【レビュー】Anker モバイルバッテリー PowerCore Slim 10000 20W

どうも、りきぞうです。

これまで Anker のモバイルバッテリーをたくさん使ってきました。

・Anker PowerCore Slim 10000 20wって、どう?
・メリット/デメリットは?
・じっさいの使い方は?

きょうは、こんな問いに答えていきます。

結論は、つぎのとおり。

メリット
・厚さ15mmと薄い
・最大20Wで出力する
デメリット
・約200gと重さはふつう
・本体のフル充電に約4時間かかる

さいきん外出先で iPad をつかう機会が増えて、電源がピンチになるときが、けっこう増えてきました。

そこで iPad に最適なモバイルバッテリーをいろいろ探し Anker PowerCore Slim 10000 20w を購入することに。

しばらく利用し、なかなか使い勝手が良かったので紹介したいと思います。

なお、iPad 以外にも、USB-C 接続のデバイスであれば、どんなものでも使えます。

もちろん iPhone や MacBook にも使えますので、その点をふまえながら読んでもらえると、うれしいです。

以下、目次に沿って、みていきます。

Anker PowerCore Slim 10000 20w の特徴

Anker PowerCore Slim 10000 20w は2021年1月に発売された製品で、大ヒットした『Anker PowerCore Slim 10000』の改良版になります。

アップデートにより、出力数が[10W → 20W]に向上しました。

その結果、短い時間で給電したいデバイスを充電することができるようになりました。

たとえば、

・iPhone 13 → 約30分で80%
・iPad Air 4 → 約60分で60%
・MacBook Air → 約60分で50%

といったかんじで、短い時間でそれぞれの機器を給電できます。

改良版の基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 150mm × 69mm
厚み 15mm
重さ 約212g
接続方式 USB-C ×1 USB-A ×1
入力 5V=3A
9V=2A
15V=1.2A
出力 最大20W
容量 10000mAH

なによりの特徴は、本体サイズ。

厚さが15mmと、ほかのメーカーにくらべて圧倒的に薄いです。

いっぱんのモバイルバッテリーは〝もっさり〟したかたちのものが多い。

そのなかで Anker PowerCore Slim 10000 20w は、厚みを削ぎ落とすことで、使う人にすっきりとした印象をあたえます。

また、10000mAHクラスの充電器にしては給電速度も高いです。

Apple 公式の MacBook Air 充電器が約20Wなので、それと同じくらいの数値を出す計算です。

Anker PowerCore Slim 10000 20w のメリット

つづけて、わたしなりのメリット/デメリットをあげていきます。

まずはメリット。こんなかんじ。

  • 厚さ15mmと薄い
  • 最大20Wで出力する

厚さ15mmと薄い

やはりいちばんのメリットは、薄いこと。

厚みが15mmしかないので、持ち運びに便利です。

ガジェットポーチに入れても、ふくらまず、かさばることもありません。

感覚でいえば、すこし大きいスマホを1台ぶん入れているかんじですね。

10000mAHクラスのモバイルバッテリーだと、厚みがあって、図太い形状のものが多い。

そんななかで、これだけの薄さを実現しているのは Anker PowerCore Slim 10000 20w だけ。

このあたりは「さすが Anker さんだな」と感じます。

最大20Wで出力する

2つ目のメリットは、これ。

最大約20Wで給電してくれるので、充電時間にストレスを感じません。

「20W」というと、MacBook Air の公式充電器と同じパワーです。

なので、それと同じ感覚で、モバイルバッテリーを使うことができます。

この「ストレスのなさ」は、ほんとに大きい。

そもそもモバイルバッテリーを使うシーンは、緊急時だったり、すぐに充電したいとき。

公式アダプターと同じ給電パワーというだけで、充電時間を予測でき、変な焦りもなくなります。

20W給電というのは、わたしにとって、ほんとにありがたいメリットです。

Anker PowerCore Slim 10000 20w のデメリット

もちろんデメリットもあります。こんなかんじ。

  • 約200gと重さはふつう
  • 本体のフル充電に約4時間かかる

約200gと重さはふつう

さんざん本体の薄さをホメてきましたが、重さにかんしては、ふつうです。

それなりに重い。。

たとえば CIO さんから出ている SMARTCOBYPRO-30W とくらべても、重量にかんしては負けています。

たしかに、他社と比較して、めちゃくちゃ重いわけではありません。

けれど、今後アップデートするなら、より本体の重さを軽くしてほしいなぁと思います。

本体のフル充電に約4時間かかる

もうひとつは、これです。

本体のモバイルバッテリーを充電するには、約4.5時間かかります。

出力パワーはあるいっぽう、入力のほうは、イマイチです。

フル充電するのに約5時間かかるため、たとえば、朝出かけるときに持っていこうとしても、もし充電し忘れていたら、それで〝おしまい〟です。

30分充電しても、20%くらいしか電力が貯まらないので、外出先でほとんど役に立ちません。

〝文ちん化〟する可能性が大です。

モバイルバッテリー本体の充電速度は、もうすこし向上してほしいと感じました。

Anker PowerCore Slim 10000 20w の使用感

さいごに、わたしなりの使い方を紹介します。

ふだんはこんなふうに、自宅の電源コードにさしたまま、モバイルバッテリーを充電しています。

ほんとうは出かける前日に、前もって給電しておけば良いんですが、忘れっぽい性格のため、つねに充電状態にしています。

仕事や遊びが外出するときは、こんなふうに付属のカバーにくるんだうえで、ガジェットポーチに入れて、持ち運びます。

カバーにつつむことで、ほかのデバイスに傷つけずに済みます。

おわりに

Anker モバイルバッテリー PowerCore Slim 10000 20w をみてきました。

まとめると、こんなかんじ。

メリット
・厚さ15mmと薄い
・最大20Wで出力する
デメリット
・約200gと重さはふつう
・本体のフル充電に約4時間かかる

この記事が、最適なモバイルバッテリーを探している人のヒントになれば、うれしいです。

では、また。