPPOPOTAMUS
LOST NATION
張り込み
CLEVER HOSTAGE
THIRD PERSON
赤えんぴつ
演説
ジャパニーズ ハートフル ソング
幸福の赤いえんぴつ
エキストラ大器晩成

初期の作品でも、バナナマンらしさが、すでに発揮されています。

個人的には、ここから作品の質が、一気にあがった印象をうけます。

おすすめは、「CLEVER HOSTAGE」

ちょっと残酷で、いまのバナナマンさんだったら、こういうのは作らないかもです。

総合評価
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『monkey time』

公演日 2001年7月
収録 日本順番
サマータイム
張り込み2~試練~
サマータイム2
DANCE&STOP
サマータイム1
恋人岬

初期作品のなかでは、おそらくトップクラスのできばえです。

とくに、ラストの長尺コント「恋人岬」が、圧倒的にすばらしいです。

個人的には、この作品をみて、バナナマンさんのスゴさが実感できました。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『private stock』

公演日
収録 ルスデン
ジャッキー設楽:マジックショー
バカ青春まったなし
ウソ
HOSPITAL

初期のライブから、バナナマンのふたりが、気にいった作品を収録したものです。

ひとつライブをおさめた内容でなく、アンソロジーみたいかんじです。

なによりみてほしいのは「ルスデン」。

このコントでバナナマンを知ったという人も多いのでは、ないでしょうか。

バナナマンコントのなかでもトップクラスの出来ばえで、構成力がハンパなく、すばらしいです。

よく怖いコントだといわれます。

とはいえ、日村さんが、パンツ一丁でアタフタするすがたなど、コメディ要素もたくさんあります。

ホラー/コメディの絶妙なバランスが、本作の魅力です。

ぜひチェックしてほしいです。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『ペポカボチャ』

公演日 2002年7月30日〜8月4日
収録 Pumpkin
オフィスのオバケ
ブルーフォーブラッフォー ガングリフォン
secretive person
mountain
赤えんぴつ
puke
rain
思い出の価値

バナナマンファンのなかでも、もっとも人気ある作品です。

本作でバナナマンさんの実力が認知されたかんじはあります。

序章となる「Pumpkin」では、設楽さんのロジカルな思考が、そんぶんに発揮されます。

「puke」は、友人の部屋で吐いちゃった男のアタフタぶりが笑いをさそう。

こちらも構成がすばらしい。

「思い出の価値」では、バナナマンコライブではおなじみ長尺コント。

笑いのなかにもホロリとさせる展開。

全体をとおして、バランスのとれた内容になっています。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

『Sugar Spot』

公演日 2003年 夏
収録 Prisoned in Turkey

Loser
ドッキリ
赤えんぴつ
一番大切な人

こちらも秀作がそろう作品。

前回の『ペポカボチャ』ほどではありませんが、かなり楽しめる内容になっています。

個人的には「Loser」がおすすめ。

合コンの作戦のねる友人ふたり ─ 設楽さん演じる〝できるふうの男〟が、さまざまなトラブル流れです。

それにホンロウされる男を日村さんが、ほんとにうまく演じています。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(3.0)

created by Rinker
ユニバーサル ミュージック

『Elephant pure』

公演日 2004年
収録 タダシ
Purely reckless
Destroy the comtosipion
GB
ハナからのハジマリ
赤えんぴつ
Froud in Phuket

こちらも秀作がそろう作品。

「Destroy the comtosipion」では、設楽さんお得意の言葉遊びが、笑いの軸。

結婚式のスピーチを素材に、笑いをおこしていきます。

「Froud in Phuket」は、ドラマ性の高い作品。

コントというより喜劇にちかいです。

・現地のボーイがヘンな日本語を覚えている
・日村さん演じる妻が、オネエ口調でしゃべる

など、笑いドコがたくさんあります。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

created by Rinker
ユニバーサル ミュージック

『good Hi』

公演日 2006年8月
収録 Haraguro no Namaiki
cuckoo costume party
karaoke
panic Attack
赤えんぴつ
The pitiful two in the philippines

ストーリー性の高いバナナマンライブ。

いっぽうこちらは、キャラクターメインの作品が多い印象です。

「先輩とオマエ」は、先輩演じる設楽さんの口調がなんとも、おもしろい。

プロットの展開はフツーながら、キャラクターの個性で、ついつい笑ってしまう。

「for people」は、恒例の長尺コント。

とはいえ、これまでの作品にくらべて構成に一貫性がありません。

こちらもストーリーより、キャラクターによる笑いがつよいです。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『bananaman PUNCH ─ 傑作選ライブ①』

