シェイクスピア ─ おすすめの作品 まとめ

どうも、りきぞうです。

大学のころから、文学に親しんできました。

大学院時代〜社会人時代にかけても、ひんぱんに作品にあたってきました。

古典作品については、300本以上、読んでいます。

なかでも、シェイクスピア作品には、楽しませてもらいました。

同じように、読んでみようかなぁと思う人もいるかと。

とはいえ、

・そもそも全部で何作品あるの?
・たくさんありすぎて、どれからみたらいいいのか分からない
・とくにおすすめの著作は、どれ?

─ こんな悩み&疑問をいだく人も多いはず。

そこで、この記事では、おすすめのシェイクスピア作品をあげていきたいと思います。

結論を先にいうと、つぎのとおり。

りきぞう

シェイクスピアの著書は、全部で約40作品
悲劇なら『マクベス』『リア王』がおすすめ
喜劇なら『十二夜』『お気に召すまま』が Good

いまのところ、シェイクスピア作品は、ぜんぶで「約40作品」あるといわれています。

一覧は、以下のとおり。

◯ 史劇
・『ヘンリー六世 第1部』(1590年)
・『ヘンリー六世 第2部』(1591年)
・『ヘンリー六世 第3部』(1591年)
・『リチャード三世』(1593年)
・『リチャード二世』(1595年)
・『ジョン王』(1596年)
・『ヘンリー四世 第1部』(1597年)
・『ヘンリー四世 第2部』(1598年)
・『ヘンリー五世』(1599年)
・『ヘンリー八世』(1603年)

◯ 悲劇
・『タイタス・アンドロニカス』(1594年)
・『ロミオとジュリエット』(1595年)
・『ジュリアス・シーザー』(1599年)
・『ハムレット』(1601年)
・『トロイラスとクレシダ』(1602年)
・『オセロー』(1604年)
・『リア王』(1605年)
・『マクベス』(1606年)
・『アントニーとクレオパトラ』(1607年)
・『コリオレイナス』(1608年)
・『アテネのタイモン』(1608年)

◯ 喜劇
・『間違いの喜劇』(1594年)
・『じゃじゃ馬ならし』(1594年)
・『ヴェローナの二紳士』(1594年)
・『恋の骨折り損』(1595年)
・『夏の夜の夢』(1596年)
・『ヴェニスの商人』(1597年)
・『ウィンザーの陽気な女房たち』(1597年)
・『空騒ぎ』(1599年)
・『お気に召すまま』(1599年)
・『十二夜』(1602年)
・『終わりよければ全てよし』(1603年)
・『尺には尺を』(1604年)
・『ペリクリーズ』(1608年)
・『シンベリン』(1610年)
・『冬物語』(1611年)
・『テンペスト』(1611年)
・『二人のいとこの貴公子』(1613年)

そのなかでも、悲劇なら『マクベス』『リア王』の2本。

喜劇なら『十二夜』『お気に召すまま』の2本がおすすめです。

くわえて、史劇なら『リチャード三世』が良いです。

ちなみに、古典だけあって、いろんな方の翻訳が、たくさん出ています。

個人的には、河合訳がおすすめです。

セリフまわしがカンケツで、ドライブ感があるからです。

ただし、『リア王』ついては、まだ翻訳が出ていないので、安西訳を推薦します。

こちらも、文体がキビキビしていて、いいかんじです。

以下、それぞれの作品にたいして、概要&感想をのべていきます。

シェイクスピア作品を読むうえでの参考にしてみてください。

『マクベス』

上演年 1604年〜1606年ごろ
構成 全5幕

シェイクスピア中期(1606年)の作品です。

軍人「マクベス」が、妻と共謀して、主君を暗殺。

王位につくものの、

・内面の葛藤
・外部からの重圧

に耐えきれず、苦境に立たされる。

実在の人物、スコットランド王「マクベス」(在位1040-1057)をモデルに作られました。

序盤、3人の魔女が登場して、

「きれいはきたない、きたないはきれい」

と、マクベスの〝不吉な未来〟を暗示するシーンは、あまりに有名ですね。

内面の葛藤を描いた作品といえば『ハムレット』ですが、個人的には『マクベス』のほうが、緊迫感があって、おもしろいです。

評価
長さ
(3.0)
難易度
(3.0)
面白さ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『リア王』

