どうも、りきぞうです。
大学のころから、世界史に親しんできました。
大学院時代は、本格的に人文書・歴史書にあたってきました。
・大事なキーワード&人物は?
・この時代のポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
元朝と明代は、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 元王朝
- 明王朝
- 明の文化
以下、それぞれのキーワード・重要人物・ポイントをあげて、解説していきます。
なお、この記事では、つぎの本を参考にしました。
目次
元朝と明代① ─ 元王朝

元王朝のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・駅伝制
・交鈔
・授時暦
・元曲
・チベット仏教
・紅巾の乱
・プラノ=カルピニ
・ルブルック
・モンテ=コルヴィノ
・マルコ=ポーロ
・イブン=バットゥータ
元については、広大はモンゴル帝国のもとで、東西の交流が活発になり、史上初めて、ユーラシア大陸の一体化がおこった点が重要です。
そのさい元の都がある大都(現北京)が経済と政治の中心となりました。
国内統治では、モンゴル人&色目人&漢人&南人があつまり、実力主義による登用のもと、政治運営をおこなっていました。
元では、海外貿易と統治制度の両面を把握しておくのがポイントです。
詳しく内容は、こちらに書きました。ご参考にどうぞ。
元朝と明代② ─ 明王朝

明王朝のキーワード・ポイントは、つぎのとおり。
・里甲制
・賦役黄冊
・魚鱗図冊
・靖難の役
・北虜南倭
・永楽帝
・鄭和
・張居正
・一条鞭法
・李自成
・明の朝貢貿易による海運規制にたいして、北虜南倭というかたちで人びとの不満が高まった
明については、王朝をひらいた洪武帝が、衛所制と里甲制のもと、きびしく民衆を統治して、専制政治を強化していった点が重要です。
つづく永楽帝のころには、部下の鄭和に南海遠征を実施させ、周辺国に朝貢をうながしたことを知っておきましょう。

詳しい内容は、こちらです。
元朝と明代③ ─ 明の文化

明文化のキーワード・重要人物・ポイントは、つぎのとおり。
・考証学
・実学
・董其昌
・宋文化は漢人固有のもので、士大夫層と庶民層が文化の担い手だった
明の文化については、宋代以来、ますます経済は発展し、市場の活性化にともない、実学や大衆小説などが流行した点がポイントです。
この時代に中国文学の代表作である『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』などが発表されています。
またそれまでの普及していた朱子学を批判し、陽明学が広まったのも、このころです。
詳しくはこちらです。
おわりに
元朝と明代をまとめてみました。
元朝と明代については、つぎの流れ(構成)をとらえると、すっきり理解できます。
- 元王朝
- 明王朝
- 明の文化
この記事が、元朝と明代を知りたい人のヒントになれば、うれしいです。
では、また。
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