古代ギリシャの歴史 ─ 年表・人物・哲学・エーゲ文明・ポリス・スパルタ・アテネ・ペルシャ戦争【簡単にわかりやすく解説】

どうも、りきぞうです。

大学のころから、世界史に親しんできました。

大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。

・古代ギリシャの歴史を知りたい
・大事なキーワード&人物は?
・各時代のポイントは?

きょうは、この問いに答えていきます。

古代ギリシャ史は、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。

  • エーゲ文明
  • ギリシャのポリス
  • スパルタ
  • アテネとペルシャ戦争
  • アレクサンドロス大王とヘレニズム
  • ギリシャ&ヘレニズム文化

以下、各王朝のキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。

なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。

古代ギリシャの歴史① ─ エーゲ文明

エーゲ海

エーゲ文明のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・クノッソス宮殿
・ミケーネ・ティリンス
・海の民
・イオニア人
・アイオリス人
・暗黒時代
重要人物
・シュリーマン(考古学者)
・エヴァンス(〃)
ポイント
・海洋文明のクレタ文明は開放的かつ平和的であるいっぽう、ミケーネ文明は巨石による城塞を築くほど戦闘的だった

エーゲ文明については、さいしょにクレタ文明がおこり、つづいてミケーネ文明が発展した点をおさえます。

クレタ文明は海洋的かつ開放的、ミケーネ文明は内向的かつ戦闘的だったことも知っておきたいところです。

詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。

古代ギリシャの歴史② ─ ギリシャのポリス

アクロポリス

ギリシャのポリスのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・集住(シノイキスモス)
・アクロポリス
・アゴラ
・オリンピアの祭典
・デルフォイの神託
・ヘレネス
・バルバロイ
・『イリアス』&『オデュッセイア』
・重装歩兵
重要人物
・ホメロス
ポイント
・アテネをはじめ古代ギリシャのポリスでは、重装歩兵として国防を担っていた平民が、貴族にたいして参政権を要求していった

ポリスについては、都市の構造を把握しておくと良いです。

ポリスはアクロポリス/アゴラから構成され、アクロポリスでは宗教&軍事に関わることが、アゴラでは経済と政治に関することがなされていました。

またポリス内では奴隷制がしかれ、たとえばアテネでは 1/3 が奴隷として従事していた、といわれています。

ただし平民の立場は強く、はじめのうちは王政をとっていた各都市国家も、自前の武具をそなえ、重装歩兵としてポリスをまもるようになると、王や貴族にたいして参政権を要求します。

ギリシャのポリスについては、これらの点をおさえるのがポイントです。

詳しい内容は、こちらです。

古代ギリシャの歴史③ ─ スパルタ

リュクルゴス

スパルタのキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・リュクルゴス制
・ペリオイコイ
・ヘイロータイ
重要人物
・リュクルゴス
ポイント
・リュクルゴス制により軍事体制をしいたスパルタは、ギリシャでもっとも強い陸軍国家だった

スパルタにかんしては、リュクルゴス制をしき、少数の市民が、多数のペリオイコイ(商工業者)とヘイロータイ(奴隷農民)を支配していた点をおさえておきましょう。

ヘイロータイの反乱を抑止するために、あの強権的な軍事体制をしいていました。

制度形成の背景を知っておくと、スパルタへの理解が深まります。

詳しくはこちらです。

古代ギリシャの歴史④ ─ アテネとペルシャ戦争

アテネ

アテネとペルシャ戦争のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・ドラコン法
・僭主政治
・陶片追放
・ペルシャ戦争
・デロス同盟
・ペロポネソス戦争
・デマゴーゴス
重要人物
・ソロン
・ペイシストラトス
・クレイステネス
・デミストクレス
・ペリクレス
ポイント
・アテネでは[ドラコン法 → ソロンの改革 → ペイシストラトスの僭主政治 → クレイステネスの改革]の順で、民主政がすすんでいった
・ペロポネソス戦争のあと、土地を失った市民が没落し、市民皆兵の原則がくずれたことで傭兵が流行した

