『サンドウィッチマンライブ 2008 新宿与太郎行進曲』感想&レビューです。

公演日 2008年10月
収録 聞き込み
漫才「路上喫煙」
漫才「テレビショッピング」
メガネ
ラヴホテル
怪我した男
美容院
哀川調

どうも、コント作家のりきぞうです。

きょうも、コント作品をレビューしていきます。

取りあげるのは、『サンドウィッチマンライブ 2008 新宿与太郎行進曲』。

『M−1グランプリ』で優勝後、はじめての単独ライブになります。

漫才「路上喫煙」「テレビショッピング」は、両方とも、さすがです。

定番の『哀川さん』シリーズも、収録されています。

ファンにとっては、たまらないキャラですね。

すでに安定感の笑いを提供しています。

いちど観たネタが収録されているかもです。

けれどあらためて観ても、満足するはずです。

個人的に好きだったのは、「ラヴホテル」「怪我した男」「美容院」 ─ 。

以下、くわしくみていきます。

『ラヴホテル』

あらすじ

ラヴホテルにオンナをつれこむ客。

店員が応対するが、受付の入り口で、顔だけを出している状態。

とまどう男と女。

モニターをみながら、部屋をすすめるが、ベットが二段ベッドだったり、いぜん人が殺されていたり……。

ロクな部屋がのこっていない。

しびれをきらしたカノジョも、とちゅうで帰ってしまい……。

ひとこと

富澤さんの小ボケが連発します。

「相部屋でもよろしいでしょうか?」など、クスッとさせるセリフが、じわじわときいてくる。

カノジョがにげてしまったあとも、じゃれ合う客と店員。

プライベートでの仲の良さがにじみでていますね。

『怪我した男』

あらすじ

人生につかれた男(富澤)。ベンチにすわり、たそがれている。

そこへ点滴をつけたままの、病院服すがたの男(伊達)がやってくる。

うなだれるようすをみて「自殺はしちゃいけない」とはげます。

かってに自殺するとみなされた男(富澤)は、全力で否定する。

それよりも、病人のあいてを心配するが、男(伊達)は重病ではなく、つけていた点滴もダミー。

みょうなヤツだとおもいつつ、たそがれていた男は日ごろの悩みをうちあけるが……。

ひとこと

伊達さんがボケ役、富澤さんがツッコミ役のコント。

ふだんとは、逆のスタイルをとっています。

伊達さんがボケるコントは、個人的にはけっこうツボです。

富澤さんとはちがって、テンポもゆったりで、なんとも言えない笑いがただよっています。

サンドウィッチマンファンのなかでも、好きなひとが多いのでは?

『美容院』

あらすじ

美容院にやってくる客(伊達)。

店員(富澤)は、鏡をもって髪の状態を確認させたり、上着といっしょにTシャツをぬがそうとしたり……。

そのあとも、顔にかけたシャンプーを「クイックルワイパーシート」で拭かせり、アツアツのシャワーを頭にかけたり……。

しつれいな態度はつづいていき……。

ひとこと

サンドウィッチマンらしいコントです。

富澤さんのおトボけに、伊達さんが振りまわされるスタイルです。

ひとつひとつのボケが精度がたかく、序盤のフリが後半にもきいているなど、プロットのつくりもしっかりしています。

サンドウィッチのコントは、わりとゆったりとしたテンポが多い。

けれどこちらは、漫才のようにポンポンすすんでいきます。

全体をとおして、いちばん笑える内容でした。

まとめ

こんなふうに、プロットに注目してみていくと、よりいっそうコントを楽しめます。

ほかの作品でも、こんな視点に立って作品で観ています。

ちがう記事ものぞいてみてください。

ではまた。

よきコントライフを〜。