どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・この時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
答えは、つぎのとおり。
・スペイン革命
・国際義勇軍
・『ゲルニカ』
・三国防共協定
・三国枢軸
この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
スペイン内戦① ─ 人民戦線 vs フランコ反乱軍

スペイン内戦は人民戦線がむすばれたことをきっかけにおこりました。
人民戦線は、ヨーロッパ各国で
・イタリアファシズムの台頭
への対応から結成されたものです。
コミンテルン第7回大会では、正式に反ファシズム統一戦線を提唱します。これにより、社会民主主義への敵対意識をあらため、社会党と共産党にむけて協力をよびかけます。
これにより人民戦線は、フランクとスペインで政権を獲得します。
そんななかスペイン革命がおこります。
革命メンバーは、
・共和政の樹立
・政教分離
・土地改革
をかかげ、ときのスペイン政府にたいして反乱をおこします。
革命運動に危機感をもった地主・教会組織・軍部・資本家は保守派の政党を支持し、これが右翼政党が台頭する引きがねとなります。
いったんは革命メンバーが支持する人民戦線が勝利し組閣までこぎつけるものの、軍部の権限をにぎるフランコ将軍がモロッコで反乱をおこします。
これにより、
vs
人民戦線派
といった構図で、スペイン内戦が本格的に勃発することになります。
スペイン内戦② ─ 各国の対策

スペイン内戦は国内にとどまらず、国際情勢に大きな影響をもたらすことになります。
各国の思わくが入り乱れ、どちらをサポートするかで、自国の立ち位置が決まってしまうような情勢でした。
その結果、それぞれの国はつぎのような立場を表明することになります。
→ フランコ軍を支援
ソ連
→ 人民戦線派を支援
イギリス&フランス
→ 不干渉政策の実施
注目したいのは、イギリスとフランスの立場です。両国は国内経済を安定させるため、内戦には介入しない方針をとります。
その結果、ドイツとイタリアがよりいっそう台頭し、これが第二次世界大戦の引きがねとなってしまいます。
なお、人民戦線派には作家のヘミングウェイやオーウェルも協力した国際義勇軍も、支持を表明しました。
また画家のピカソは故郷の惨状を目のまえに、ドイツ支援の空軍に爆撃されたバスク地方の都市ゲルニカを独特のタッチで描きました(『ゲルニカ』)。
しかしイギリス&フランスの予測や、国際義勇軍の支援に反して、人民戦線派はやぶれ、フランコ反乱軍が勝利をおさめます。
これにより、ドイツやイタリアと同じく、スペインでも一党独裁体制が成立することになります。
スペイン内戦③ ─ 三国防共協定

スペイン内戦をつうじてのフランコ政権の樹立は、その後の国際情勢を大きく変えるものでした。
ドイツやイタリアと同じく、資源をもたず中国にむけて侵略戦争を始めていた日本は、両国に接近し、急速に関係を密にします。
すでにドイツとイタリアとのあいだではベルリン=ローマ枢軸とよばれる提携がむすばれていました。
そんななかで日本もドイツと手をむすび、反ソ連&反共産主義をかかげたうえで、日独防共協定を締結します。
さらにイタリアとも手をむすび、ドイツをくわえて、日独伊による三国防共協定が成立します。
ここに三国枢軸が結成されることになります。
おわりに
スペイン内戦をみてきました。
まとめると、こんなかんじです。
・スペイン革命
・国際義勇軍
・『ゲルニカ』
・三国防共協定
・三国枢軸
この記事が、スペイン内戦を理解するさいのヒントになれば、うれしいです。
では、また。




