どうも、りきぞうです。
これまでさまざまな iPhone 充電器を試してきました。
・選ぶときのポイントは?
・用途別に最適な充電器を教えてほしい
きょうは、こんな問いに答えていきます。
結論は、こんなかんじ。
・1ポート充電器では、Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
・2ポート充電器では、Anker 521 Charger
Apple は iPhone 12 シリーズ以降、環境負荷の観点から、充電器の付属をやめました。
そのため新しく iPhone を購入する人は、自分で充電器を用意する必要があります。
それまでの充電器を使いまわしても良いんですが、最新の iPhone の性能を活かしたいなら、新しく充電器を買いかえるほうがベストです。
そこできょうは、いま現在(2022年)おすすめの iPhone 充電器を紹介したいと思います。
以下、目次に沿って、みていきます。
目次
iPhone 充電器の選択基準
各製品をあげるまえに、充電器を選ぶときのポイントを解説します。
基準が明確じゃないと、どれを選んでいいか混乱するからです。
ポイントは、つぎの3つです。
- 有線 or ワイヤレスか選ぶ
- ポートの数を考える
- 「モバイルバッテリー一体型」にするか検討する
それぞれ、みていきます。
有線かワイヤレスかを選ぶ
iPhone は「8」以降、ワイヤレス充電に対応しています。
そこで、有線タイプ/ワイヤレスタイプ ─ どちらの充電器かの充電器を選ぶことになります。
いっぱんに、有線タイプのほうが給電速度が速く、iPhone の充電性能をフルに活かしてくれます。
いっぽうでワイヤレスタイプは、充電速度は落ちるものの、「ポンッと」置いて置けば良いので、充電の管理がラクになります。
自分の好みに合わせて、どちらのタイプか選ぶようにしましょう。
ポートの数を考える
iPhone 用の充電器には、ポート(差込口)の数が、複数ついている製品があります。
主流は、2つから3つのタイプです。
ポートが複数あることで、たとえば、
といったことができるようになります。
デバイスごとに充電器にもつ必要がないので、そのぶん充電まわりの管理がラクになります。
いっぽう、ポートが複数あることで、各ポートの給電速度は下がることになります。
なので iPhone の充電性能をフルで活かすなら、1ポートタイプの充電器を選ぶほうが良いです。
このあたりも、自分の好みに合わせて、選ぶようにしましょう。
「モバイルバッテリー体型」にするか検討する
充電器のなかには、モバイルバッテリー一体になった製品もあります。
たとえば、Anker の名作 PowerCoreⅢ Fusion 5000 など。
モバイルバッテリーと充電器が〝いっしょ〟になったことで、
・持ち運びしやすい
といったメリットがあります。
いっぽう、ふたつが合わさることで、
・デバイスそれ自体が重くなる
といったデメリットがあります。
・モバイルバッテリー一体型を持つか?
は、その人の好みによります。
自分の環境に合わせるかたちで充電器を選びましょう。
…
以上のポイントをふまえ iPhone におすすめの充電器を紹介していきます。
理解しやすいよう、
・2ポート
・モバイルバッテリー一体型
に分けて、それぞれの充電器をピックアップしていきますね。
おすすめの iPhone 充電器 ─ 1ポート
まずは、1ポートタイプの充電器から。つぎの2つです。
- Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
- DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger
それぞれ、特徴をみていきます。
Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
こちらは、みんな大好き Anker さんの充電器です。
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 45mm × 27mm |
厚み | 27mm |
重さ | 約30g |
接続方式 | USB-C |
最大出力 | 20W |
特徴は、つぎのとおりです。
・軽量&コンパクト
・最大出力20W
いちばんの特徴は、コスパがバツグンに良いこと。
わずか1,500円で購入でき Amazon のセールをねらえば、1,000円前後で買えたりします。
形状もコンパクトなので、コンセントまわりもすっきり管理できます。
くわえて、重さも軽いので、持ち運びがたいへんラクです。
とくにこだわりがない人なら、コレを買っておけば「まちがいなし」といえる製品です。
詳しくは、こちらの記事でレビューしているので、参考にしてみてください。
DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger
つづいては、こちら。
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 28mm × 28mm |
厚み | 33mm |
重さ | 約35g |
接続方式 | USB-C |
最大出力 | 20W |
特徴は、つぎのとおり。
・プラグ収納できる
・最大出力20W
いちばんの特徴は、その外観です。
マットなデザインで、充電器なのに〝所有欲〟を満たしてくれます。おしゃれさんには、おすすめの一品です。
また iPhone(スマホ)用の充電器にしては珍しく、プラグが折りたためるのも、うれしいポイントです。
これにより、ガジェットポーチに入れておいたりしても、ほかのデバイスに傷をつけるのをおさえてくれます。
デザイン性と機能性を考えるなら、こちらの製品をおすすめします。
おすすめの iPhone 充電器 ─ 2ポート
つづいて、2ポートタイプの充電器を紹介します。
2ポートの場合、給電パワーがしっかりあり、かつ、軽量&コンパクトな製品を選ぶのがコツです。
パワーがあっても、重くて大きかったら、持ち運びするさい不便なので。
ふたつの条件を満たす充電器は、つぎの3つです。
- CIO-G65W2C1A
- Anker PowerPort III 2-Port 65W
- Anker 521 Charger
それぞれ、みていきます。
CIO-G65W2C1A
基本スペックは、こちら。
縦横サイズ | 61mm × 41mm |
