「仕事が遊びになる」意味

どうも、リキゾーです。

これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。

働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。

ふりかえると、好きなこと & 得意なことをいかして働いてきたように思います。

経済ニュースをみていると、「仕事が遊びになる」といった考えを目にしますよね。

数年前、youtube が「好きなことで生きていく」というコピーをうたった頃から、「仕事を遊びに」という流れが出てきたような気がします。

直接のキッカケかどうかはわかりませんが。


さいきんでは堀江さんが、さまざまなメディアで「仕事は遊びになる」とくりかえし主張していますよね。

たとえば、つぎのような本など。

また古くは、遊びと仕事のカンケーを考察した歴史学者もいました。

彼なんかは、人間を文化的に豊かにしてきたのは仕事ではなく遊びだと主張します。

労働よりも遊びを重視するというより、さまざまな仕事や職業はすべて遊びから派生したと言い放ちます。

仕事と遊びは密接につながり、とくにいまは「仕事が遊びになる」という意見がつよくなっています。

その背景はさておき、個人的には「仕事が遊びになる」といっても、たんに遊んでいればいいわけではないと思っています。

「仕事が遊びになる」の真意は、仕事を遊びに変えることであり、仕事と思われている作業を遊びに変える人や会社が評価されることです。

きょうはこの話題にふれていきます。

「仕事が遊びになる」という考えがイマイチわからない人、納得できない人にとって、なにかしらのヒントになればうれしいです。

「仕事が遊びになる」の意味

くりかえしのべると、「仕事が遊びになる=仕事を遊びに変える」ということです。

労働と思われるものを遊びで変えることに意味があり、それを果たした人 or 会社が評価されます。

たとえば、こんなところでしょうか。

  • 農作業 → 体験農園
  • 兵役 → サバイバルゲーム
  • 勉強 → 研究

矢印の右は、どれも人気のある遊びですよね。

それなりにお金もかかります。

体験農園は都会に住んでる人には人気のある趣味ですし、サバイバルゲームもここ数年で一気に広まりました。

研究を「遊び」とするのはヘンだと思うかもしれません。

しかし大学院に通った経験からもわかりますが、研究は「遊び」です。

頼まれもしないのに、5年以上かけて、ひとつの作業に打ちこむんですからね。

そしてここにあげた遊びは、モトをただせば「労働」or「苦役」です。

体験農園は、もともとは農作業ですし、サバイバルゲームは兵士の任務を遊びに変えたものです。

研究も、勉強を自分なりに面白くした作業といえば遊びです。

ちなみに、もっともわかりやすい例は、豊洲にある『キッザニア』です。

この施設では、あらゆる職業をエンタメとみなして、子どもたちを楽しませています。

親御さんは、教育のために連れていっているのかもしれませんが、子どものほうは純粋に楽しんでいます。

「遊んでいればいい」わけではない

とはいえ、ここにあげた例からもわかるとおり、「仕事が遊びになる」とは「たんに遊んでいればいい」と言うわけではありません。

「遊んでいるものが仕事になる」と言うわけではないんです。

パチンコや競馬をやっても、お金が逃げていくだけです。

消費しているだけなんですね。

「仕事=遊び」には2パターンある

とはいえ、パチプロや競馬師など、ギャンブルを仕事にする人たちもいますよね。

こちらは「仕事=遊び」といっても、遊びを仕事に変えた人たちです。

うえにあげたのは、労働と思われているものが遊びになった例です。

いっぽう、ギャンブラーなどは、遊びと思われているものを仕事に変えた人たちです。

つまり、「仕事 → 遊び」 or 「遊び → 仕事」の2パターンがあるんです。

そしていまは、後者の流れが優勢で「遊びを仕事にしよう」とする人が増えています。

たとえば、こんなかんじ。

  • パソコンオタク → プログラマー
  • ゲームオタク → プロゲーマー
  • 映画好き → 映画批評家
  • アイス好き → アイス評論家

ここにあげたのは氷山の一角で、あらゆるジャンルで「遊びを仕事にしよう」「趣味で食べていこう」と考える人がいます。

2つの方向性を意識する

このように、「仕事=遊び」には、ふたつの意味がふくまれています。

  • 労働と思われているものを遊びにする
  • 遊びと思われているものを仕事にする

ポイントは、2つの方向性に気づくこと。

さいしょにのべたように「仕事が遊びになる」には、労働と思われているものを遊びに変える意味もある。

「遊び → 仕事」のほうは、入りはラクかもしれませんが、レッドオーシャンになりやすい。

「仕事 → 遊び」は、知恵をしぼる必要がありますが、転換できれば、それがひとつのジャンルとして成り立つ。

大事なのは、「仕事=遊び」には2つの流れがあり、両方の視点をもつことです。

まとめ

「仕事が遊びになる」──よく耳にする考えですが、この流れはしばらくつづきそうです。

そのときに、「仕事 → 遊び」「遊び → 仕事」、2つの方向性があると知っておくと、キャリアをつくるうえでいろいろヒントになると思います。

すくなくとも、「仕事=遊び」とは、遊んでいればいいわけではありません。

この点だけでも注意しておきましょう。

ではまたー。