どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。
これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。
日本の働き方が変化していますね。
「人生100年時代」ということで、複数の職業を経験して、労働市場を生きぬくのがベターとされています。
いろいろ職業があるなかで、ライターのお仕事が注目されています。
とはいえ、じっさいに「なろうかなぁ」としている人のなかには、
- ライターって、たいへんじゃないの?
- ふだんの仕事でなにがツラいの?
と、ギモンをもつ人も多いはず。
きょうは、この問いに答えていきます。
ちなみに、わたしはライター歴が約5年です。
いまでもちょくちょく案件をもらっています。
結論を先にいえば、ライターはラクではありません。
個人的に「ツラいなぁ」と思う理由は、つぎのとおり。
- はじめは給料・報酬が低い
- 情報収集がたいへん
- 連絡のやり取りで忙しい
以下、対処法をまじえつつ、くわしく述べていきます。
ライターになりたい人、はじめようとしている人のヒントになれば、うれしいです。
ライターがツラい理由
くりかえすと、ライターがツラい理由は、つぎのとおり。
- はじめは給料・報酬が低い
- 情報収集がたいへん
- 連絡のやり取りで忙しい
ひとつひとつ、みていきます。
① はじめは給料・報酬が低い

パソコン一台あればスタートできるライターですが、はじめのうちはお給料&報酬は低いです。
これは正社員でもフリーランスでも変わりません。
気軽に始められる職業のため、ライターになる人は多いですが、じっさいに続ける人は少ないのが現状です。
というのも、イメージとはちがい、1、2年目は、ビックリするくらい給料・報酬が低いからです。
人にもよりますが、フルで働いたとしても、おそらくコンビニのバイトくらいの稼ぎだと思います。
くわえて、自分が好きなジャンルの記事を書くわけではないので、モチベーションを維持するのもたいへんです。
そんな理由から、半年も経たず辞めてしまう人がほとんどです。
ちなみに、わたしの場合も、その例にもれず、ライターをやったり辞めたりをくりかえしていました。
給料や報酬だけをみたときに、ほかの仕事のほうが〝労働のコスパ〟がよかったからです。
じっさいは、3年目くらいから〝生活が豊かになるくらい〟の給料・報酬は入ってきますが、そこに行きつくまでがたいへんです。
ここでいう「豊かな生活」とは、平均的なサラリーマン以上の年収という意味です。
フツーに飲みにいって、3ヶ月に1回は旅行に行けるくらいの生活レベルです。
対処法
なので、ライターとしてやっていくには、1、2年目をどう乗りこえるかがポイントになります。
コツとしては、いきなり本業でライターにならないことです。
はじめのうちは、副業でオーケー。
たとえば、クラウドサービスを利用して、ちょこちょこ案件を受けつつ、ライターとしての実績を積んでいきます。
こうすることで、ライターの仕事内容を把握できますし、もし作業に行き詰まったら、本業のほうへ戻れます。
じょじょに慣れてきたら、副業から複業へシフトして、適切アリと感じたら「本業」にするのがベターです。
ちなみに、これはわたしの作戦でして、ライターでは「やっていけない」と思ったときに、「予備校講師」をやったり、「WEB会社」に勤めたりしました。
こんなふうに、数ある職業のなかの1つとして、ライターに取り組めば、給料や報酬のリスクを回避できます。
ライターの仕事は、案件単位、プロジェクト単位で行われるので、その都度、作業に取り組んでも問題はありません。
その利点をいかして、副業からスタートしてみるのをおすすめします。
② 情報収集がたいへん

