どうも、リキゾーです。
これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。
いま「働き方改革」のながれで、「テレワーク」が注目されていますね。
参考:テレワーク経験者は3%、その7割以上がテレワークに「満足」| IT Media
通勤やオフィスにかかる費用を削減できたり、満員電車などの心理的なコストも減らすなど、さまざまメリットが期待されています。
わたしも、web会社に勤めていたときや、フリーランスで働いていたときも、テレワークのスタイルで仕事をこなしていました。
とはいえ、ネット上の業務にはデメリットもあります。
とくに、フリーランス時代は、ひとりでコツコツ作業するときには、いろいろ苦労するトコがありました。
きょうは、テレワークでの作業&業務のコツをのべていきます。
体験談をもとに示しているので、やや主観が入っています。
万人に通ずるとは言いませんが、たいてい人には当てはまるコツだと思います。
ネット上で仕事を済ませたいフリーランスの人、チームや部署にテレワークを導入したい人たちにとって、参考になればうれしいです。
ちなみに、このまえ『強いチームはオフィスを捨てる』を読んで、参考になりました。
テレワークのイイトコ / ワルイトコが、うまくまとまっています。
以下、ちょくちょくこの本から気になった箇所を引用します。
目次
テレワークでの作業&業務のコツ
テレワークでの作業&業務のコツは3つです。
- 作業時間を一定にする
- 働く場所を快適にする
- 食事&睡眠に気をつかう
ひとつひとつ説明します。
① 作業時間を一定にする
くわしくいえば、「作業する時間帯」と「作業についやす時間」を定めるということです。
たとえば、平日の「8:00-11:00」、まいにち「3時間」作業にあてる、といったかんじです。
「サラリーマンと変わらないじゃないか」と言われそうですが、スケジュールと作業量を、あらかじめ固定させるのがポイントです。
というのも、テレワークでの業務は、時間を柔軟につかえてしまえるため、ペースが乱れやすくなります。
いくらでもムリがきいてしまいます。
徹夜での作業もできるし、長時間労働も可能です(笑)
〝ひとりブラック〟です。
決まったリズムのない生活というのも、やってみると意外に難しいものだ。「いつまでにどこへ行く」というルールがないと、なかなかベッドからでられない。寝間着のままノートパソコンを開いて仕事をしているうちに、いつのまにか午後になる。仕事の終わりも決まっていないので、本当なら子どもと遊んでやるべき時間にも、ずるずると仕事をしてしまう。「パパ何してるの、テレビはじまってるよ!」(1478)
『強いチームはオフィスを捨てる』
この事態を避けるためにも、予定&分量を固定して、作業時間を一定にする必要があります。
こうすると、仕事のリズムがとれて、効率もアップします。
くわえて、同僚&発注者との連携もスムーズいきます。
あなたが「どんな時間帯に、どれくらいの量をこなしているか」把握できるからです。
指示や依頼が出しやすくなるんですね。
というわけで、作業時間を定めておくと、イイコトがたくさんです。
コレが、テレワークのコツの1つ目です。
1日の作業を大きく3つくらいに区切っておくのもいいだろう。たとえば、情報収集と、チームワークと、集中モード。朝はメールやニュースを読んで情報収集し、昼までにチームと連携した作業をすませ、ランチのあとは集中モードで一気にタスクを片づける。(1491)
『強いチームはオフィスを捨てる』
② 働く場所を快適にする
2つ目は、働く場所を快適にするです。
コレは、「作業がはかどる」という意味での快適さです。
「休むための心地よさ」ではありません。
快適する理由は、テレワークによる作業は、やろうと思えば、どこでもシゴトができてしまうからです。
これは「時間」と同じように、場所をえらばず、柔軟に作業できてしまいます。
そのメリットにあまえて、生産性を考えずに、ただ作業をこなすだけになってしまうんです。
「まぁ、どこでもパソコンは開けるし、テキトーにパチパチやればいいか」とダラけていきます。
だんだん〝やっつけ仕事〟になってしまうわけです。
わたしも経験しましたが、ノマド的に働くと、行く先々で「おもしろいもの」「たのしいもの」をみつけて、ハマってしまい、ほんらいの作業がおろそかになったりします。
自分の場合は、温泉でした。。
というわけで、「休むための心地よさ」という意味ではなく(!)、働く場所&環境は、快適にしておく必要があります。
たとえば、自宅で作業する場合には、子どもやペットが入ってこない個室部屋を設けたりします。
個人的には、やはりカフェがおすすめです。
「空いていて、騒がしくないトコ」を中心に、目当ての場所を決めておきましょう。
ノートパソコンを持って、Wi-Fiのあるカフェに行けばいいのだ。カフェには、人がたくさんいる。見ず知らずの他人だから邪魔されることはないし、人びとのノイズを聞きながら仕事に集中できる。わざわざ人の多いところに行くなんて、逆効果だと思うかもしれない。でも他人がいる環境のほうが、無意識のうちに、仕事をしようという気分になりやすいのだ。(1546)
『強いチームはオフィスを捨てる』
③ 食事&睡眠に気をつかう
ラストは、食事&健康です。
「健康に気をつかう」ということです。
食事について、節食をここらがけ、食べすぎないようにします。
睡眠にかんしても、寝る時間はかならず確保します。
徹夜なんかはご法度です。
(ちょー偏見ですが、この世に〝ショートスリーパー〟なる者は存在しないと思ってます!)
食事&睡眠に共通していえるのは、リズムを一定に保つことです。
ストイックかもですが、まいにち食べるモノを同じして、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる──これがキホンです。
というのも、思う以上に、アタマをつかう作業は「カラダの調 / 不調」が影響します。
わたしもはじめはフリーランス仲間からアドバイスを受けたときは半信半疑でした。
とはいえ、すこしずつ食べる量を減らし、睡眠時間を確保&固定したら、おどろくほど頭の回転が良くなりました。
とくにアウトプットの速度がアップして、さくさく筆がすすむようになります。
個人差はあるでしょうが、テレワークでの作業には貢献すると思うので、ぜひ取りくんでみてください。
ちなみに、運動については、そこまで気にしていません。
毎日30分くらい散歩するくらいです。
「カラダをいたわる」という意味では、食事&睡眠に気をつかうほうが大事です。
ますばこちらのほうに注意をむけてみてください。
まとめ
テレワークでの作業&業務のコツをのべてきました。
ネット環境が改善され、今後ますます、テレワーク&リモートワークは普及していきます。
ひとつのオフィスにみんなが集まり、「9-5時」で働くスタイルはフツーではなくなっていきます。
うえにあげたコツを参考に、テレワークでの作業にあたってもらえたらとうれしいです。
ではまたー。