どうも、りきぞうです。
これまで MacBook Air 用の充電器を、いろいろ試してきました。
・選ぶときのポイントは?
・用途別に最適な充電器を教えてほしい
きょうは、こんな問いに答えていきます。
結論は、こんなかんじ。
・1ポートタイプでは『Anker Nano Ⅱ 45W』
・2ポートタイプでは『CIO GaN 65W』
以下、目次に沿って、みていきます。
目次
MacBook Air 充電器を選ぶポイント
各製品をあげるまえに、充電器を選ぶときのポイントを解説します。
基準が明確じゃないと、どれを選んでいいか、分からなくなりますからね。
ポイントは、つぎの3つです。
- 最大ワット数を調べる
- ポートの数を考える
- モバイルバッテリー一体型にするか検討する
それぞれ、みていきます。
ワット数を調べる
MacBook Air は、きほん45Wに対応しています。
ですので、充電器を選ぶときには、45Wで出力するものが好ましいです。
ワット数が多いと、そのぶん給電する時間が短くなるので、充電を待つストレスがなくなります。
購入するときは、最大出力が45Wのものを選ぶようにしましょう。
ポートの数を考える
MacBook Air 用の充電器には、ポート(差込口)の数が、複数ついているものがあります。
主流は、2つから3つのタイプです。
ポートが複数あることで、たとえば、
なんてことができるようになります。
デバイスごとに充電器にもつ必要がないので、そのぶん充電まわりの管理がラクになります。
いっぽう、ポートが複数あることで、各ポートの給電速度は下がることになります。
なので MacBook Air の給電性能をフルで活かすなら、1ポートタイプの充電器を選ぶほうがベターです。
このあたりも、自分の好みに合わせて、選ぶようにしましょう。
「モバイルバッテリー一体型」にするか検討する
充電器のなかには、モバイルバッテリー一体になった製品もあります。
モバイルバッテリーと充電器が〝いっしょ〟になったことで、
・持ち運びしやすい
などのメリットがあります。
いっぽう、ふたつが合わさることで、
・デバイスそれ自体が重くなる
といったデメリットがあります。
・モバイルバッテリー一体型を持つか?
は、その人の好みによります。
自分の環境に合わせるかたちで充電器を選びましょう。
…
以上のポイントをふまえ MacBook Air におすすめの充電器を紹介していきます。
以下、
・2ポートタイプ
・モバイルバッテリー一体型
に分けて、それぞれの充電器をピックアップしていきます。
きほん、いまの時点(2022年2月)で、給電パワーがもっとも強く、かつ、軽量&コンパクトな製品だけをとりあげています。
おすすめの MacBook Air 充電器 ─ 1ポート
まずは、1ポートタイプの充電器から。こんなかんじです。
- Anker Nano Ⅱ 45W
- Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim
それぞれ、特徴をみていきます。
Anker Nano Ⅱ 45W
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 35mm × 38mm |
厚み | 41mm |
重さ | 約68g |
接続方式 | USB-C |
最大出力 | 45W |
特徴は、つぎのとおりです。
・最大出力45W
いちばんの特徴は、軽量かつコンパクトなこと。
縦横サイズが、約40mmしかなく、厚みも41mmしかありません。
こんなふうに、つまめるくらいの大きさです。
これくらいのサイズなので、コンセントまわりもすっきりします。
重さも約68gしかないので、持ち運びにも便利です。
とくにこだわりがない人なら、コレを買っておけば「まちがいなし」といえる製品です。
詳しい内容は、こちらの記事でレビューしているので、参考にしてみてください。
Anker PowerPort Atom Ⅲ Slim
つづいては、こちら。
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 76mm × 45mm |
厚み | 16mm |
重さ | 約57g |
接続方式 | USB-C |
最大出力 | 30W |
特徴は、つぎのとおり。
・プラグ収納できる
いちばんの特徴は、その薄さです。
厚みが16mmしかないので、とっても管理しやすいです。
充電器を持ち運ぶさいには、ガジェットポーチにおさまりやすいため、薄さがカギになります。
その意味で、この製品は二重丸といえます。
また、プラグも収納できるので、ポーチに入れたときに、ほかのデバイスを傷つけません。
機能的にも優れたプロダクトになっています。
おすすめの MacBook Air 充電器 ─ 2ポート
つづいて、2ポートタイプの充電器を紹介します。
2ポートの場合、給電パワーがしっかりあり、かつ、軽量&コンパクトな製品を選ぶのがコツです。
パワーがあっても、重くて大きかったら、持ち運びするさいに不便だからです。
ふたつの条件を満たす充電器は、つぎの3つです。
- CIO-G65W2C1A
- Anker PowerPort III 2-Port 65W
- DIGIFORCE 65W USB Fast Charger
それぞれ、みていきます。
CIO-G65W2C1A
基本スペックは、こちら。
縦横サイズ | 61mm × 41mm |
厚み | 30mm |
重さ | 約110g |
接続方式 |
USB-C × 2 USB-A × 1 |
出力 | 最大65W |
特徴は、つぎのとおり。
・世界最小クラス
・USB-A ポートが付いている
開発&販売元の CIO は、2017年に創業した会社です。
ベンチャーらしく、利用者が「欲しい!」と思う充電器やモバイルバッテリーをたくさん販売してきました。
この充電器もそのひとつ。
なによりの特徴は、65Wに給電に対応にしているのに、これだけのコンパクトさを実現したことです。