はなしをもどして、ライターの仕事がツラい理由の2つ目がコレです。
ライターや編集者にとって、情報は〝生きる糧〟、〝養分〟に等しい。
なので、ふだんからの情報収集は欠かせません。
世の中の流行りやブームを追いかけるのはもちろん、あらゆる分野に目をとおして、「つぎにどんなブームがくるのか」を予想していないといけません。
ちなみに、わたしの知人のライターは、いまの「タピオカブーム」を予言していました(笑)
また、世間の流行だけでなく、ライターとして自分が得意なジャンルについての情報も追いかけておく必要があります。
たとえば、WEB 系の記事が得意なら、「これから来るアプリ」を知っておいたり、さらには「アプリ開発者」とコンタクトとれる状態にしておくなどです。
こんなかんじで、ライターにとって、情報は命です。
そのいっぽう、情報収集に追われ、余裕がなくなるのも事実です。
わたしは情報収集が得意なほうですが、それでも、記事作成のための資料を読むのがたいへんで、〝イッパイイッパイ〟になるのもしばしばです。
対処法
1、2年目は情報に追われるのは仕方ありません。
どんな仕事でも、なりたてはシンドいので、耐えるしかありません。
とはいえ、3年目くらいからは、情報収集のやり方に工夫をこらすようにしましょう。
わかりやすいトコだと、スマホを遠ざけて、ムダな情報をアタマにいれない、といったかんじです。
とくに、SNS 系のアプリは、〝ドロ沼〟にハマりやすいので、ムダな情報は、徹底的に排除する必要があります。
また、自分が得意としないジャンルの案件は、引き受けないなどの工夫も有効です。
経験を積むにはいいですが、情報収集がたいへんそうなジャンルの記事は控えると、余裕が生まれます。
ちなみに、わたしは「美容系」「医療系」の記事は、引き受けません。
情報収集に追われるとわかっているからです。
ここらへんは、ひとによって趣味趣向が違うので、自分が好きそう分野を選ぶようにしましょう。
③ 連絡のやり取りで忙しい

2つ目の理由ともつながりますが、ライターは連絡のやり取りがめちゃくちゃ多い仕事です。
会社員とは違って、個人で案件を受けるので、クライアントさんとのやり取りも、1人でやるのがフツーです。
原稿のチェックなんかは、〝連絡係を介して行う〟なんて、効率がワルすぎますからね。
納品物については、じかにやり取りしたほうが、お互いにメリットがあります。
とはいえ、その分、ライター1人の連絡のやり取りは、膨大になります。
しょっちゅう電話がかかってきますし、メールもバシバシ届きます。
1日、50〜100件はザラです。
対処法
すべての連絡に対応していたら、作業は終わりません。
納品できないことになります。
これじゃあ、本末転倒ですね。
というわけで、対処法としては、連絡を極力受けないということになりますが、コレはコレで仕事がこなくてなります(笑)
なので、わたしが取り入れているのは、「連絡タイム」を決めておく方法です。
こうすると、作業 / 連絡の2つにメリハリがつき、効率的に時間をつかえます。
また、あらかじめクライアントさんに「連絡できる時間帯」を伝えておけば、相手のほうもコミュニケーションがラクになります。
このやり方を始めた当初は「嫌がられるかなぁ」と思いましたが、ぎゃくに感謝されました。
向こうからしても「いつ連絡がつくかどうか」がわかっているほうが、安心するみたいです。
もちろん緊急事態があったり、ライターなりたての頃は、電話とメールに追われることになります。
とはいえ、仕事に慣れてきたら、効率的に時間をつかうためにも「連絡タイム」は固定しておくことをおすすめします。
おわりに
ライターの仕事がツラい理由&対処法を述べてきました。
ツラいトコをあげてきましたが、キホン、ライターの仕事は、楽しく、充実しています。
個人としての実績も積みやすく、あなた自身の信用・信頼も高めやすい職業です。
低コストでスタートできる仕事でもあるので、どんな方にもおすすめできます。
問題はさいしょの1、2年目のツラさです。
ココをこえたら、軌道に乗れます。
なので、うえの対処法を参考にしつつ、なんとか頑張ってみましょう。
この記事が何かのヒントになればうれしいです。
ではまた〜。