どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。
これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。
日本の働き方が変化していますね。
「人生100年時代」ということで、複数の職業を経験して、労働市場を生きぬくのがベターとされています。
いろいろ職業があるなかで、ライターのお仕事が注目されています。
とはいえ、じっさいに「なろうかなぁ」としている人のなかには、
- ライターになるには、どうするの?
- どんな準備しておけばいいの?
と、ギモンをもつ人も多いはず。
きょうは、この問いに答えていきます。
ちなみに、わたしはライター歴が約5年です。
いまでもちょくちょく案件をもらっています。
結論からいえば、ライターになる方法は、つぎの3つです。
- スクールに通う
- クラウドソーシングに登録する
- 出版社に営業をかける
以下、くわしく述べていきます。
ライターになりたい人、めざしている人のヒントになれば、うれしいです。
ライターのなり方
くりかえすと、ライターになるには、つぎの3つのルートがあります。
- スクールに通う
- クラウドソーシングに登録する
- 出版社に営業をかける
ひとつひとつ、みていきます。
① スクールに通う

初心者の人に、おすすめのルートです。
文章を書くのが好きでも、人にみせてチェックしてもらう経験のない人は、まずはスクールに通ってみるのがいいです。
自分では「文才がある」「文章がうまい」と思っていても、わりと他人からみれば、大したことない場合が多いです。
他人から評価してもらうことで、はじめて自分の実力がわかります。
くわえて、ライター独自の「文章の型」を学ぶにも、スクールは最適です。
たとえば、わたしは大学院では論文を書いてきましたが、雑誌記事 or ウェブ記事とは、「型」がまったく異なります。
もちろん活かす点もありますが、小論文など、学校で習った文章スタイルで書いてもうまくいきません。
それを経験するだけでも、メリットはあります。
さらに、スクールによっては「文章の書き方」だけではなく、「営業のやり方」「仕事のとり方」なども指導してくれます。
自分の好みに合わせて、選んでみましょう。
また、スクールに通うことで、仲間ができます。
のちのち仕事の案件をふってくれたり、プロジェクトで協力することになることもあります。
たまにですが、指導する方から仕事の依頼が舞いこんできたりします。
収入・報酬につながる付き合いつくれたりもします。
なので、ライターになるには、スクールはおすすめのルートです。
ちなみに、わたしも大学院を卒業したあと、2、3つ、ライティングスクールに通っていました。
仲間も作れましたし、なかには案件をいただくこともありました。
わたしの経験からも、ライター初心者には、good な方法です。
② クラウドソーシングに登録する

本やスクールで、「文章の書き方」や「仕事の流れ」を把握したら、さっそく実践に移しましょう。
とはいえ、いきなり案件が舞いこむことはありません。
そこで「クラウドソーシング」を利用します。
「クラウドソーシング」とは、ウェブ上で案件の依頼を受けるサービスです。
登録しておくことで、クライアントさんからライティング作業を依頼されます。
もちろん単に登録すれば良いというわけではなく、あなたの特技や魅力、アピールポイントをしっかり明記する必要があります。
このあたりは、就活で書く「履歴書」「ら小論文」に似ています。
自分の経歴やキャリアを整理して、「クライアントにとって、自分が何ができるか」をしっかり伝えておきしょう。
注意点
ただし気をつけたいのは、「クラウドソーシング」経由の案件は、報酬がめちゃくちゃ引くということです。
フツーは「1文字1円」でも良いほうとされていますが、これではどんなに頑張っても、月15万円くらいにしかなりません。
さらに依頼主の方と、じかに顔を合わさず、その場かぎりのカンケーでおわります。
なので、ライターとしてのあなた個人の価値が上がりにくい。
キャリア上、〝おいしく〟ないわけです。
というわけで、「クラウドソーシング」ルートは、さいしょのお仕事をもらうときにはおすすめですが、ずっと続けるものではありません。
作業単価をアップしたいなら、つぎにあげる「営業」が不可欠になります。
③ 出版社に営業をかける

スクールで文章の方を学び、クラウドソーシングで作業を実践したら、さいご出版社に営業をかけてみましょう。
「わたしなんて……」と思いがちですが、プッシュしてみたら、わりとすんなり案件を受けたりします。
やり方としては、雑誌の編集者の名まえを調べて、SNS などに直接 DM を投げてみたりします、
いまは編集者さんでも、twitter やインスタをやっているケースがほとんどなので、連絡はしやすいです。
もちろん「クラウドソーシング」と同じように、これまでの経歴やアピールポイントをしっかり明記する必要があります。
ここらへんは、コツとタイミングによりますが、まずは勇気をもって、メッセージを送ってみることです。
いろんな人に送ってみましょう。
たいていはスルーされますが、返信がまったくこないことはありません。
ちなみに、わたしは、雑誌の編集者の方の名まえをリサーチして、直接、編集室に電話をかけたりしてました。
かなりウザったいと思われたでしょうが、なかには案件を依頼してくれた出版社もありました。
そこからカンケーをつみかさね、大きな仕事につながったりしました。
粘りづよくやってみましょう。
また大手の会社は、すでに専属のライターさんがついています。
競争率高めなので、まずは中小規模の会社や編集者さんにアプローチしてみましょう。
あなたのアピールがうまければ、わりと好意的にむかえてくれたりしますよ。
おわりに
ライターになる方法をみてきました。
キホン、ライターは手軽にできる職業です。
資格も要りませんし、特別なキャリアや肩書がなくてもオーケーです。
さらにいまはウェブが普及したため、どんなひとにも窓口が開かれている状況です。
なので、ライターになるには、さまざまな方法があります。
むかしの会社の人脈を利用したり、自分の SNS でアピールして、そのままライターになってしまう人もいます。
とはいえ、うえにあげたルートが王道で、なってからも継続的に稼げると思います。
ライターはなるのがカンタンですが、続けるのがムズかしい職業です。
仲間をつくりつつ、ウデを磨いていくには、上記のルートが「スタート方法」としては最適です。
ライターになりたい人、めざす人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事が何かのヒントになればうれしいです。
ではまた〜。