公演日 2006年3月
収録 スライドボーイズ
secretive person
mountain
ベースのタク(初収録)
Loser
赤えんぴつ
桃ジュース
ディーダダ
自転車
恋人岬

傑作選ライブの1つです。

「傑作選ライブ」は、過去のライブで好評だったコントを厳選 ─ 。

もう一度、演じなおすことで、作品の魅力を再確認する、といったコンセントのもと、上演されました。

2006年から、2年に1度のペースで開催 ─ 。

以降、『KICK』 → 『CHOP』というタイトルがつづき、計3回おこなわれました。

今回は、その第1弾です。

『PUNCH』では、『処女』(1998年)〜『Sugar Spot』(2005年)から、よりすぐりの5作品が収録されています。

はなしの内容は、キホンそのままです。

ただ演出&演技面でみがきがかかっており、1度みたことある作品でも十分楽しめます。

おふたりのコントをみたことがない人は、この傑作選ライブを手にとるのがおすすめです。

総合
ながさ
(5.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(5.0)

『kurukuru bird』

公演日 2006年8月
収録 kurukuru bird
宮沢さんとメシ
too EXCITED to SLEEP
青い鳥
キャンプファイヤー
LAZY

傑作選ライブのいっぽうで開催した、オリジナル作品のみのライブ。

このころのバナナマンさんが、いかにライブにチカラをいれていたか分かりますね。

本作は、「花鳥風月」シリーズの1つ「鳥(=kurukuru bird)」にあたるものです。

これ以降、『SPICY FLOWER(=花)』 → 『疾風の乱痴気(=風)』 → 『wonder moon(月)』へとつづき、ワンセットになっています。

本作でなによりもみてほしいのは、「宮沢さんとメシ」。

おそらくバナナマンさんの作品のなかでも、イチバンにあげる人が、多いではないかぁと思います。

また、「キャンプファイヤー」では、設楽さん演じる、ふしぎなSキャラ「タカちゃん」が初登場します。

この人物は、「東京03」とのコラボ作品『hand made works』で再登場します。

このあたりのつながりを知るにも、おもしろい内容になっています。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

『SPICY FLOWER』

公演日 2007年8月
収録 uneducated
a shocking move
ギリギリセーフ
SKYDIVING
赤えんぴつ
No clue

「花鳥風月」シリーズの「花」にあたる作品です。

本作では、キャラクターよりも、ストーリー重視の作品が多い印象です。

なかでも、「a shocking move」&「No clue」の2本は、コントよりも上質な喜劇をみているようです。

「引っ越し」「出版の打ち合わせ」など、日常シーンを素材に、すばらしい構成で笑いを誘います。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『bananaman KICK ─ 傑作選ライブ②』

公演日 2008年
収録 宮沢さんとメシ
ルスデン
a scary story(初収録)
puke
Fraud in Phuket

傑作選ライブの第2弾『KICK』です。

『処女』(1998年)〜『kurukuru bird』(2005年)から、よりすぐりの計5本が収録されています。

第1弾『PUNCH』と同じように、はなしの内容は、キホンそのままです。

こちらも、演出&演技面でみがきがかかっており、1度みたことある作品でも十分楽しめます。

とくに「宮沢さんとメシ」&「ルスデン」のできばえがすばらしい。

いかにハイレベルなコントかがわかります。

『PUNCH』につづき、ぜひ手にしてほしい作品集です。

総合
ながさ
(5.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

『疾風の乱痴気』

公演日 2008年12月3日〜
収録 Fu
Bad Karma
風の如く
絵本
Confunded
赤えんぴつ
Wind Chime

「花鳥風月」シリーズの「風」にあたる作品。

こちらも秀作がそろっています。

個人的にはよかったのは、「絵本」。

絵本の朗読というおだやか雰囲気のなかで、ヤンキー口調でおたがい罵倒しあう ─ 。

そのコントラストが、笑いをおこします。

ラストは、じんわりにさせるのが、なんともよかったですね。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『wonder moon』

公演日 2009年8月
収録 wonder moon
hasty
the melancholic
4
Happy Birthday
赤えんぴつ
swear to the moon in Hawaii

