おすすめの MacBook Air(M1) 代用充電器 ─ 選ぶポイントも解説【2022年版】

どうも、りきぞうです。

これまで MacBook Air 用の充電器を、いろいろ試してきました。

・おすすめの MacBook Air 充電器は?
・選ぶときのポイントは?
・用途別に最適な充電器を教えてほしい

きょうは、こんな問いに答えていきます。

結論は、こんなかんじ。

ポイント
・選ぶポイントは、最大ワット数、ポート数、充電器一体型、の3点
・1ポートタイプでは『Anker Nano Ⅱ 45W』
・2ポートタイプでは『CIO GaN 65W』

以下、目次に沿って、みていきます。

MacBook Air 充電器を選ぶポイント

各製品をあげるまえに、充電器を選ぶときのポイントを解説します。

基準が明確じゃないと、どれを選んでいいか、分からなくなりますからね。

ポイントは、つぎの3つです。

  • 最大ワット数を調べる
  • ポートの数を考える
  • モバイルバッテリー一体型にするか検討する

それぞれ、みていきます。

ワット数を調べる

MacBook Air は、きほん45Wに対応しています。

ですので、充電器を選ぶときには、45Wで出力するものが好ましいです。

ワット数が多いと、そのぶん給電する時間が短くなるので、充電を待つストレスがなくなります。

購入するときは、最大出力が45Wのものを選ぶようにしましょう。

ポートの数を考える

MacBook Air 用の充電器には、ポート(差込口)の数が、複数ついているものがあります。

主流は、2つから3つのタイプです。

ポートが複数あることで、たとえば、

MacBook Air と iPhone を同時に給電する

なんてことができるようになります。

デバイスごとに充電器にもつ必要がないので、そのぶん充電まわりの管理がラクになります。

いっぽう、ポートが複数あることで、各ポートの給電速度は下がることになります。

なので MacBook Air の給電性能をフルで活かすなら、1ポートタイプの充電器を選ぶほうがベターです。

このあたりも、自分の好みに合わせて、選ぶようにしましょう。

「モバイルバッテリー一体型」にするか検討する

充電器のなかには、モバイルバッテリー一体になった製品もあります。

モバイルバッテリーと充電器が〝いっしょ〟になったことで、

・充電まわりの管理がラクになる
・持ち運びしやすい

などのメリットがあります。

いっぽう、ふたつが合わさることで、

・充電器/モバイルバッテリー、それぞれの性能が落ちる
・デバイスそれ自体が重くなる

といったデメリットがあります。

・充電器&モバイルバッテリーを、それぞれ単体で持つか?
・モバイルバッテリー一体型を持つか?

は、その人の好みによります。

自分の環境に合わせるかたちで充電器を選びましょう。

以上のポイントをふまえ MacBook Air におすすめの充電器を紹介していきます。

以下、

・1ポートタイプ
・2ポートタイプ
・モバイルバッテリー一体型

に分けて、それぞれの充電器をピックアップしていきます。

きほん、いまの時点(2022年2月)で、給電パワーがもっとも強く、かつ、軽量&コンパクトな製品だけをとりあげています。

おすすめの MacBook Air 充電器 ─ 1ポート

まずは、1ポートタイプの充電器から。こんなかんじです。

  • Anker Nano Ⅱ 45W
  • Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim

それぞれ、特徴をみていきます。

Anker Nano Ⅱ 45W

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 35mm × 38mm
厚み 41mm
重さ 約68g
接続方式 USB-C
最大出力 45W

特徴は、つぎのとおりです。

・軽量&コンパクト
・最大出力45W

いちばんの特徴は、軽量かつコンパクトなこと。

縦横サイズが、約40mmしかなく、厚みも41mmしかありません。

こんなふうに、つまめるくらいの大きさです。

これくらいのサイズなので、コンセントまわりもすっきりします。

重さも約68gしかないので、持ち運びにも便利です。

とくにこだわりがない人なら、コレを買っておけば「まちがいなし」といえる製品です。

評価
軽量性
(5.0)
機能性
(4.0)
給電パワー
(5.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.5)

