予備校講師って、ツラいの? その理由と対策を述べていきます。【経験談から】

どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。

これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。

働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。

数ある職種のなかでも「教育系」は人気があります。

とくに「塾講師」「予備校講師」は、学生や主婦の方でも気軽に始められるので、需要が高い職業です。

とはいえ、経験からいえますが、世の中のイメージとちがい、けっこうキツいお仕事です。

じっさいに、予備校講師になりたい人のなかにも、

  • 予備校って、たいへんなの?
  • お給料も低くて、忙しいんじゃないの?

と、ギモンをもつ人も多いはず。

きょうは、この問いに答えていきます。

結論を先にいえば、予備校講師の仕事はツラいです。

その理由は、つぎのとおり。

  1. 給料・報酬が低く、アップしにくい
  2. 時間的に忙しい

以下、対策と合わせて、詳しく述べていきます。

塾講師になりたい、予備校講師で食べていきたいと考えている人の参考になればうれしいです。

予備校講師がツラい理由

くりかえすと、予備校講師がツラい理由は、つぎの2点です。

  1. 給料・報酬が低く、アップしにくい
  2. 時間的に忙しい

ひとつひとつ、みていきます。

① 給料・報酬が低く、アップしにくい

かつては高いお給料をもらっている予備校講師ですが、いまはちがいます。

ほかの講師をみると、「サラリーマンの平均年収 or それ以下」といったかんじです。

個人的には、お金の面で「ツラいなぁ」と思ったのは、1年目〜2年目のあいだは、まともに稼げないトコです。

金額でいえば、時給1,500-2,000円くらいです。

フツーのバイトと変わりませんね(笑)

正社員なら固定給ですが、キホン予備校講師は非常勤で「歩合制」です。

あたりまえですが、収入は不安定になります。

それで時給1,500-2,000円くらいですからね。

けっして恵まれてはいません。

3年目くらいから、じょじょに報酬もアップしますが、それでもせいぜい3,000円くらいです。

5年くらい働いても、サラリーマンの平均年収に届けばいいほうです。

何度もいいますが、正社員ではなく、固定給ではありませんからね。

また、これから日本は人口減少&少子化に突入します。

子どもの母数が減っていくため、予備校業界は「寡占状態」になり、「過当競争」がおこります。

そのため、講師ひとりあたりの給料&報酬もダウンします。

つまり、将来的に収入アップは期待できません。

この期待感の無さも、予備校講師の仕事をしてしていて「ツラいなぁ」と思う理由のひとつです。

対策

この時点で、辞める人が多いと思いますが、いちおう対策を述べていきます。

まず、会社や教室をひとつにしぼらないことです。

より高報酬の塾や予備校と、複数にまたがり、契約をむすびます。

こうすることで、いわゆる「ワーキングプア」は回避できて、それなりの生活はできます。

(とはいえ、高い報酬は望めません。うえでいったとおり、5年くらい働いても、サラリーマンの平均年収くらいです。)

もうひとつは、予備校講師と同時並行で、ほかの職業につくことです。

もはや「対策」とはいえないかもですが(笑)、講師の職は、キホン「契約社員」で、わりとフレキシブルに働けます。

なので、交渉次第では「パラレルキャリア」で働くことも可能です。

わたしの場合は、予備校講師をしつつ、正社員として、WEB会社に勤めていました。

複業でやっていけば、ひとまずは「低報酬」の難点を避けることはできます。

とはいえ、そこまでして予備校講師の仕事にこだわるかといえば、「?」です。。

もちろん人前で話す、教えるスキルを身につける意味では、予備校講師にも利点はありますが、給料・報酬だけをみれば、おすすめはしません。

② 時間的に忙しい

予備校講師が「ツラい」と思う2点目の理由が、コレです。

給料・報酬が低いのに、わりと忙しいです。

予備校講師一本でやっていこうとすれば、予定はビッチリになります。

キホン講師の仕事は「サービス業」なので、働く時間をまるまる取られることになります。

たとえば授業中にほかの業務はできず、目のまえの生徒さんに〝かかりきり〟になります。

あたりまえですが(笑)

そのため、よく言われるように「労働が資産にならず、そのまま努力を垂れながす」状態になります。

もちろん、トーク力、伝える能力などのスキルはアップしますが、お金は増えません。

また業務中も忙しいですが、それ以上に、授業にむけた「資料づくり」にも、かなり時間を割きます。

個人的な感覚としては、「授業:1、資料作成:2」くらいの割合です。

ショージキ、テキストをつくる時間だったり、講義のための予習をするほうが、時間がかかりますね。

なので、講義や授業でも、時間をあてないといかないため、どうしても時間的に忙しくなってしまいます。

コレが2点目のツラい理由です。

対策

キホン1年目〜2年目は忙しく、プライベートがないほど時間を削られます。

授業のやり方にも慣れず、資料づくりも手間どりますから。

それをふまえつつ、時間を生みだす工夫としては、たまってきた資料を使いまわすことです。

「使いまわす」というと聞こえはワルいですが、よくいえば、講師のためのテンプレを、自分なりにつくる、ということです。

同じテキストを利用するのはもちろん、授業の流れ&構成も、一定にします。

こうすることで、効率的に授業をまわせて、心理的にもストレスがかかりません。

とくに高校生や、小中の進学クラスでは、生徒さんたちの集中力が高いので、スムーズに授業がすすみます。

いっぽうで、低学年のクラスなどでは、生徒さんから「チャチャ」が入りますので(笑)、それなりに対応しないといけません。

ここはテクニックはなく、慣れるしかないと思います。

どんなふうにおしゃべりをして、ジャマがはいるかわかりませんからね。

とにかく、予備校講師は時間的に忙しいので、いかにして効率的に授業をすすめるがポイントになります。

1年目はしかたありませんが、2年目以降は、テキストを再利用できないか、授業の流れをパターン化できないか、を考えてながら、業務にあたったほうがベターです。

じゃないと、仕事に忙殺され、休めず、じょじょにモチベーションも下がってくると思います。

ちなみに、わたしの場合も、お給料が低いわりに、忙しすぎたために、何度も「辞めよう」と考えました。

結果的に、ほかに興味ある職業が見つかったので講師の仕事をはなれましたが、ちがう仕事を発見できてなくも転職していたと思います。

それくらい予備校講師の仕事は、時間的にキツキツで、タイトです。

おわりに

計5年の経験から、予備校講師が「ツラい」と思う理由を述べてきました。

むかしから「教育系」の仕事は人気です。

とくに塾講師・予備校講師は、わりとシロウトの人たちにも手を出しやすい職業です。

とはいえ、さいきんは何年も続ける人はめずらしいです。

理由はうえにあげたとおりで、お給料も低く、時間的にも余裕がないためです。

もちろん、広い意味での「プレゼン力」や「トーク力」だったり、ムズかしい内容をわかりやすく伝える能力はつきます。

その意味では、3年くらいをメドに、働いてみるのはオーケーです。

とはいえ、先々のことをふまえると、本業の職を別にもち、たまに副業で働いてみるのがベターだと思います。

予備校講師になりたい人、予備校講師を目指す人にとって、この記事が参考になれば、うれしいです。

ではまた〜。