どうも、コント作家のりきぞうです。
これまで、1000本ちかくコント作品をみてきました。
なかでも、 東京03 のコントには楽しませてもらいました。
みたいと思っている人も多いはず。
とはいえ、
・たくさんありすぎて、どれからみたらいいいのか分からない
・とくにおすすめはどれ?
─ こんな悩み&疑問をいだく人もいるかぁと。
そこで、この記事では、東京03の全作品をあげていきたいと思います。
結論を先にいうと、つぎのとおり。
りきぞう
・トップ3は『いらいら』、『正論、異論、口論。』、『自己泥酔』
・ネタなら、『後手中の後手』に収録の「家庭訪問は三つ巴」がおすすめ
といったかんじ。
以下、カンタンに概要&感想をあげながら、すべての作品をみていきます。
長文ですので、目次から、気になる作品にとんでもオーケーです。
※ 公演された年数順に並んでいます。
目次
『ヒューマンタッチ』
| 公演日 | 2004年 |
| 収録 |
ファミレス 抽選会 コンビニ強盗 喫茶店で話し方教室 転校生 男勝りの女 引越し屋 北風と太陽 |
記念すべき初単独ライブ。
けれど残念ながら、ライブを収録した動画は、DVDなどでも流通していません。
わたしもここにあげた作品は1つもみたことがありません。
もしかしたら、いつの日か、リメイク公演なんかするかもです。
『trio de sunshine』
| 公演日 | 2005年 |
| 収録 |
万引き タイプ 嫁の実家 コンパ TRUE LOVE ピーコ ブサイクの女の落とし方 バイト面接 |
こちらも一般では流通していません。
じつは、10周年記念のDVD-BOXが出たときに、特典DVDとして付いていました。
単品では、いっさい販売されていません。
しかし、「ピーコ」「ブサイクの女の落とし方」の2本は、公式 YouTube で公開されていました。
とはいえ、残念なことに、いまは非公開になっています。
また、レアなコント動画が公開されるかもです。
みたい人は、チャンネル登録して、ちくいちチェックしておくのをおすすめします。
内容ですが、「ピーコ」は、逃げた鳥をめぐる友人3人のやりとり ─ 。
いまと同じく角田さんが大ボケの立ち位置。
個人的には、豊本さんが逃げた鳥のモノマネをするトコがツボでした。
ショージキ、いまとテイストは、それほど変わっていません。
『祝!』
| 公演日 | 2005年 |
| 収録 |
本当は? ハワイ旅行 浮気調査 ラーメン屋 タイミングの悪い店員 黒魔術 映画監督になりたい 入院のお見舞い |
こちらも一般では流通していません。
同じく、10周年記念のDVD-BOXが出たときに、特典DVDとして付いていました。
どの作品も、公式 YouTube でも公開されていません。
作品をみれるのは、特典DVDをもっている人だけです。
かなりレアです。
…
第1回〜第3回のライブについては、リメイク公演なり、動画配信サービスなどで流してほしいですね。
『夏下手男』

| 公演日 | 2006年7月 |
| 収録 |
熱血教師 ちょっと図々しい男 ストップウォッチ 告白 アピール 格安ツアー サングラス |
4回目の単独ライブを収録したものです。
ここからDVD or 動画配信サービスなどで流通するようになります。
「熱血教師」「サングラス」など、角田さんの〝見栄〟がはなしの軸となり、笑いをおこしていきます。
すでにこの作品から、角田さんの演技がすばらしく、いまと変わらず、満足してみることができます。
くわしいレビュー
『傘買って雨上がる』

| 公演日 | 2007年9月 |
| 収録 |
一服 気負い ウラ好き バンドマン スマイルハウジング ちょっと有名人 妹 |
こちらも、角田さんの〝ヘタレキャラ〟が軸となって、笑いをおこしていきます。
おすすめは、「スマイルハウジング」。
雰囲気だけで中身がない ─ そんなできない社員を角田さんが、うまく演じています。
個人的には「バンドマン」も良いです。
各メンバのネーミングのセンスのなさが、めちゃくちゃおもしろいです。
なにより、ストーリーの構成が、バツグンにうまい。
くわしいレビュー
『無駄に哀愁のある背中』