「花鳥風月」シリーズの「月」にあたり、そのラストです。

本作は、ストーリー重視の作品がそろっています。

moon ということで、ファンタジー系の要素が、ふんだんにもりこまれている印象です。

個人的にいいなぁと思ったのは、「4」

日村さん演じるライターが、設楽さん演じる紳士のやりとり。

「4」にまつわる、ふしぎなエピソードをまじえながら、おはなしが展開していきます。

「swear to the moon in Hawaii」の長尺コントも、見どころまんさい。

全体をとおして、かなり満足できる内容になっています。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『bananaman CHOP ─ 傑作選ライブ③』

公演日 2010年
収録 ブルーフォー ブラッフォー ガングリフォン
pumpkin
The truth(初収録)
Destroy the comtosipion
先輩とオマエ
ハナからのハジマリ
赤えんぴつ オレンジ
誕生花

傑作選ライブの1つです。

第3弾の『CHOP』では、『ペポカボチャ』(2003年)〜『SPICY FLOWER』(2007年)から、よりすぐりの5作品が収録されています。

こちらもほかの傑作選と同じように、はなしの内容は、キホンそのままです。

とはいえ、作品内容については、『PUNCH』『KICK』にくらべると、やや劣るかんじです。

もちろん、ほかの2つが、あまりにすばらしいとこともありますが。

『PUNCH』『KICK』をみたあとに、そのままのながれでみるのがいいかもです。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『DIAMOND SNAP』

公演日 2010年8月
収録 wonderful moment
dumb cluck
a guard
good and evil
すぐ立つ
Are you satisfied now?

秀作がそろっている作品です。

ストーリーよりも、キャラクター重視のコントが多い印象です。

個人的には「a guard」がよく、設楽さんのおとぼけが、うまく表現されている内容です。

「Are you satisfied now?」も、青春の一場面を描いているかんじで、じんわりするかんじです。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『emerald music』

公演日 2011年8月
収録 Cutie funny
old man
exeperienced singer
日村がゾンビになっちゃった。
赤えんぴつ
Lucky charm

ほかのものとくらべると、やや物足りない印象でした。

「Ashamed」&「Irritating man」は秀作ながら、じゃっかんプロットがシンプルすぎるかんじです。

ほかのバナナマン作品をみている人からすると、ちょっと不満がのこるかもですね。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(3.0)

『TURQUOISE MANIA』

公演日 2012年8月
収録 Excited
THEOMAN ISLAND
喫茶 Turquoise
Killing time
赤えんぴつ
Where my wife is

キャラクターよりも、ドラマ性の重視のコントがそろう内容。

前回『emerald music』よりも断然おもしろいです。

けれど、以前ほどプロット構成にヒネリがあるわけではありません。

じっくり考えさせるよりも、さらっとみれるかんじです。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『Cutie funny』

公演日 2013年8月
収録 Cutie funny
old man
exeperienced singer
日村がゾンビになっちゃった。
赤えんぴつ
Lucky charm

ストーリーとキャラクターのバランスがとれた作品。

「exeperienced singer」では、日村さん演じるベテラン歌手(芸名「青春坊や」)が、クセのあるしゃべり方で、笑いを誘います。

こちらはキャラクターメインです。

いっぽう、「Lucky charm」は、リツコ、ミツオ、アケミ、リツコの父のドタバタ劇。

いなかの街を舞台に、4人がやりとりが、笑いをおこします。

4人の登場人物を、バナナマンさんのおふたりだけ演じきる。

構成力が、ハンパなく高いです。

前々回『emerald music』で不満だった人も、こちらの作品をみてもらえば、バナナマンさんのすごさがわかるはずです。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(4.0)
おもしろさ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

『Love is Gold』

公演日 2014年8月
収録 CRAZY for YOU
wish
the Supernatural
AKEMI
赤えんぴつ
LOVED ONE 

こちらも秀作がそろっている作品。

ストーリー&キャラクターのバランスがとれているライブです。

「LOVED ONE」は、ドラマ性のおはなしで、どこかしみじみするかんじ。

このあたりから、バナナマンさんの円熟味がましてきます。

じじつ、この作品について、そこそこの年齢になったからつくれた、とラジオで設楽さんが言っていましたね。

言葉どおり、若い人よりも、人生の「ほろ苦さ」みたいのを経験した人にピッタリな作品です。

総合
ながさ
(3.0)
おしゃれさ
(3.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『LIFE is RESEARCH』

公演日 2015年8月
収録 Re union
Preparation for Bangkok
メリケンさん ~ピチ太郎の恋~
Positive spiral
赤えんぴつ
LIFE is RESEARCH

