起業&独立 ─ さいしょは「制約」を受けいれよう。

仕事など、なにかをはじめるときは苦労しましたが、なんとか乗りこえてきました。

いまはそれなりに収入を得ながら、情報発信をがんばっています。

いままでの仕事のほか、こうしてブログで成果を出そうとすると、いろんな制限にぶちあたります。

わかりやすいところだと、ツールにかけるお金だったり、執筆にかける時間などです。

なにかをはじめるとき「カベ」はつきものですが、「制約」は受け入れたほうがうまくいきます。

新しい勉強や、新しい仕事にトライするひとには、参考になる考えだと思います。

制約をポジティブにとらえる

勉強にせよ、就活にせよ、起業にせよ、なにかを始めるとき、挑戦するときには「制約」はつきものです。

つねに、なにか足りない状態です。

けれど「お金も、時間も、人脈も、経験もない」──こんなふうに後ろ向きになっても意味はありません。

むしろ「すくないことはイイことだ」と、前向きにとらえるべきです。

制約は武器になり、創造性を発揮させる

理由は、制約は武器になるからです。

ひとはツールやリソースに制限を課せられると、「なんとかしなくては」と考えます。

そこで成果を出すための方法をひねり出そうとします。

ここで創造性が発揮されます。

創造性を発揮する囚人

たとえば、ろうやに閉じこめられた囚人は、石けんやスプーンを〝アレンジ〟して、武器を手にします。

それをつかって、脱走をはかります。

うまくいくかいかないかは別にして、身じかなモノを利用して、目的を成し遂げようします。

創造性を発揮して、文字どおり、目のまえの「カベ」を乗りこえようとするのです。

作家も利用する「制約」

有名な作家も、「制約」をつかって、創造性を引き出しました。

たくさんのシナリオを世に残したシェイクスピアですが、ソネットも書いています。

ソネットは、俳句や短歌と同じように、型があり、文字制限があります。

シェイクスピアは、ワケあってシナリオを書けない時期に、田舎に引っ込んで、詩の創作に打つこみました。

この制約を武器に、創造性を発揮しました。

的確な言いまわしなど、この経験が、『ハムレット』や『リア王』など、偉大な悲劇の創作に役だったとされています。

また、ロシアの作家チェーホフも、みじかいことを良しとしました。

簡潔は才能の姉妹。

かれもまた、「制約」が創造性を発揮することに気づいていたひとりです。

ジョブスの改善方法

またよく知られた例だと、追い出されたスティーブ・ジョブズが、Apple に戻ってきたときの行動です。

業績不振におちいっていた当時の Apple は、ふたたび彼に経営をまかせることにしました。

そのとき彼がイチバンさいしょにおこなったのは、無数に作った新商品を削減することでした。

製造する品をしぼることで、機能はもちろん、商品ひとつひとつのブランド価値を高めようとしたのです。

これもまた、「制約」によってチカラを発揮した事例です。

経験した「制約」

わたしもまた、新しくなにかをはじめるときには「制約」がありました。

受験勉強のときには、進学校ではなかったので、一流大学に受かるコツを教えてくれる先生はいませんでした。

なによりいっしょに勉強をする仲間がいませんでした。

それでもなんとか本屋さんなどで情報を得て、受かる方法を探しました。

サラリーマンではなく、ひとりで仕事をしはじめたときも、同じです。

お金もなく、オフィスだってもちろんありません。

なによりツラいのが、経験と人脈がないことです。

それでも、アポ取りをしたり、紹介をたよりに、ライターの仕事をいただきました。

制約があるからこそ、創造性を発揮して、成果を得るための術を見つけだし、なんとかやってこれました。

こんなふうに、制約はネガティブなものではなく、のちにふりかえってみればポジティブなものだったとわかります。

「制約」を利用する

あるていど余裕があるいまでも、わたしは「制約」を利用しています。

たとえば、一回の作業にかける時間を減らしたり、PC など、用いるツールをシンプルにすることです。

こうすることで、創造性が発揮され、コストを減らしたり、時間の余裕を生むことにつながります。

なにをするにも、スタート時期はツラく、「……がナイ!」と悲観しがちです。

しかし「制約」が、クリエイティブな力を引き出すとわかれば、乗りこえられるモンです。

なんでもかんでもそろっていると、かえって怠けてしまうので、「制約」を前向きにとらえるべきです。

それではこのあたりで。

ではまた〜。