予備校講師のメリット / デメリット。年収やスキルなど。【経験談から】

どうも、りきぞう(@rikizoamaya)です。

これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。

働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。

数ある職種のなかでも「教育系」は人気があります。

とくに「塾講師」「予備校講師」は、学生や主婦の方でも気軽に始められるので、需要が高い職業です。

とはいえ、じっさいはどんなかんじかよくわかりませんよね。

  • 予備校講師の良いトコ・悪いトコって?
  • 予備校講師の年収・収入って、どれくらい?

と、ギモンをもつ人たちも多いはず。

そこで、計5年ほどの経験から「塾講師」「予備校講師」のメリット / デメリットを述べていきたいと思います。

収入はどれくらいで、身につくスキルはどんなかんじなのか?

結論を先にいえば、こんなかんじ。

まず、メリット。

  • 伝える力・教える力が身につく
  • 生徒が成長する喜びが味わえる

つづいて、デメリット。

  • 年収(収入)アップは期待できない
  • わりとハードワーク

予備校講師を目指している人、なりたい人は、参考にしてみてください。

予備校講師のメリット

くりかえすと、以下のとおり。

  • 伝える力・教える力が身につく
  • 生徒が成長する喜びが味わえる

ひとつひとつみていきます。

伝える力・教える力が身につく

講師をしていて、イチバン身につくスキルはコレです。

「教える系」を職業にしたい人は、勉強が得意で、知識が豊富な方が多い。

わたしもそうでした。

しかし「理解すること」と「伝えること」は別物です。

あなたがどんなに頭がよくて、偏差値が高くても、上手に教えられるかは分かりません。

じっさい身じかにいた東大生は、生徒の成績が上がらず、教えるのに苦労していました。

分かる / 伝える──この2つの能力は異なると知るだけでも、「塾講師」「予備校講師」をする甲斐があります。

そのうえで、経験を積んでいけば、じょじょに「伝える力」「教える力」がついてきます。

具体的には「声の抑揚」だったり「話す速度」だったり。

どうやって伝えれば、生徒さんがイチバン理解してくれるのか──コツがわかってくるようになります。

また「伝える力」は、のちのちの仕事にも生きてきます。

たとえば、就活でのアピールや、会議でのプレゼンなど。

ひとになにかを伝えたい場面では、講師をやっていた経験は、かなり役にたちます。

いまなら『YouTube』などの動画でトークするときにも発揮されそうです。

ひとつ目のメリットは、「話す力」「伝える力」が身につくことですね。

生徒が成長する喜びを味わえる

2つ目のメリットはコレですね。

わりと「きれいごと」のように聞こえるかもですが、予備校講師をしていて「よかったなぁ」と思える瞬間です。

たしかにさいしょは、

  • 「バイトにしては稼ぎがいいから」
  • 「手軽にやれるから」

みたいな動機でスタートして、たんたんと教える作業をくりかえすだけです。

しかし、じょじょに自分にも「教える力」がついてきて、生徒の成績が伸びてくると、楽しくなってきます。

そして、生徒の成長を味わうのが、モチベーションになり、喜びになります。

模試の成績アップはもちろん、志望校に合格したときは、うれしくてハネあがりそうになります。

とくに中学生・高校生の場合、その後の人生を大きく変えますからね。

責任がある一方で、やりがいもあります。

生徒の成長を味わえる──これが2つ目のメリットです。

予備校講師のデメリット

つづいてデメリット。

くりかえすと、こんなかんじです。

  • 年収(収入)アップは期待できない
  • わりとハードワーク

ひとつひとつみていきます。

年収(収入)アップは期待できない

「予備校講師」でネット検索していると、「年収が高い」と思われてるみたいですが、お世辞にも高いとはいえません。

現代文の『林先生』のイメージがあるからだと思いますが、この方は別格で、特殊です(笑)

