近代科学と技術の歴史 ─ 特徴・成立・キリスト教【わかりやすく解説】

どうも、りきぞうです。

大学のころから、世界史に親しんできました。

大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。

・近代科学と技術について知りたい
・大事なキーワード&人物は?
・この時代のポイントは?

きょうは、この問いに答えていきます。

答えは、つぎのとおり。

キーワード
・地動説
・グレゴリウス暦
・火薬
・羅針盤
・活版印刷
重要人物
・トスカネリ
・コペルニクス
・ガリレイ
・ケプラー
・グーテンベルク
ポイント
・自然科学による地動説などが、キリスト教の教義をゆるがし、カトリック教会に動揺をあたえた

この記事では、つぎの本を参考にしました。

近代科学と技術① ─ 自然館&宇宙観

コペルニクス『天体の回転について』

近世ヨーロッパでは、イタリア=ルネサンスの時期をつうじて、自然観&宇宙観が大きく変わりました。

あわせて、学術分野も大いに発達し、この時期に、いまの近代科学につながる考えがつくられます。

代表的な人物&学説は、つぎのとおりです。

・トスカネリ「大地球体説」
・コペルニクス「地動説」
・ガリレイ「振り子の等時性」「落体の法則」「地動説」
・ケプラー「惑星運行の三法則」

トスカネリの球体説は、コロンブスに影響をあたえ、大西洋航海のきっかけと、アメリカ大陸の発見につながりました。

コペルニクスガリレイは、観測実験から(教会が否定する)地動説を説きました。

学説以外にも、ときのローマ教皇グレゴリウス13世が、ユリウス暦を改定し、新たにグレゴリウス暦を制定し、人びとの自然観に大きな影響をあたえました。

なお、いま現在の暦は、このグレゴリウス暦をもとにつくられています。

近代科学と技術② ─ 三大発明

グーテンベルク当時の活版印刷

近世ヨーロッパでは、以下3つの科学技術が生まれました。

・火薬
・羅針盤
・活版印刷

火薬はもともと、中国の宋王朝の時代に発明され、それがイスラーム商人を経由して、西ヨーロッパに伝わりました。

その後ドイツでは、火薬をもとに火器が発明されます(14世紀)。火器の登場により、それまでの軍事戦術が変化し、騎士階級が没落していくことになります。

学術上、この変化を「軍事革命」とよんでいます。

羅針盤もまた、中国の宋代でつくられ、イスラーム商人を経由した、西欧に伝わりました。

その後イタリアでは、磁針に代わって羅針盤が普及し、これがのちの遠洋航海 → 大航海へとつながっていきました。

活版印刷も、もともと中国の製紙技術からつくられたもので、こちらもイスラーム商人を経由して、西欧に伝わりました。

その後ドイツのグーテンベルクが改良&発明し、大量の印刷物を発行できるようになりました。

活版印刷は、新たな思想の広がりや、聖書の普及に貢献し、これがのちの宗教改革のひきがねとなっていきます。

おわりに

近代科学と技術についてみてきました。

まとめると、こんなかんじです。

キーワード
・地動説
・グレゴリウス暦
・火薬
・羅針盤
・活版印刷
重要人物
・トスカネリ
・コペルニクス
・ガリレイ
・ケプラー
・グーテンベルク
ポイント
・自然科学による地動説などが、キリスト教の教義をゆるがし、カトリック教会に動揺をあたえた

この記事が、近代科学と技術を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。

では、また。