重さは約110gしかなく、サイズも手におさまるほど。
2ポートタイプのなかでは、これにまさる製品は、ほとんどありません。
デザイン面&機能面からみて、個人的には、コレがいちばんじゃないかと思います。
Anker PowerPort III 2-Port 65W
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 54mm × 52mm |
厚み | 29mm |
重さ | 約136g |
接続方式 | USB-C × 2 |
最大出力 | 65W |
特徴は、つぎのとおり。
・プラグを折りたためる
いちばんの特徴は、コンパクトなこと。
こちらも手のなかにおさめるサイズで、持ち運びに優れています。
重量も約136gしかないので、持ち歩くときにも負担を感じません。
2ポート同時に使っても、ひとつはかならず45Wで出力するつくりになっているので、MacBook Air もすばやく充電できます。
Anker 製品が好きなら、これ一択といったかんじです。
DIGIFORCE 65W USB Fast Charger
基本スペックは、こちら。
縦横サイズ | 53mm × 53mm |
厚み | 30mm |
重さ | 約111g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
出力 | 最大65W |
特徴は、つぎのとおり。
・プラグを折りたためる
・マットなデザイン
いちばんの特徴は、そのデザインです。
マットなつくりで、充電器なのに所有欲を満たしてくれます。
おしゃれさんには、おすすめの一品です。
うえのふたつにくらべて、重量は重くなるものの、給電パワーとコンパクトさは、最低限の条件を満たしています。
見た目が気に入ったなら、こちらの製品を検討してみましょう。
iPhone モバイルバッテリー ─ 充電器一体型
充電器一体型のメリットは、なんといっても、
です。
充電容量も給電パワーも、単体タイプにくらべて性能は落ちますが、手軽に持ち運びしたい人には、一体型が選ぶのがベターです。
おすすめは、
- SMARTCOBY Pro PLUG
- Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000
- Anker PowerCore Fusion 10000
の3つです。
それぞれ、みていきます。
SMARTCOBY Pro PLUG
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 79mm × 79mm |
厚み | 26mm |
重さ | 265g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大30W |
特徴は、つぎのとおり。
・iPhone を2回〜3回充電できる
・シボ加工で傷つきにくい
こちらは CIO さんから初めて発売された充電器一体型のモバイルバッテリー。
じつは、2022年1月の段階では、まだ販売されておらず、3月になってようやく一般消費者に手にわたるかたちです。
しかもクラファンサイトの Makuake でしか手に入らず、Amazon などで販売されるかを未定です。
にもかかわらず、スペックと機能性だけをみればすばらしく、どうしても手に持っておきたい一品です。
外観デザインも洗練されているので、すこぶる所有欲を満たしてくれるモバイルバッテリーになっています。
販売状況を定期的にチェックして、うまくゲットしてほしいと思います。
Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 78mm × 71.5mm |
厚み | 30mm |
重さ | 176g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大18W |
特徴は、つぎのとおり。
・最大18Wで出力する
そもそも、充電器一体型のモバイルバッテリーを世の中に浸透させたのが、こちらの製品でした。
その意味で〝レジェンド的な製品〟といえます。
何回かアップデートをくりかえし、2021年に最新版が発売されました。
容量5000mAHなので MacBook Air を30%ほどしか充電できません。けれど、最低限のワット数で給電してくれます。
とりあえず持っておけば、損はしないモバイルバッテリーといえます。
Anker PowerCore Fusion 10000
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 82mm × 82mm |
厚み | 35mm |
重さ | 278g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大20W |
特徴は、つぎのとおり。
・最大20Wで出力する
こちらは、先ほどあげた Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 の10000mAHタイプのモノです。
容量を倍にすることで、スマホだけでなく、ノートPCも充電できるよう作れられました。
給電パワーや機能面は〝御の字〟なんですが、いかんせん重さが気になります。
278g もあり、充電器一体型のモバイルバッテリーにしても、けっこうずっしりきます。
持ち運ぶ機会が多い人は、とりあえずは Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 を手にするのが良いじゃないかなぁと思います。
おわりに
MacBook Air におすすめの充電器をみてきました。
まとめると、こんなかんじ。
・1ポート充電器では、Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
・2ポート充電器では、Anker 521 Charger
この記事が MacBook Air の充電器を探している人の参考になれば、うれしいです。
では、また。