キャラクター重視の作品。

ほかのライブにくらべて、かなりバラエティにとんでいます。

なかでもおすすめは「Preparation for Bangkok」。

ヤンキーカップルふたりのやりとり。

はなしの展開にも引き込まれましたが、それ以上に、ヤンキー扮する2人のキャラと演技が、おもしろい。

とくに、いきなり泣きはじめたりする、ゆかちんの掴みどころのない性格は、さきが読めずに、ついつい見てしまう。

なかなか説明しにくいので、じっさいにみてほしいと思います。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(4.0)

『腹黒の生意気』

公演日 2016年8月
収録 Haraguro no Namaiki
cuckoo costume party
karaoke
panic Attack
赤えんぴつ
The pitiful two in the philippines

本作も、ストーリー&キャラクターのバランスがとれた内容です。

「Haraguro no Namaiki」は、ふだんのバナナマンさんふたりの性格を反映しているかんじの作品 ─ 。

「cuckoo costume party」は、仮装パーティーに誘われる会社員が、どんな服を着ていけばいいか、後輩sの設楽に相談する話。

これまた日村さんがいいかんじにイジられてます。

ラストの「The pitiful two in the philippines 」は恒例の長尺コント。

30分以上あるためコントではなく喜劇に近い。

同級生ふたりが、フィリピン・パブに勤める「アイリーン」をめぐり心理戦をくりひろげる内容。

それぞれのキモチの葛藤にスポットがあてられているため、よけい喜劇にちかい印象をうけた。

そのぶん笑いの要素は、少なめ。

その点がちょっと残念ポイントです。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(3.0)
おすすめ度
(4.0)

『Super heart head market』

公演日 2017年8月
収録 voice from the heart
Air head
different container
何でだ!
赤えんぴつ
Incident in the mountain

本作も、ストーリー&キャラクターのバランスがとれています。

個人的に、好きだったのは「Air head」「Incident in the mountain」 ─ 。

「Air head」は、日村さんのヒクツが前面に出ているコント。

たんたんと作業する設楽さんとのコントラストが、いいかんじです。

オチも、舞台のしくみを利用して、驚かされました。

『incident in the mountain』は、バナナマンお得意の〝一人二役の演出〟 ─ 。

このスタイルだと、ストーリーに広がりができるので、おもしろいですね。

内容は、典型的な〝すれ違いコント〟です。

日村さんの舞い上がるかんじもいいです。

設楽さん演じる「サム」のカタコトのしゃべり方や、日村さん演じる「肥田さん」のゲスな雰囲気も笑わせてくれます。

また、サムが外国から日本へやってきた理由と、それがトラコの名まえとリンクするかんじもよかった。

ここ数年、長尺コントは不振だなぁって思ってましたが、この作品はストレートな展開で楽しめました。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

『one-half rhapsody』

公演日 2018年8月
収録 GAME of which
Bitching
大村なつお
cocky TODA
snitching at the PIANO
one-half rhapsody

こちらも、ストーリー&キャラクターがとれています。

個人的に好きだったのは、「大村なつお」「cocky TODA」「one-half rhapsody」 ─ 。

「大村なつお」は、日村さんの〝おっちょこちょい〟な部分を前面に出したコントかなぁ、と予想 ─ 。

けれど後半は、一気に「歌ネタ」にかわります(笑)

ふたつのギャップが、よりいっそう笑いをおこしていきます。

「cocky TODA」は、再現はエスカレートし、設楽さんの「S」っぷりが発揮されます。(笑)

日村さんが設楽さんに〝いいよう〟に扱われる展開は、やはりおもしろいです。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

『bananaman live S』

公演日 2019年8月
収録 secondary man
surprise進行中
  scrambled
searching for the superactive
scarlet
something to say

こちらもストーリー&キャラクターのバランスがとれています。

個人的には、「surprise 進行中」がよかった。

モノがすりかわることで、それぞれに誤解がうまれる ─ このようすが笑いをおこしいきます。

以前のように、フクスウの登場人物を、おふたりだけで演じる。

ひさびさの演出&構成で、なつかしくもあり、おもしろくもあります。

総合
ながさ
(4.0)
おしゃれさ
(5.0)
おもしろさ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

まとめ

まとめると,

りきぞう

バナナマンライブは、全部で27作品
トップ3は『ペポカボチャ』『kurukuru bird』『Cutie funny』
さいしょにみるなら、傑作選ライブ『PUNCH』『KICK』がおすすめ

ぜひバナナマンさんのコントをみるうえでの参考にしてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。