もともと『東進』でナンバーワンの人気講師です。

いまでは著作の出版やテレビ出演、講演会など、幅ひろく活動しています。

なので、めちゃくちゃ稼いでるわけです。

フツーの講師の場合は、こうはいきません。

年収・収入は、サラリーマンの平均年収 or それ以下といったかんじです。

さらに、キホンは固定給ではなく歩合制なので、収入は不安定です。

さらにさらにいえば、日本は少子化まっしぐらなので、塾&予備校は「衰退産業」です。

そのため、講師の収入アップは期待できません。

〝食いっぱぐれる〟ことはありませんが、ぜいたくな暮らしはできません。

具体的な数字でいえば、3年経験を積んで、年収で「300万」いけば、〝御の字〟といったかんじです。

(もちろん、非常勤・正講師など、雇用形態にもよります)

くわえて、子どもの数が減るため「年収300万」以上を得るには、儲けるための工夫をする必要があります。

ちなみに、わたしが「予備校講師」の職を離れたのは、このデメリットが理由でした。

たしかに教えるのは楽しいですし、生徒さんの成長を見守るのはうれしいですが、業界全体や自分のキャリアを考えると「どうもなぁ……」と。

なので「お金」を軸に仕事を考えるひとには、「塾講師」「予備校講師」は、おすすめしません。

わりとハードワーク

「教えるだけだからラク」と思われがちですが、いやいや、けっこうハードです。

わたしは、ライターやウェブディレクターの経験もありますが、「ハードさ」だけなら、ぶっちぎりで1位です(笑)

身体的にキツい

まず、カラダの面から。

講師は、壇上に立って教えますから、キホン「立ち仕事」です。

なので、腰やヒザが悪くなります。

偏見かもですが、年配の方にはできない職業だと思います。

1コマ(90-120分)くらいなら、なんとかなりますが、夏期講習や冬季講習など、つづけて3コマ、4コマつづけば、マジでハードです。

アタマをつかいつつ、声もはらないといけないわけですからね。

ヘトヘトっす。

ちなみに、ベテラン講師がやめる理由は、身体の疲労です。

年収が低いからとか言われてますが、理由は単純で、カラダがもたないからです。

時間的にキツい

つづけて、労働時間ですが、これまたハードです。

初心者が誤解するのは「講師は講義だけをしていればいい」と思ってる点です。

ちがいます。

じつは授業よりも、「講義のための資料づくり」だったり、「授業後の生徒からの質問タイム」のほうが時間をとられます。

肌感覚でいえば、授業と同じくらいの時間を「資料作成」「生徒からの質問」にとられます。

コレを多いと思い、たいへんと感じるかは、人それぞれです。

作業が好きな講師もいますし、子どもと触れるのが楽しいと思えば、仕事をしてる感覚すらないかもしれません。

わたしの場合は、生徒と話している時間は苦痛でもなかったんですが、資料作成がシンドかった。。

とくに、複数の教科にまたがると、その都度イチから作成しないといけないため、それだけ時間がとられます。

もちろん、ライターやウェブディレクターも資料を作成するので、たいへんといえばたいへんですが、作業量でいったら、先生・講師のほうが多いです。

そのぶん「労働時間」も長くなります。

さらにいえば、校舎によっては、資料作成の手当てを払わないトコもあるので、モチベーション維持の観点からみても、キツいと思います。

わりとハードワーク──2つ目のデメリットはコレです。

おわりに

わたしの経験をふまえつつ、予備校講師のメリット / デメリットについてを述べてきました。

みてきたように、「伝える力が身につく」「生徒の成長をみれる」など、メリットはさまざまです。

その一方で、「年収アップが期待できない」「ハードワーク」など、デメリットもあります。

数ある職業のなかでも人気のある「塾講師」「予備校講師」ですが、うえにあげたような長所 / 短所があることをふまえて、選んでほしいと思います。

個人的には、「収入目当て」なら、おすすめしません。

一方で、「教えるのが好き」「成長の手助けをしたい」と思える方なら、向いている職業だと思います。

この記事が、職業選択の参考になればうれしいです。

ではまた〜。