| 公演日 | 2007年11月 |
| 収録 |
企画会議 メシの誘い 陰口 大丈夫です みみっちい ビニール傘 秋まつり |
それまでは、角田さんの〝見栄〟〝ヘタレっぷり〟を全面に出したコントがメインでした。
けれどこちらは、3人のカンケー性を軸にした作品に仕上がっています。
なかでも「ビニール傘」は、上質の喜劇をみているようです。
ささいなキッカケから、おはなしが展開します。
いっぽうで「大丈夫です」は、角田さんの服のセンスのなさが、笑いの軸になっています。
ベタな展開ながら、角田さんのリアクションにより、笑いがとまりませんでした。
くわしいレビュー
『スモール』

| 公演日 | 2008年5月 |
| 収録 |
チーム 営業スタイル 卒業生 角田の紹介 火曜日の朝 儀式 義兄弟 |
こちらも角田さんの〝ヘタレさ〟がメインになる作品が多いです。
「卒業」では、角田さん演じる先生の〝手のひら返し〟が、ほんとによく描かれています。
いっぽう「儀式」も似たような展開で笑いをおこします。
ちなみにこちらは、付録映像でNGシーンが収録されています。
個人的には、こちらのほうが、めちゃくちゃおもしろかった。
豊本さんの演技ミスにより、はなしの構成がくずれる ─ それがなんともいえない笑いをもたらします。
くわしいレビュー
『機微』

| 公演日 | 2008年11月 |
| 収録 |
残業 転ばない男 ハムレット 美談 パーティー 放課後 タイの夜 |
こちらは、角田さんの〝ヘタりっぷり〟があらわれているいっぽうで、ドラマ性のあるコントが多い印象。
個人的には、この作品から「人間性」なり「ひとの深い性格」なりを、こまやかに描いているかんじをうけました。
とはいえ、どこか試行錯誤の感がつよく、おもしろさという点では、イマイチです。
くわしいレビュー
『いらいら』

| 公演日 | 2009年5月 |
| 収録 |
BAR 返信メール 人間ドック 友人の家 あの話 初デート 修学旅行 |
個人的には、前半期の東京03のなかでは、イチバン好きな作品です。
なかでも「あの話」は、構成がほんとにすばらしい。
コント or ドラマのシナリオを勉強する人なら、一度は目にしておいたほうが良い作品です。
いっぽうで、「友人の家」は、豊本さんが主役となるコント。
いつもは小ボケの役回りながら、この作品では、中心人物となっています。
それもあってか、はなしの内容も、東京03 らしくなく、どこかシュールで、ホラーがかっています。
お三方の別の一面がみれます。
また、このライブ公演から、パッケージをふくめ「おしゃれさ」が、一気に増します。
全体をとおして、満足度は、かなり高めに仕上がっています。
くわしいレビュー
『自分、自分、自分。』

| 公演日 | 2010年2月 |
| 収録 |
クレーム 落ち込む同僚 自虐 遭難 恩師 誕生日 カクピーの結婚 |
ここから、『自分、自分、自分』など、3単語をつなげるタイトルになっていきます。
といってもテイストはかわらず、日常で感じる違和感を、コントにしています。
「落ち込む同僚」「遭難」では、角ちゃんのアタフタするキャラが秀逸。
ラストの「カクピーの結婚」は長尺コント。
じっくりコントを観たい人には、おすすめです。
個人的には「恩師」がよかった。
はなしの設定がうまく、とちゅうの展開もヒネリがきいて、いいかんじでした。
くわしいレビュー
『正論、異論、口論。』

