『サンドウィッチマンライブ 2009 新宿与太郎狂騒曲』感想&レビューです。

公演日 2009年
収録 漫才
不動産屋
何でも知っている男
マスター
ショートコント
みどりな窓口
哀川 町
エンドトーク

どうも、コント作家のりきぞうです。

きょうも、コント作品をレビューしていきます。

取りあげるのは、『サンドウィッチマンライブ 2009 新宿与太郎狂騒曲』。

2007年、『M−1』でブレイクしたふたりですが、このライブから全国公演をスタートしました。

このDVDは、仙台公演のもようを収録しています。

漫才が1本、ショートコントが10本ほど、収められています。

サンドウィッチマンとしてはめずらしいですね。

個人的に良かったのは、「マスター」「みどりな窓口」「哀川 町」 ─ 。

以下、くわしくみていきます。

『マスター』

あらすじ

渋め目の BAR 。そこへダンディ風の男(富澤)がやってくる。

イヤそうな顔をするマスター(伊達)。

「いつものやつ、おねがい」と、イイ声で注文する客。

しかしマスターが出したのは「牛乳」。

男はまったく酒をたのまない。

その後も、バナナ抜きの「バナナオレ」をたのんだり、人生について語りはじめたり……。

合いの手をいれるように、マスターはつっこんでいくが……。

ひとこと

客役の富澤さんが小ボケをかさね、マスター役の伊達さんがすくいあげるようにひろっていく。

サンドウィッチマンの定番のスタイル。

シブい演技をしつつも、富澤さんの〝おトボけぐあい〟はそのまま。

安定した笑いを提供しています。

『みどりな窓口』

あらすじ

新幹線のチケットを買いにきた客(伊達)。

時間もなく、あわてている。

しかし駅員(富澤)があわてることなくゆったり。

いちばん早く着く行き方をきかれても、「ヘリがおすすめ」とこたえる。

自由席を予約したときには「自由でいいですね?」とおちょくる。

そんな一言一言に、イライラする客は……。

ひとこと

これまた、サンドウィッチマン定番のスタイル。

『不動産屋』でも同じかたちをとっているが、こちらのほうがボケの精度が高いようにかんじました。

はやく東京に着きたい客の切迫感と、駅員のおトボけが、良いコントラストを生んでいる。

キャラクターの軸がしっかりしてます。

テレビでもけっこうながれていたネタなので、観たひとも多いかな?

『哀川 町』

あらすじ

「哀川 翔」にそっくりの「哀川 町」。

番組の本番前、楽屋で休んでいると、新人マネージャーがやってくる。

しかし経歴もあやしく、タレントのスケジュールもクシャクシャの紙に書いて、とても仕事ができるようにはみえない。

たのんだ飲みものやタバコも、まともに買えない……。

シビレをきらす「哀川 町」は……。

ひとこと

プロットでは、マネージャーがボケ役ですが、伊達さん演じる「哀川 町」のキャラがつよすぎて、ボケとツッコミの立ち位置が逆転しています。

『哀川さん』シリーズは、サンドウィッチマン・ライブではかならず入っています。

そのなかでもイチバンのできです。

ビミョーに似ていないかんじも、ツボにはまります。

手帳をもっていないマネージャーに「スケジュール帳を買え」と連呼するシーンは、笑いがとまりませんでした。

ぜひ本編をみてほしいと思います。

まとめ

こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。

ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。

ちがう記事ものぞいてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。