さまぁ~ず『さまぁ~ずライブ 10』感想&レビューです。

公演日 2015年7月
収録 マンツーマン
なくしもの
気持ちが大事
思い出BAR
コミュニケーションクラブ

どうも、コント作家のりきぞうです。

きょうも、コント作品をレビューしていきます。

取りあげるのは、さまぁ~ず『さまぁ~ずライブ 10』。

10回目の単独公演をおさめたものです。

『マンツーマン』は、オープニングコント。

ラストの『コミュニケーションクラブ』とセットになっています。

ほかの芸人さんも出演するいっぽうで、やや中だるみしているかんじしました。

もちろん〝ゆるゆるさ〟が、おふたりの魅力です。

けれど、登場人物が多い以上、もうしこしストーリー性があっても良かったかなぁと。

個人的によかったのは、『なくしもの』『気持ちが大事』『思い出BAR』の3本。

以下、[あらすじ → ひとこと]の順で、くわしくみていきます。

『なくしもの』

あらすじ

公園。

ノートパソコンをひらいて、ひとりの男が作業している。

そこへ、気の弱そうな男が近づき、

「ちょっと足をどけて、もらえませんか?」

とひとこと。

どうやらスマホを落としたらしく、探しているらしい。

けれどなかなか見つからない。

親切なベンチの男は、協力して、いっしょに探すことに。

しかし、

・物置きの下
・ドカンの中

などなど、けんめいに探すが、マーガリンのフタばかり出てくるばかりで、なかなか見つからない。

さらに、失くした当の本人は、ベンチの男に指示するばかりで、みずから動こうとしない。

立場の逆転したふたりは……

ひとこと

協力者のほうが、いつのまにか、指示されるほうにまわる ─ この展開は、以前のさまぁ〜ずライブでも、ありましたね。

その別バージョンです。

今回も、大竹さん演じる、協力を依頼する男が、エラソーな態度で、指示を出す。

そのあたりの逆転ぶりが、いいかんじで、笑いをおこしていましたね。

いっぽうで、ブツをみつけたと思ったら、手にするのは「マーガリンのフタ」。

このあたりの反復も、おもしろかったです。

ベタな展開ながらも、小道具でシュールな雰囲気をみせるのは、さすが、さまぁ〜ずさんです。

『気持ちが大事』

あらすじ

マンションの一室。

先輩の家に、同僚の後輩がたずねてくる。

きょうは、ホームパーティーをする予定だだったが、ほかのみんなは、都合で来れないことに。

ガッカリする先輩 ─ 。

じつは参加する人たちのために、

流しソーメン

のセットを用意していた。

そんなキモチをしらない後輩は、

「駅前でメシを食ってきた」
「あれ、わざわざ流しソーメンの台を用意したんですか?」

などなど、気をつかうことなく、ずけずけとセリフをはく。

気を悪くする先輩は……

ひとこと

繊細な先輩と、横柄な後輩のやりとり。

さまぁ〜ずさんおふたりの人がらが出ているようなネタですね。

後半は、ふたりだけで、じっさいに流しソーメンをおこなう。

そこからの〝ドタバタ〟も、動きがあっていいかんじでした。

・ソーメン台に、プラレールの列車を流す

三村さん〝おふざけ〟も、ぞんぶんに発揮されています。

アクションメインのコント。

気軽に笑いたい人には、おすすめです。

『思い出BAR』

あらすじ

結婚記念日のために、思い出の BAR にやってきた男性客。

妻よりまえに来てしまった客は、飲みものを片手に、すこし待っている。

するとそこへ、しれっとマイクをもった男がやってくる。

ピアノを伴奏に、ふかしぎなオリジナルソングを歌いはじめる。

むかし来たときにはなかったサービスに、とまどう男性客。

ボーイに事情をたずねると、店の方針が変わったらしく、お酒を飲みながら、生の歌を聴けるらしい。

さらに、こちらがリクエストすれば、客の状況にピッタリな歌も披露してくれるらしい。

これはいいとばかりに、男性客は、結婚記念日にふさわしい曲をリクエスト。

しかし、流れる曲は、

・『アルファベットのうた』の編曲

など、意味不明な歌ばかり。

さらには、スレンダーな女性がやってきて、ポールダンサーまで披露しはじめて……

ひとこと

こちらは、さまぁ〜ずライブ恒例の歌ネタです。

今回も、大竹さん演じる〝妙な歌手〟が、シュールで、おかしな曲を披露。

いちおう結婚記念日にひっかけていますが、つながりは、ほぼ皆無。

大竹さんならではのボケをおりまぜた曲が、たんたんとつづきます。

個人的には、ラスト付近、思いのほか、ポールダンスに熱中する、夫演じる三村さんのノリがツボでした。

ほんとに好きそうでしたね。

まとめ


こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。

ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。

ちがう記事ものぞいてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。