上演年 1604年〜1606年ごろ
構成 全5幕

シェイクスピア中期の作品です。

個人的には、4大悲劇のなかで、コレがいちばん好きです。

年老いた王「リア」が、3人のむすめに、土地&権限をゆずる。

けれど、王位を受けた瞬間に、長女&次女は、親を棄てる。

ふたりのふるまいに、ショックをうけた「リア」は、道化(=ピエロ)とともに、荒野をさまよい、狂っていく……。

あらすじだけをみると、すさまじいですが、何度か読むと、リアの状況が、どこかコッケイにみえます。

悲劇となれつつも、喜劇ともみえるところに、本作の魅力があります。

分量もほどよく、2日〜3日もあれば、読み終えることができます。

さいしょに手にとするには、いちばんいいかなぁと。

評価
長さ
(3.0)
難易度
(3.0)
面白さ
(5.0)
おすすめ度
(5.0)

『十二夜』

上演年 1600年ごろ
構成 全5幕

シェイクスピア中期(1602年)の作品です。

喜劇のなかでも、もっとも高い評価をうけています。

男女の双子「オリヴィア」「セバスチャン」が、まわりをかんちがいさせることで、はなしが進んでいきます。

プロットがスッキリしているうえに、笑いどころもたくさんあります。

喜劇作品をさいしょに読むなら、本作がおすすめです。

個人的には、オリヴィアにつかえる執事「マルヴォーリオ」の騙されっぷりが、 なんともコッケイで、いいかんじです。

評価
長さ
(3.0)
難易度
(3.0)
面白さ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『お気に召すまま』

上演年 1599年ごろ
構成 全5幕

シェイクスピア中期(1599年)の作品です。

こちらも分類では「喜劇」にあたります。

喜劇ではおなじみの、変装によるドタバタ劇です。

変装によって、まわりをかんちがいさせるには、シェイクスピアの常套手段です。

ロザリンドが男性に化けることで、オーランドをはじめ、まわりをカンちがいさせ、ストーリーを盛りあげていきます。

こちらもプロットの流れがスッキリしていて、ぐいぐい読みすすめていけます。

またシェイクスピアによる、つぎの有名なセリフもこの『お気に召すまま』で登場します。

ジェイクィズ この世はすべて舞台。男も女もみな訳者に過ぎぬ。退場があって、登場があって、一人が自分の出番にいろいろな役を演じる。(no.798)

この名ゼリフにあたれるだけでも、本作を読む価値はあるかなぁと思います。

評価
長さ
(3.0)
難易度
(3.0)
面白さ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

『リチャード三世』

出版年 1593年
構成 全5幕

シェイクスピア初期(1593年)の作品です。

分類でいえば「史劇」にあたります。

けれど、主人公「リチャード3世」の残虐ぶりから、なかみはほぼ悲劇です。

病床にあった国王「エドワード4世」のあとをつごうと「リチャード」。

野心をひた隠しにしながら、機知&話術をつかって、つきつぎに政敵を死に追いやる。

カラダの不自由をかかえながら、着実に王位にのぼりつめるかんじが、ふしぎとおもしろい。

完全に悪役ですが、なんともいえない魅力があります。

個人的には、シェイクスピア作品なかでも、トップ5に入ります。

評価
長さ
(3.0)
難易度
(3.0)
面白さ
(4.0)
おすすめ度
(4.0)

まとめ

まとめると、

りきぞう

シェイクスピアの著書は、全部で約40作品
悲劇なら『マクベス』『リア王』がおすすめ
喜劇なら『十二夜』『お気に召すまま』が Good

ぜひ、シェイクスピア作品を読むうえで、参考にしてみてください。

ではまた〜。