どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。
これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。
日本の働き方が変化していますね。
いまや1つの職業で、一生を終えるのは、ムズかしくなりました。
「人生100年時代」ということもあり、いくつかの職業を経験して、市場を渡りあるくのが重要とされています。
なかでも、さまざまな職業があるなかで、ライターのお仕事に注目があつまっています。
インターネット以前は、敷居の高い職業でしたが、ネットが普及して以降、だれでも手軽に「ウェブライター」になれる、ということで人気のようです。
とはいえ、じっさいに「なろうかなぁ」としている人のなかには、
「どれくらいの稼げるの?」
と、ギモンをもつ人も多いはず。
わたし自身も、副業&本業の両方で、ライターの仕事をしていた経験があります。
すこしセーブしていますが、いまでもちょこちょこ案件の依頼を受けています。
その経過をふまえて、うえに問いに答えていきます。
結論を先にいえば、ライターのメリットはこんなかんじです。
- 文章力が身につく
- 人脈が広がる
つづいて、デメリット。
- 低収入
- 情報収集で忙しい
以下、詳しく述べていきます。
ライターになりたい人のヒントになれば、うれしいです。
ライターのメリット
くりかえすと、ライターのメリットは、つぎのとおり。
- 文章力が身につく
- 人脈が広がる
ひとつひとつみていきます。
文章力が身につく

ライターをしていると文章力が身につきます。
「あたりまえだろ」と思うかもですが、ここでいう「文章力」とは、「てにをは」が上手という意味ではありません。
モノやサービスを売りこむための文章が書ける意味での文章力です。
いわゆる「セールス・ライティング」ですが、このスキルを身につけておくと、ほかの仕事でもたいへん役立ちます。
たとえば、自分の商品を売り込んだり、会社の上司に自分のアイデアを提案したり。
ライターで身につく文章力が、さまざまに応用できます。
というのも、「セールス・ライティング」は、自分のモノやアイデアをアピールし、じっさいに行動を起こしてもらうことに〝特化〟した文章スキルだからです。
学校や予備校で習う文章は、自分の考えをまとめ、理解してもらうことを重視しますが、「セールス・ライティング」は、ひとにアクションをとってもらうことに重点を置きます。
たいていのビジネスにおいては「理解」よりも「行動」のほうが重要です。
商品を売るとき、認知してもらうだけでは意味はありません。
じっさいに購買してもらわないと意味がありませんよね。
ライターをしていると、「セールス・ライティング」のスキルが身につき、ひとに行動をとらせる文章力を書くことができます。
これが1つ目のメリットです。
人脈が広がる
2つ目のメリットは、人脈が広がることです。
ライターといっても、書籍やウェブ記事をみているだけではありません。
メディアごしの情報だけで書く記事は、薄っぺらく、価値がないからです。
「こたつ記事」って、やつですね。
価値のある記事を生みだすには、じかに人に会って、取材をする必要があります。
結果、いろんな人たちにインタビューするため、人脈が広がるわけです。
しょっちゅう人に会うため、なかなかプライベートの時間をもてませんが、 ふだん関わることがない、触れることがない人とコンタクトできるので、かなり充実します。
もちろん全員の人たちと仲良くなるわけではありません。
〝ウマの合う人〟なら、仕事のあとでも連絡を取り合ったりして、人間関係にも厚みがでます。
たぶんフツーの会社員の人よりは、交友関係は広いと思います。
ライターのデメリット
つづいて、デメリット。
くりかえすと、こんなかんじ。
- 低収入
- 情報収集で忙しい
ひとつひとつ、みていきます。
低収入

キホン、ライターのお仕事は、給料・報酬は低いです。
正社員でも、フリーランスでも変わらないと思います。
とはいえ、キャリアを重ねていくと、その人に「信用」がつき、収入はじょじょに上がっていきます。
専門性や人脈など、「その人にしか書けない記事」があったりすると、さらに報酬はアップします。
自分自身を「ブランド化」すれば、ハイクラスの仲間入りも果たせます。
なので、やはり問題は、ライターを始めたばなりの頃です。
おそらくフツーのバイト以下の稼ぎしかもらえないと思います。
期間としては、1〜2年。
3年をこえたあたりから、フツーの収入をもらえるようになります。
そのため、ここを乗り越えるだけの「体力」と「備え」が必要です。
具体的には、若さを保つための健康管理と、半年は暮らしいけるくらいの貯蓄で、この2つさえあれば、1〜2年は乗り越えられます。
はじめのうちは稼ぎが少ない──これがライターのデメリットです。
情報収集で忙しい
うえで、ライターは書籍やウェブ記事ばかりをみているわけではない、と指摘しました。
とはいえ、ライターにとって、情報収集は欠かせません。
ビジネスや健康など、どんなジャンルの記事を書くにしても、新聞や雑誌からの情報収集はベースにあります。
つねに世の中の流れを察知しておく必要があり、すこしでも〝人を惹きつける〟記事を書かないといけません。
どうしても情報収集に時間をとられ、書籍やパソコンと〝にらめっこ〟になります。
これはライターの宿命といえます。
なので、読書が苦痛だったり、情報収集が苦手な人には、不向きな職業だといえます。
さらに情報を集めるだけではなく、クライアントさんの要望にあわせて、文章を組みたてないといけないため、テキストがキラいな人にはキツい仕事です。
なかにはフットワークが軽く、人あたりがいいために、人気のライターさんもいますが、そういう人でも、キホン情報収集にビンカンで、文章もウマいです。
キホン、じかに人に会うよりも、メディアに触れている時間が長く、情報に追われるかんじです。
これがライターの2つ目のデメリットといえます。
もちろん、情報収集が好きで、文章を書くののが得意なら、こんな恵まれた仕事はありません。
天職といえます。
もしそうなら検討の余地があるので、まずは、カンタンにクラウドサービスなどをりようして、仕事をスタートさせてみましょう。
おわりに
ライターのメリット / デメリットをみてきました。
さいしょにのべたとおり、いまは1つの職業で市場を渡りあるくのがムズかしくなりました。
複数のスキルをかけあわせ、さまざまな職業を経験するのが得策です。
そのなかでも、ライターはパソコン一台あれば、スタートできるお仕事です。
店舗経営とちがい、ほぼコストゼロで始められるので、ちょっとした副業にもバッチリです。
うえのメリット / デメリットをふまえつつ、まずは検討してみてください。
この記事が、なにかしらの参考になれば、うれしいです。
ではまた〜。