どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・この時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
答えは、つぎのとおり。
・長老派/独立派/水平派
・共和政
・クロムウェル
この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
ピューリタン革命① ─ 背景

ピューリタン革命のきっかけは、ときの国王チャールズ1世が、議会を無視し、専制政治をくりかえしたからでした。
その後、チャールズ1世は議会からの反抗を逃れるため、いったんロンドンを脱出して隣国のスコットランドへ向かいます。
この逃亡により、国王と議会の対立は決定的となりました。
いっぽうイギリス内部でも、王党派と議会派にグループが分かれます。それぞれの派閥の特徴は、つぎのとおりです。
・貴族&特権商人&保守的ジェントリがメンバーの中心
・イギリス国教会を支持
議会派:
・新興ジェントリ&ヨーマンがメンバーの中心
・ピューリタンを支持
議会はチャールズ1世と対決姿勢をしめすいっぽう、議員のなかでも内部抗争が激しくなっていきます。
ピューリタン革命② ─ 展開

そんななかで登場したのが、ジェントリ出身のクロムウェルでした。
彼は鉄器隊を組織して、議会派を有利にはこびます。身分や家柄にかかわらず、実力があれば平民を採用し、軍の指揮にあたらせます。
クロムウェル自身の統率力もあって、鉄器隊はネーズビーの戦いで王党派に勝利します。
さらにイギリスに帰還していたチャールズ1世を追いかけ、逮捕にふみきります。
しかし、このまま議会派有利にはこぶかと思いきや、今度は議会派のなかで派閥争いがおこり、3つのグループに分裂してしまいます。
各派閥の特徴は、つぎのとおりです。
・貴族&大商人がメンバーの中心
・現議会での多数派
・長老教会制&立憲王政を主張
独立派:
・ジェントリ&ヨーマン&商工業者がメンバーの中心
・指導者はクロムウェル
・独立教会制&共和政を主張
水平派:
・貧農&小市民がメンバーの中心
・参政権&財産権の平等を主張
ピューリタン革命③ ─ 影響

三つどもえのなか、さいごは独立派のクロムウェルが水平派と手をむすび、議会から長老派を追放することになります。
以後、クロムウェル指導のもと、独立派がイギリス議会を牛耳ることになります。
さらにクロムウェルは、逮捕していたチャールズ1世を断頭台におくり、処刑します。
国王の死により、王政と上院は廃止され、イギリスでは共和政がとられることになります。
ピューリタン革命④ ─ 共和政時代

議会での権勢を高めるため、クロムウェルを指導者とする独立派は、協力関係にあった水平派を弾圧します。
これにより独立派の勢力がつよまり、中心メンバーである中産階級やジェントリの利益が守られ、かれらの地位も向上します。
外交政策
いっぽう外交政策では、王党派の粉砕を口実に、独立派はアイルランドに遠征部隊をおくります。
結果、アイルランドはイギリスによって支配され、以後アイルランド人は、イギリスを主人とする小作人の立場に転落します。
事実上、アイルランドはイギリスの植民地となりました。
さらにその翌年には、宿敵だったスコットランドにも進出し、長老派&王党派を倒す口実のもと、征服を果たします。
経済政策
いっぽう経済政策については、ひきつづき重商主義の立場をとります。
航海法を制定したうえで、イギリスとの海洋交易を、
・イギリス植民地の商船
に限定します。
一連の海洋政策により、オランダの中継貿易は打撃をうけ、ゆきづまったネーデルラントは戦争をしかけ、第1次英蘭戦争(イギリス=オランダ戦争)へ発展します。
クロムウェルによる独裁
議会で独立派をひきいてきたクロムウェルですが、とつぜん議会を解散し、軍事独裁を開始します(長期議会の終焉)。
彼は「護国卿」とよばれる地位に就き、国内/海外にむけて、武力行使にうってでます。
禁欲的なピューリタニズムのもと、厳格な神権政治をおこないます。
王政復古
しかしクロムウェルの死後、不満を高めた民衆は、彼の親族や独立派議員を追放し、代わりに、イギリス国教会の信徒と、かつての長老派議員をむかえいれます。
さらに国王をイギリス本国によびもどし、ここに王政復古が完了します。
おわりに
ピューリタン革命についてみてきました。
まとめると、こんなかんじです。
・長老派/独立派/水平派
・共和政
・クロムウェル
この記事が、ピューリタン革命を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。
では、また。