詳しい内容は、こちらの記事でレビューしているので、参考にしてみてください。

Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim

つづいては、こちら。

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 76mm × 45mm
厚み 16mm
重さ 約57g
接続方式 USB-C
最大出力 30W

特徴は、つぎのとおり。

・薄型
・プラグ収納できる

いちばんの特徴は、その薄さです。

厚みが16mmしかないので、とっても管理しやすいです。

充電器を持ち運ぶさいには、ガジェットポーチにおさまりやすいため、薄さがカギになります。

その意味で、この製品は二重丸といえます。

また、プラグも収納できるので、ポーチに入れたときに、ほかのデバイスを傷つけません。

機能的にも優れたプロダクトになっています。

評価
軽量性
(5.0)
機能性
(4.5)
給電パワー
(4.0)
コスパ
(4.5)
おすすめ度
(4.5)

おすすめの MacBook Air 充電器 ─ 2ポート

つづいて、2ポートタイプの充電器を紹介します。

2ポートの場合、給電パワーがしっかりあり、かつ、軽量&コンパクトな製品を選ぶのがコツです。

パワーがあっても、重くて大きかったら、持ち運びするさいに不便だからです。

ふたつの条件を満たす充電器は、つぎの3つです。

  • CIO-G65W2C1A
  • Anker PowerPort III 2-Port 65W
  • DIGIFORCE 65W USB Fast Charger

それぞれ、みていきます。

CIO-G65W2C1A

基本スペックは、こちら。

縦横サイズ 61mm × 41mm
厚み 30mm
重さ 約110g
接続方式 USB-C × 2
USB-A × 1
出力 最大65W

特徴は、つぎのとおり。

・65W給電に対応
・世界最小クラス
・USB-A ポートが付いている

開発&販売元の CIO は、2017年に創業した会社です。

ベンチャーらしく、利用者が「欲しい!」と思う充電器やモバイルバッテリーをたくさん販売してきました。

この充電器もそのひとつ。

なによりの特徴は、65Wに給電に対応にしているのに、これだけのコンパクトさを実現したことです。

重さは約110gしかなく、サイズも手におさまるほど。

2ポートタイプのなかでは、これにまさる製品は、ほとんどありません。

デザイン面&機能面からみて、個人的には、コレがいちばんじゃないかと思います。

評価
軽量性
(5.0)
機能性
(4.5)
給電パワー
(5.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.5)

Anker PowerPort III 2-Port 65W

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 54mm × 52mm
厚み 29mm
重さ 約136g
接続方式 USB-C × 2
最大出力 65W

特徴は、つぎのとおり。

・軽量&コンパクト
・プラグを折りたためる

いちばんの特徴は、コンパクトなこと。

こちらも手のなかにおさめるサイズで、持ち運びに優れています。

重量も約136gしかないので、持ち歩くときにも負担を感じません。

2ポート同時に使っても、ひとつはかならず45Wで出力するつくりになっているので、MacBook Air もすばやく充電できます。

Anker 製品が好きなら、これ一択といったかんじです。

評価
軽量性
(4.0)
機能性
(4.0)
給電パワー
(5.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

DIGIFORCE 65W USB Fast Charger

基本スペックは、こちら。

縦横サイズ 53mm × 53mm
厚み 30mm
重さ 約111g
接続方式 USB-C × 1
USB-A × 1
出力 最大65W

特徴は、つぎのとおり。

・[20W × 1 + 10W × 1]の合計30W充電
・プラグを折りたためる
・マットなデザイン

いちばんの特徴は、そのデザインです。

マットなつくりで、充電器なのに所有欲を満たしてくれます。

おしゃれさんには、おすすめの一品です。

うえのふたつにくらべて、重量は重くなるものの、給電パワーとコンパクトさは、最低限の条件を満たしています。

見た目が気に入ったなら、こちらの製品を検討してみましょう。

評価
軽量性
(4.0)
機能性
(4.0)
給電パワー
(4.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

