Kindle Unlimited とは? ─ 料金・読める本・メリット/デメリット【検索の活用法も】

どうも、りきぞうです。

これまで Amazon Kindle Unlimited を4年ほど使ってきました。

・Kindle Unlimited って、なに?
・メリット/デメリットは?
・どんな本&雑誌が読めるの?

きょうはこの問いに答えていきます。

答えは、つぎのとおり。

特徴
・月額980円(税込)で、雑誌・マンガ・ビジネス書・専門書が読み放題
・登録&解約ともにスムーズにおこなえる
メリット
・雑誌が読める
・流行りのビジネス書&実用書が読める
・幅ひろいジャンルの本が読める
・各種デバイスに対応している
デメリット
・新刊本は少し遅れて配信される
・本を所有できるわけではない

以下、目次に沿って、くわしくみていきます。

Kindle Unlimited の特徴

Kindle Unlimited は、アマゾンが提供している月額の購読サービスのことです。読書好きには知らない人はいないかなと思います。

月980円で、

・雑誌
・マンガ
・ビジネス書
・専門書

などが読み放題です。

Amazon 提供のタブレット(Fire HD)はもちろんこと、iPad でも Kindle アプリをインストールすれば快適に読むことができます。

サービスがスタートした2016年のときは、値段のわりには冊数が少なく、かなり批判されました。

しかしいまは(配信本数は非公開ながらも)蔵書数はかなり増えています。話題になっている作品も、ふつうに配信されています。

感覚としては、コミックやマンガには弱く、ビジネス書や専門書に強い印象です。

私のように、ビジネス系の本だったり、専門書を読みたい方には、もってこいのサービスです。とくに「買ってまでは本を読みたくない」という人には、かなりおすすめです。

» Kindle Unlimited

Kindle Unlimited のメリット

メリットは、こんなかんじ。

メリット
・幅ひろいジャンルの本が読める
・雑誌が読める
・各種デバイスに対応している

それぞれ、みていきます。

幅ひろいジャンルの本が読める

いちばんのメリットは、幅ひろいジャンルの本を取りそろえていることです。

冊数は非公式ですが、いっぱんには約12万冊の本を配信している、といわれています(洋書をふくめると120万冊)。

さきに述べたとおり、

・流行りのビジネス書
・話題になっている実用書&日用書

であっても、かなり確率で読むことが可能です。

とはいえ、本選びは、個人の趣味嗜好がものすごく反映されるので、どんな作品があがっているか、前もってチェックしておきましょう。

Kindle Unlimited で読めるタイトルは、こちらです。

» Kindle Unlimited タイトル一覧(公式)

雑誌が読める

また、個人的にメリットを感じるのは、雑誌が読める点です。

とくに(MONOQLO や Casa)など、日用系の雑誌が充実しているので重宝しています。

また、絶版になりがちなムック系の雑誌も、バックナンバーとして取りそろえてあります。ここも魅力ですね。

もちろん雑誌の本数だけみれば、dマガジンや楽天マガジンには劣ります。

» dマガジン

» 楽天マガジン

けれど、どちらのサービスも学術系の雑誌には弱く、私がふだん読んでいる『中央公論』などには対応していません。

文芸や歴史など、活字メインの雑誌であれば、Kindle Unlimited に軍馬があがり、おすすめです。

» Kindle Unlimited

各種デバイスに対応している

くわえて、さまざまなデバイスに対応しているのも、大きなメリットです。

Kindle アプリさえダウンロードできれば、どんな端末からでも利用できます。

iPad も Kindle アプリに対応しているので、さくさくカンタンに読めます。

もちろんアマゾンが自社で出しているタブレットなら、より快適に読みすすめることができます。

Kindle Unlimited のデメリット

いっぽうデメリットは、こんなかんじ。

・新刊本は少し遅れて配信される
・本を所有できるわけではない

ビジネス書や専門書に強いといっても、新刊本がすぐにみれる、というわけではありません。

出版社の収益性から仕方ないことかもしれませんが、発売したての作品は、すぐには読めません。

感覚としては、だいたい発売から1ヶ月たって読めるかんじです。

また Kindle Unlimited は、いわゆるサブスクリプションサービスなので、作品そのものは所有できません。あくまでも配信されているコンテンツを〝のぞく〟だけのサービスです。

なのでアマゾン側が配信を停止すれば、読みたいと思っていた本であっても読むことはできません。読むには改めて購入する必要があるので、その点は注意が必要です。

Kindle Unlimited の活用法

ここからは、じっさいに私が使っているやり方をお伝えします。

流れとしては、こんなかんじ。

① ふだん読んでいる雑誌をチェックする
② 「検索」にキーワードを打ちこみ、気になる書籍&雑誌を読む

まずはいつも読んでいる雑誌をチェックします。

具体的には、

・『Casa』
・『MONOQLO』
・『中央公論』

などのタイトルをパラパラめくり、気になる記事や紹介されている本などをメモっておきます。

つぎに「検索」ページにうつります。

Kindle アプリには「検索機能」があり、自分が気になっているキーワードを打ちこむと、それに関連した雑誌や書籍が、ずらっと一覧で表示されます。

私はそこから良さげな作品をピックアップし、iPad にダウンロードしたうえで、オフラインで読むようにしています。

最近の Kindle アプリは検索機能が優れていて、「雑誌のみ表示」だったり「日本経済」に関連する作品だけを表示してくれます。

探す手間をはぶけるので、時間の節約になります。

おわりに

Kindle Unlimited をみてきました。

まとめると、こんなかんじ。

特徴
・月額980円(税込)で、雑誌・マンガ・ビジネス書・専門書が読み放題
・登録&解約ともにスムーズにおこなえる
メリット
・雑誌が読める
・流行りのビジネス書&実用書が読める
・幅ひろいジャンルの本が読める
・各種デバイスに対応している
デメリット
・新刊本は少し遅れて配信される
・本を所有できるわけではない

この記事が、Kindle Unlimited を利用しようとしている人の参考になれば、うれしいです。

では、また。

» Kindle Unlimited