パラレルキャリア ─ 特徴&目指すべき理由について。

どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。

これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。

働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。

日本の雇用環境が変化していますね。

いまやサラリーマンもあたりまえではなくなってきました。

フリーランスを目指す人や、起業する人も増えています。

そんななか、パラレルキャリアが注目されています。

複数の仕事をかけもちながら、キャリアをつみかさねる働き方です。

テクノロジーの進歩が速く、どの職種も安泰とはいえない時代──。

いくかの職種を同時並行でおこない、低収入・長時間労働など、さまざまなリスクを回避するのが狙いです。

サラリーマン → パラレルキャリア → フリーランスを経験してきた立場からすると、パラレルキャリアは、たいへん魅力的です。

イチバン収入が安定していて、精神的にもラクです。

多忙になりがちですが、さまざまなスキルを身につけられて、やりがいもバッチリです。

とはいえ、

  • パラレルキャリアってなに?
  • 副業と何が違うの?

といったギモンをもつ人もいるはず。

きょうは、この問いに答えていきます。

結論を先にいえば、パラレルキャリアとは、

  • 同時並行で複数の仕事をおこなう働き方

のことです。

以下、詳しく述べていきます。

パラレルキャリアを知りたい人、目指している人のヒントになれば、うれしいです。

パラレルキャリアってなに?

まずは定義から。

正式には、本業以外の仕事をもったり、働きつつ NPO (非営利組織)に参加する状態を指します。

約20年まえに、経営学者・P.ドラッカーがさいしょに提唱した考えです。

いまではニュアンスがすこし変わっています。

日本の場合だと、勤める組織での仕事をメインとしつつ、同時並行で、会社以外の活動・仕事をすることです。

たとえば、平日は事務職で会社に勤めつつ、仕事終わりや休日に、ダンス講習をおこなうなど。

収入の程度も、費やす時間の配分も、ひとによってさまざまですが、キホンは、本業以外での仕事を複数をかけもつ状態を指します。

わたしの場合

数年前、WEB会社に正社員として勤めていたんですが、じつはそのとき同時並行で、「家庭教師」と「予備校講師」をしていました。

わたしの場合は、パラレルキャリアを狙って、複数の職についていたわけではありません。

じつは前職の「予備校講師」の仕事が、生徒さんのカンケーで、どうしても辞められなかった。

そこでムリをして、職業をかけもつようになりました。

そのときのWEB会社の社長さんには理解していただき、ホント感謝です。

わたしの場所は特殊かもですが、パラレルキャリアの始め方&なり方は、ひとによってさまざまです。

パラレルキャリアと副業のちがい

経済誌やウェブ記事をながめていると、

  • パラレルキャリア → 「やりがい」「趣味」を軸に、ほかの仕事をする
  • 副業 → 「収入」「報酬」を軸に、べつの仕事をする

と、されているみたいです。

とはいえ、これは〝言葉のちがい〟にすぎません。

「副業」といっても、「やりがい」「趣味」を軸に、お金にカンケーなく働く人もいます。

「パラレルキャリア」といっても、「収入」「報酬」を考えて、取りくむ人もいます。

(とくに、事業化・法人化すれば、「収益」「税金」がカラむので、イヤでも「お金」のことを考えるようになります。)

なので、しょせんは〝捉え方のちがい〟にすぎません。

あえて違いをのべるなら、「副業」「副業」と言ってるのは、サラリーマンの方が多いかんじです。

「会社がいつ潰れる」とは分からなくても、まだまだ正社員は安泰で、収入も安定してします。

とはいえ、自分の会社が倒産し、いつ収入が途絶えるかわからない──。

そこで、お金のリスクを回避するため、サラリーマンをしつつ、同時並行で、ほかの仕事に手をつける。

そのときに「副業」というフレーズをつかいます。

なので、副業もパラレルキャリアも、やることは同じです。

「やりがい」「趣味」「収入」「報酬」「スキル」──価値の軸をどこに置くかは、ひとそれぞれですが、複数の仕事を同時並行でおこなうことに変わりありません。

また、業務の内容によって、収入がやたら入ってくることもあれば、報酬が低いわりには、めちゃくちゃ時間を取られる仕事もあります。

つまり、あまり副業 / パラレルキャリアの違うにとらわれる必要はないわけです。

トライする人は、〝なにを価値基準に、ほかの仕事をおこなうのか〟を考えたうえで、ほかの仕事にあたるほうが大切。

じゃないと、ただ単に忙しくなったり、収入が増えても「やりがい」を感じらず、仕事に追われるだけの生活になってしまいます。

パラレルキャリアをやったほうがいい理由

経験からもわかりますが、個人的には、パラレルキャリアはおすすめです。

収入やスキルなど、個人の視点に立ったときも、メリットはたくさんありますが、社会全体からみたときも、いまの雇用状況にマッチしているからです。

理由は、つぎのとおり。

  1. 企業側による副業解禁
  2. 長寿化 = 「100年人生」の到来

カンタンにふれてみます。

① 企業側による副業解禁


さきほどふれましたが、どんな大企業であっても、ひとりの人間を、一生面倒みるような〝体力〟はのこってません。

たとえば、先日もトヨタが決算発表の場で「終身雇用は限界にきている」と宣言しました。

同じように、日本の経団連も「終身雇用・年功序列のような高度成長期の雇用モデルは維持できない」という見解をしめしました。

30代以下の若者なら「なにをいまさら……」といったかんじですが、大企業や団体のトップが発言し、認めたのが大きい。

企業も団体も、ひとりの人生を〝丸がかえ〟する余力はなく、だからこそ企業サイドから「副業解禁」の号令がかけられるわけです。

この流れは止まらないので、これからも働こうとしている人のあいだでは、「副業」「パラレルキャリア」はあたりまえになってきます。

② 長寿化 = 「100年人生」の到来

単純に寿命がのびるため、ひとりひとりがいろんな仕事・職業につけるチャンスが広がる、ということです。

サラリーマンであろうと、フリーランスであろうと、どんなワークスタイルにかかわらず、複数の仕事につき、さまざまなスキルを身につける機会が広がります。

いまは過渡期で、収入のため、生活をまもるために、ひとつの仕事につかざるをえない状況かもですが、これも変わってきます。

お金・時間の面で、余裕が出てくるからで、その意味で「パラレルキャリア」はあたりまえになってきます。

なので、そのあたりまえの時代にそなえるためにも、いまのうちに、複数の職業につき、スキルや人間関係を形成しておくのが得策です。

おわりに

パラレルキャリアの意味、副業との違いについて述べてきました。

うえに書いたとおり、社会の状況によって「パラレルキャリア」はあたりまえになってきます。

いまはサラリーマンの片手間でおこなう「副業」がフツーですが、その意味も変わってきます。

言葉としては「副業 → 複数」へと変化していくはずです。

ひとつの仕事・職業で、生活をやりくりしている方には、抵抗がある働き方かもですが、おそらくこの流れは変えられません。

経験上、「パラレルキャリア」は収入アップ・スキル向上の面で、かなりおすすめです。

職人気質もいいですが、単独の仕事にとらわれず、ちがう仕事にトライしつつ、キャリアを形成するのは、これから求められる職業態度です。

検討する価値は大いにあります。

この記事が、何かしらのヒント&後押しになれば、うれしいです。

ではまた〜。