iPhone モバイルバッテリー ─ 充電器一体型

充電器一体型のメリットは、なんといっても、

充電まわりの管理のしやすいさ

です。

充電容量も給電パワーも、単体タイプにくらべて性能は落ちますが、手軽に持ち運びしたい人には、一体型が選ぶのがベターです。

おすすめは、

  • SMARTCOBY Pro PLUG
  • Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000
  • Anker PowerCore Fusion 10000

の3つです。

それぞれ、みていきます。

SMARTCOBY Pro PLUG

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 79mm × 79mm
厚み 26mm
重さ 265g
接続方式 USB-C × 1
USB-A × 1
入力 5V = 3A
出力 最大30W

特徴は、つぎのとおり。

特徴
・最大30Wで出力する
・iPhone を2回〜3回充電できる
・シボ加工で傷つきにくい

こちらは CIO さんから初めて発売された充電器一体型のモバイルバッテリー。

じつは、2022年1月の段階では、まだ販売されておらず、3月になってようやく一般消費者に手にわたるかたちです。

しかもクラファンサイトの Makuake でしか手に入らず、Amazon などで販売されるかを未定です。

にもかかわらず、スペックと機能性だけをみればすばらしく、どうしても手に持っておきたい一品です。

外観デザインも洗練されているので、すこぶる所有欲を満たしてくれるモバイルバッテリーになっています。

販売状況を定期的にチェックして、うまくゲットしてほしいと思います。

評価
軽量性
(5.0)
機能性
(4.5)
給電パワー
(5.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.5)

» SMARTCOBY Pro PLUG

Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 78mm × 71.5mm
厚み 30mm
重さ 176g
接続方式 USB-C × 1
USB-A × 1
入力 5V = 3A
出力 最大18W

特徴は、つぎのとおり。

特徴
・iPhone をフル充電できる
・最大18Wで出力する

そもそも、充電器一体型のモバイルバッテリーを世の中に浸透させたのが、こちらの製品でした。

その意味で〝レジェンド的な製品〟といえます。

何回かアップデートをくりかえし、2021年に最新版が発売されました。

容量5000mAHなので MacBook Air を30%ほどしか充電できません。けれど、最低限のワット数で給電してくれます。

とりあえず持っておけば、損はしないモバイルバッテリーといえます。

評価
軽量性
(4.5)
機能性
(4.0)
給電パワー
(4.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

Anker PowerCore Fusion 10000

基本スペックは、こんなかんじ。

縦横サイズ 82mm × 82mm
厚み 35mm
重さ 278g
接続方式 USB-C × 1
USB-A × 1
入力 5V = 3A
出力 最大20W

特徴は、つぎのとおり。

特徴
・iPhone を2回〜3回充電できる
・最大20Wで出力する

こちらは、先ほどあげた Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 の10000mAHタイプのモノです。

容量を倍にすることで、スマホだけでなく、ノートPCも充電できるよう作れられました。

給電パワーや機能面は〝御の字〟なんですが、いかんせん重さが気になります。

278g もあり、充電器一体型のモバイルバッテリーにしても、けっこうずっしりきます。

持ち運ぶ機会が多い人は、とりあえずは Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 を手にするのが良いじゃないかなぁと思います。

評価
軽量性
(3.5)
機能性
(4.0)
給電パワー
(4.0)
コスパ
(4.0)
おすすめ度
(3.5)

おわりに

MacBook Air におすすめの充電器をみてきました。

まとめると、こんなかんじ。

ポイント
・選択基準は、最大ワット数、有線か無線か、ポート数の3点
・1ポート充電器では、Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
・2ポート充電器では、Anker 521 Charger

この記事が MacBook Air の充電器を探している人の参考になれば、うれしいです。

では、また。