アテネについては、王政から民主政にいたるプロセスを知っておくのがポイントになります。

その過程で僭主が台頭するのを防ぐために、アテネ独特の「陶片追放」とよばれるしくみがうまれました。

外交については、アケメネス朝との争いペルシャ戦争をおさえておく必要があります。

勝敗そのものも大事ですが、ペルシャ戦争での対立軸が、いまのヨーロッパ/アジアの区分につながっていきます。

またペルシャ戦争で活躍したアテネがポリス内の覇権をにぎり、その反発からスパルタを主軸とするグループが形成され、ペロポネソス戦争をひきおこすことも知っておきたいところです。

出典:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

詳しくはこちらです。

古代ギリシャの歴史⑤ ─ アレクサンドロス大王とヘレニズム時代

アレクサンドロス大王

アテネとペルシャ戦争のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・カイロネイアの戦い
・コリントス同盟(ヘラス同盟)
・東方遠征
・イッソスの戦い
・都市アレクサンドリア
・ディアドコイ戦争(後継者戦争)
重要人物
・フィリッポス2世
・アレクサンドロス大王
ポイント
・フィリッポス2世がマケドニア王権を強化したのち、むすこアレクサンドロスが遠征に乗りだす
・アレクサンドロス大王の東方遠征により、ギリシャ世界とオリエント世界が融合した
・大王亡きあとは、部下のあいだでディアドコイ戦争(後継者戦争)が約50年間つづく

ペロポネソス戦争をはじめ、混乱するギリシャ一帯を統治したのがマケドニア王国のアレクサンドロス大王です。

ご存知のとおり、ギリシャを平定したあと、東方アジアにむけて大遠征をおこない、一帯をおさめていたアケメネス朝ペルシャを滅ぼします。

アレクサンドロスの遠征については、ペルシャとの、それぞれの戦いを把握するのがポイントになります。

またアレクサンドロス亡きあとは、彼の帝国は3つの国に分裂し、覇権争いをくりひろげます。

いっぽうでアレクサンドロスの遠征をきっかけに、アジアとギリシャの文化が融合し、「ヘレニズム」とよばれる文化や芸術が華ひらきます。

これら一連の過程を知っておくのが、ヘレニズム時代を理解するうえで、とても大事です。

出典:『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

詳しくはこちらです。

古代ギリシャの歴史⑥ ─ ギリシャ&ヘレニズム文化

ギリシャ

ギリシャ&ヘレニズム文化のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。

キーワード
・オリンポス12神
・ディオニソス神
・自然哲学
・ソフィスト
・ドーリア式/イオニア式/コリント式
・コイネー
・ムセイオン(研究所)
・世界市民主義
・ストア派
・エピクロス派
重要人物
・ホメロス
・ヘシオドス
・アイスキュロス
・ソフォクレス
・エウリピデス
・アリストファネス
・タレス
・ヘラクレイトス
・デモクリトス
・ピタゴラス
・ソクラテス
・プラトン
・アリストテレス
・ヘロトドス
・トゥキディデス
・フェイディアス
・エウクレイデス
・アリスタルコス
・アルキメデス
ポイント
・ギリシャ文化は人間中心で合理的なものをめざし、のちのヨーロッパ近代文明のお手本となった
・ヘレニズム文化は、ギリシャとオリエント文化が融合して生まれた

ギリシャ&ヘレニズム文化については、それぞれの特色をおさえておく必要があります。

アテネは合理性を重んじ、人間を中心につくられます。

いっぽうヘレニズムはギリシャとオリエントが融合したもので、おもに自然科学が発展しました。

そのうえで、哲学&文学&芸術など、個別の作品をおさえるのが理解のポイントになります。

詳しくはこちらです。

おわりに

古代ギリシャの歴史をみてきました。

古代ギリシャ史については、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。

・エーゲ文明
・ギリシャのポリス
・スパルタ
・アテネとペルシャ戦争
・アレクサンドロス大王とヘレニズム
・ギリシャ&ヘレニズム文化

この記事が、古代ギリシャを知りたい人のヒントになれば、うれしいです。

では、また。