| 公演日 | 2009年5月 |
| 収録 |
お礼させて下さい そういう人 課長の趣味 入居日 ゴンとのお別れ それぞれの災難 |
3単語シリーズの第2弾。
角田さんの〝見栄〟〝ヘタレ〟を軸に、よりドラマ性のある作品が多くなります。
この時点で、東京03 のコントは、完成したかんじをうけます。
ショージキ、収録された作品、すべておもしろく、いっさいハズレがありません。
全部の作品が笑えるって、なかなかありません。
個人的には、これまでの全作品をつうじて、トップ3に入ります。
くわしいレビュー
『燥ぐ、驕る、暴く。』

| 公演日 | 2011年5月 |
| 収録 |
本選出場 鬼才 シャイ だけのノリ 再会 家族会議 何かありそうな日 |
3単語シリーズの第3弾。
次回以降は、ちがうシリーズにうつります。
いっぽうで内容は、ドラマ性のあるコントが中心であるものの、おもしろさの点では、トーンダウンです。
もちろん、前回の作品があまりにすばらしかったというのもありますが。
とはいえ、「再会」については、構成がうまく、自分で書くうえでも、かなり勉強になります。
この作品をみれば、飯塚さん&角田さんが、どれだけシナリオづくりに時間をかけているか実感できます。
くわしいレビュー
『図星中の図星』

| 公演日 | 2011年11月 |
| 収録 |
一人足りない フォロー 山の上の別荘 救世主 友人の友人 誰? ラブホテルの攻防 |
ここから、タイトルのシリーズが変わります。
以降、『○○中の○○』となります。
といっても、トーンはかわらず、ドラマ性のある作品がメイン。
日常で感じる、ビミョーな気持ちをコントにしています。
なかでも、「救世主」は、心理描写と、プロットの展開が、バツグンにすばらしいです。
東京03 らしい、安定感のある作品がそろっています。
くわしいレビュー
『後手中の後手』

| 公演日 | 2012年6月 |
| 収録 |
後手 余裕 隣席 東京の両親 謙遜 この時間 家庭訪問は三つ巴 |
『○○中の○○』シリーズの第2弾。
ささいな日常をベースにしたコントがそろっています。
タイトルどおり「後手」をテーマにしたはなしが中心。
「後手」、「余裕」は、角ちゃん卑屈さがにじみ出ています。
なかでも、長尺コント「家庭訪問は三つ巴」は、ほんとにすばらしく、おもしろい。
もはや上質の喜劇で、コントの領域をこえています。
1つの作品(ネタ)だけをみれば、これがトップ3に入ります。
くわしいレビュー
『露骨中の露骨』

| 公演日 | 2013年5月~8月 |
| 収録 |
最終日 気遣い めんどくさい親友 市民の見方 アニバーサリーウォッシュ 魔が差して 帰省にて |
『○○中の○○』シリーズの第3弾。
つぎからはちがうシリーズになります。
こちらも日常シーンを舞台に、ひとのこまやかな感情が、うまく描かれています。
おすすめは、店頭販売のセールスマンが主人公にした、「アニバーサリーウォッシュ」。
角田さんのリアクションが、笑いをさそいます。
くわしいレビュー
『あるがままの君でいないで』

| 公演日 | 2014年5月~9月 |
| 収録 |
先輩の土下座 新オフィス 終業後 ドキュメンタリー番組 旅の打ち合わせ 巨匠の憂鬱 センスなき故に |
ここから『○○○しないで』など、タイトルのさいごに「〜しないで」とつくシリーズがつづきます。
とはいえ、全体モチーフはかわらず、あいかわらず日常を舞台にしたコントばかりです。
いっぽうで、これまでよりも、おもしろさのトーンは下がり、やや不満が残るかんじです。
個人的には、「巨匠の憂鬱」が、いいかんじでした。
くわしいレビュー
『時間に解決させないで』

| 公演日 | 2014年5月~9月 |
| 収録 |
旅の達人 防犯 20年来の友人 角田の秘密 5年分の想い 許せる心 |
『○○○しないで』シリーズの第2弾です。
同じく、日常を舞台にしたコントがメインです。
おすすめは、「角田の秘密」。
ベタな展開ながら、構成がすばらしく、何度みても、おもしろいです。
シナリオを学ぶうえでも、かなり勉強になります。
ショージキ、このネタをみるために、本作を視聴してもいいくらいです。
くわしいレビュー
『明日の風に吹かれないで』