厚み | 30mm |
重さ | 約110g |
接続方式 |
USB-C × 2 USB-A × 1 |
出力 | 最大65W |
特徴は、つぎのとおり。
・世界最小クラス
・USB-A ポートが付いている
開発&販売元の CIO は、2017年に創業した会社です。
ベンチャーらしく、利用者が「欲しい!」と思う充電器やモバイルバッテリーをたくさん販売してきました。
この充電器もそのひとつ。
なによりの特徴は、65Wに給電に対応しているのに、これだけの「軽さ」と「コンパクトさ」を実現したことです。
重さは約110gしかなく、サイズも手におさまるほど。
2ポートタイプのなかでは、これを上まわる製品は、ほかにありません。
個人的には、デザイン面&機能面からみて、これがベストな一品かなと思っています。
Anker PowerPort III 2-Port 65W
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 54mm × 52mm |
厚み | 29mm |
重さ | 約136g |
接続方式 | USB-C × 2 |
最大出力 | 65W |
特徴は、つぎのとおり。
・プラグを折りたためる
いちばんの特徴は、コンパクトなこと。
こちらも手のなかにおさめるサイズで、持ち運びに優れています。
重量も約136gしかないので、持ち歩くときにも負担を感じません。
2ポート同時に使っても、ひとつはかならず45Wで出力するつくりになっています。なので、iPhone と同時に、ノートPCも、すばやく給電できます。
Anker 521 Charger
基本スペックは、こちら。
縦横サイズ | 35mm × 38mm |
厚み | 41mm |
重さ | 約68g |
接続方式 | USB-C × 2 |
出力合計 | 20W+20W |
特徴は、つぎのとおり。
・必要最低限の給電パワー
いちばんの特徴は、軽量&コンパクトなこと。
2ポートが付いているのに、100gを切る充電器は、ほかにありません。
うえふたつにくらべれば、各ポートの給電パワーは落ちるものの、それぞれ20Wで出力してくれます。
18W給電対応の iPhone12/13 と、もうひとつ別のデバイスを充電できれば、性能としては十分です。
「小型で、そこそこの給電パワーがあれば良い」と思う人には、おすすめの充電器です。
詳しくは、こちらの記事でレビューしているので、参考にしてみてください。
iPhone モバイルバッテリー ─ 充電器一体型
充電器一体型のメリットは、なんといっても、
です。
充電容量も給電パワーも、単体タイプにくらべて性能は落ちますが、手軽に持ち運びしたい人には、一体型が選ぶのがベターです。
おすすめは、
- SMARTCOBY Pro PLUG
- Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000
- Anker PowerCore Fusion 10000
の3つです。
それぞれ、みていきます。
SMARTCOBY Pro PLUG
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 79mm × 79mm |
厚み | 26mm |
重さ | 265g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大30W |
特徴は、つぎのとおり。
・iPhone を2回〜3回充電できる
・シボ加工で傷つきにくい
こちらは CIO さんから初めて発売された充電器一体型のモバイルバッテリー。
じつは、2022年1月の段階では、まだ販売されておらず、3月になってようやく一般消費者に手にわたるかたちです。
しかもクラファンサイトの Makuake でしか手に入らず、Amazon などで販売されるかを未定です。
にもかかわらず、スペックと機能性だけをみればすばらしく、どうしても手に持っておきたい一品です。
外観デザインも洗練されているので、すこぶる所有欲を満たしてくれるモバイルバッテリーになっています。
販売状況を定期的にチェックして、うまくゲットしたいところです。
Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 78mm × 71.5mm |
厚み | 30mm |
重さ | 176g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大18W |
特徴は、つぎのとおり。
・最大18Wで出力する
そもそも、充電器一体型のモバイルバッテリーを世の中に浸透させたのが、こちらの製品でした。
その意味で〝レジェンド的な製品〟といえます。
何回かアップデートをくりかえし、2021年に最新版が発売されました。
容量5000mAHなので MacBook Air を30%ほどしか充電できません。けれど、最低限のワット数で給電してくれます。
とりあえず持っておけば、損はしないモバイルバッテリーといえます。
Anker PowerCore Fusion 10000
基本スペックは、こんなかんじ。
縦横サイズ | 82mm × 82mm |
厚み | 35mm |
重さ | 278g |
接続方式 |
USB-C × 1 USB-A × 1 |
入力 | 5V = 3A |
出力 | 最大20W |
特徴は、つぎのとおり。
・最大20Wで出力する
こちらは、先ほどあげた Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 の「10000mAHタイプ」の製品です。
容量を倍にすることで、スマホだけでなく、ノートPCも充電できるよう作れられました。
とはいえ、給電パワーや機能面は〝御の字〟なんですが、重量がそこそこあります。
278g もあり、充電器一体型のモバイルバッテリーにしても、けっこうずっしりきます。
なので、持ち運ぶ機会が多い人は、Anker PowerCoreⅢ Fusion 5000 をおすすめします。
おわりに
iPhone におすすめの充電器をみてきました。
まとめると、こんなかんじ。
・1ポート充電器では、Anker PowerPort Nano Ⅲ 20W
・2ポート充電器では、Anker 521 Charger
この記事が iPhone の充電器を探している人の参考になれば、うれしいです。
では、また。