どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワードは?
・この時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
答えは、つぎのとおり。
・レパントの海戦
・オランダ独立戦争
・無敵艦隊
・フェリペ2世
この記事では、つぎの本を参考にしました。
絶対王政期のスペインを、カルロス1世&フェリペ2世の治世にそって、みていきましょう。
目次
スペイン絶対王政① ─ カルロス1世

カルロス1世の即位によりスペイン=ハプスブルク家が開始されます。
彼は神聖ローマ帝国皇帝としても即位し「カール5世」とも名のります。
領有していたアメリカ大陸から銀が大量に流入し、それを元手に軍隊を整え、スペインはヨーロッパでの覇権をにぎることになります。
とはいえドイツ国内ではルターによる宗教改革がおこり、領内の秩序は乱れていきます。
さらに外交では、イタリア戦争など長期間の戦いに苦しめられ、財政もじょじょにひっぱくしてきます。
くわえて、オスマン帝国からはウィーンを包囲され(第一次ウィーン包囲)、プレヴェザの海戦では敗北をきっします。
いっけん〝お金もち〟で、絶大な権力をにぎっているようにみえたカルロス1世ですが、内情は火の車でした。
統治運営に疲れきった彼は、みずから退位を決め、
・スペイン皇位&海外領土 → 息子フェリペ
といったかたちで、それぞれの領地を身内のふたりに譲り渡します。
スペイン絶対王政② ─ フェリペ2世

スペイン皇帝を継承したフェリペ2世は、
・ナポリ
・シチリア
・ネーデルラント
・アメリカ大陸
・フィリピン
などの領地を、いっしょにひきつぎます。
いっぱんにフェリペ2世のときがスペイン帝国の最盛期といわれ、「太陽の沈まぬ国」と称されました。
レパントの海戦では宿敵オスマン帝国にも勝利を果たし、これにより地中海の制海権をにぎることになります。
また大航海時代から共に植民地活動をおこなってきたポルトガルを併合し、スペインはますますその権勢をつよめていきます。
しかしフェリペ治世の中ごろから、スペインの勢力はじょじょに衰えていきます。
そのきっかけはオランダ独立戦争でした。
おさめていたネーデルラント地域から独立運動がおこり、長期にわたる争いからスペインはだんだんと疲弊し、軍事費の増大から財政もひっぱくしていきます。
さらにイギリスとも争い、それまで負け知らずだった無敵艦隊(アルマダ)が敗れ、格下だったはずの英国に敗北をきっします。
いっぽう経済では国内産業の育成に失敗し、輸出できる商品がないスペインは、国内から大量に銀が流出し、さいごは破産を宣言するまで追い込まれました。
おわりに
スペイン絶対王政についてみてきました。
まとめると、こんなかんじです。
・レパントの海戦
・オランダ独立戦争
・無敵艦隊
・フェリペ2世
この記事が、スペイン絶対王政を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。
では、また。