| 公演日 | 2016年7月 |
| 収録 |
新郎と友人 同意見 夢破れて 後継者 蓄積 プロポーズの返事 海の見えた家で |
『○○○しないで』シリーズの第3弾です。
次回以降は、シリーズタイトルが変わります。
本作もあいかわらず、かなり練り込まれた構成のコントが、めじろ押しです。
「夢破れて」「海の見えた家で」などでは、かなしみを背負った男を、角田さんが、ペーストをからませながら演じています。
年々、ドラマ性がましているのが、東京03 のすごさです。
くわしいレビュー
『自己泥酔』

| 公演日 | 2017年5月〜9月 |
| 収録 |
自慢話の話 エリアリーダー トヨモトのアレ ステーキハウスにて 小芝居 悲しい嘘 謝ろうとした日 |
新シリーズの第1弾です。
以降は、四字熟語がタイトルになります。
造語ですが、内容を反映させたタイトルになっています。
本作は、どのネタもおもしろく、すべてハイレベルです。
ここさいきんの作品では、まちがいなくトップクラスです。
構成もさることながら、3人とも演技がすばらしく、どこか円熟味をましているかんじです。
また、パッケージをふくめ、全般的に「おしゃれさ」が、ぐっとましています。
くわしいレビュー
『不自然体』

| 公演日 | 2018年7月~10月 |
| 収録 |
不自然な日 響いた言葉 常連客 同窓会 二人の雰囲気 待ちわびて 言いにくい人 |
四字熟語シリーズの第2弾。
これまでと同じく、日常を舞台にドラマ性のあるコントが中心です。
『言いにくい人』は、東京03ライブ恒例の長尺コント ─ 。
今回は、豊本さんのキャラが軸になって、コントが展開されます。
ふだんの03にしては、すこしめずらしいつくりかもです。
個人的には、「二人の雰囲気」がよかった。
日常で感じる違和感を描くのは、東京03 ならではですね。
くわしいレビュー
『人間味風』

| 公演日 | 2019年8月~ |
| 収録 |
部長のいい話 開店祝い 満を持して 余計な感情 恥ずかしいはずの話 浮気相手と その日までに |
四字熟語シリーズの第3弾です。
同じく、日常を舞台にドラマ性のあるコントがメインです。
『浮気相手と』は、浮気した女性の夫に、謝罪をする男のはなし。
といっても、ふたりが、ストーリーの軸というよりかは、あまりカンケーない、もうひとりの女性(豊本)が、笑いの中心です。
色気をだすしぐさが、とってもチャーミングでしたね(笑)
『その日までに』は、恒例の長尺コント。
今回は、父親の危篤をきっかけにあつまった三兄弟のおはなしです。
とはいえ、これまでとはちがって、すこしインパクトに欠けていたかんじでした。
ストーリーにヒネりをくわえすぎていたせいか、シナリオがややフクザツだったかなぁと。
もうすこしシンプルにすれば、よりいっそう笑いがうまれていたと思います。
お笑い第7代「ハナコ」「かが屋」「空気階段」のコラボコントもよかったです。
それぞれの特色が、うまくいかさせれていたかんじでした。
全体をとおして、シナリオがねりこまれすぎて、じゃっかんおもしろさが〝置いてけぼり〟にされた印象がつよいです。
もちろん、これまでデキが、あまりにすばらしいということもありますが。
くわしいレビュー
まとめ
まとめると、
りきぞう
・トップ3は『いらいら』、『正論、異論、口論。』、『自己泥酔』
・ネタなら、『後手中の後手』に収録の「家庭訪問は三つ巴」がおすすめ
ぜひ、東京03のコントをみるうえでの参考にしてみてください。
ではまた。
よきコントライフを〜。



















