どうも、りきぞうです。
これまで[予備校講師 → ウェブディレクター → ライター]と、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方についても、[契約社員 → 正社員 → フリーランス]と、ひと通り経験してきました。
・じっさいのところ、20代でも転職できるの?
・高いスキルがなくても、やっていけるの?
きょうは、この問いに答えていきます。
先に結論を言えば、つぎのとおり。
りきぞう
・スキルも、〝そこそこ〟あれば、問題ない
・むしろ「自分で調べる習慣」「コミュニケーション能力」のほうが、大切
※ すべてわたしの実体験です。
以下、目次に沿って、くわしくみていきます。
20代での IT 業界への転職は?

はっきり言って、20代での IT 業界への転職はできます。
それも、かなり余裕かなぁと思います。
理由はカンタンで、業界全体が、ぐんぐん成長しているからです。
こちらは直近の成長率と予測を表したもの。

2021年以降も、伸びているのが、分かりますね。
また、肌感覚でも分かりますが、これから至るところで、IT 化の流れが進んでいきます。
いわゆる「IoT (=モノのインターネット化)」です。
・水産業
・製造業
・家電産業
など、まだ本格的に IT 化が進んでいない業種ほど、インターネットの波は広がっていきます。
IT 業界は、高止まりするというより、ますます拡大・成長していくわけです。
なので今度も、転職&キャリア形成の面で有利に働きます。
当然、20代で IT 業界に入っておけば、その後の仕事&生活が、ラクになります。
転職活動のコツ ─ アピールできるサービスをつくる
IT 業界については、完全な売り手市場なので、20代の人には、たいへん有利です。
では、じっさいに転職するうえで、何をすればいいのか?
転職活動のコツは?
イチバンのおすすめは、活動を始めるまえに、自分なりの「サービス」を作っておくことです。
パソコン一台あればできるし、費用もほとんどかかりません。
もちろん、世の中を変えるほど、大々的なものじゃなくてオーケーです。
宿 or 飲食店の予約ができるような、こじんまりとしたサービスで十分です。
「サンプル」を作っておくことで、いざ転職活動するときに、あなたの実力&能力を、アピールできます。
雇用関係が〝うまくマッチ〟するためにも、あらかじめサンプルサービスを作っておきましょう。
カンタンなものでオーケーです。
作る過程で、あなたの IT スキルもアップします。
くわえて、面接のさいに、自信をもって、あなたの能力&スキルをアピールできます。
一石二鳥ですね。
「自分で調べる習慣」「コミュニケーション能力」が大切

ショージキなところ、IT 業界への転職&就職については、スキルのある/なしは、ほとんど気にしなくてオーケーです。
というのも、本気でやれば「3ヶ月くらい」で、業務で使えるスキルは、マスターできるから。
20代のアタマなら、なおさらです。
「若い」ということで、まわりからのサポートもしっかり入りますし。
多少のミスは、許されます。
むしろ問題になるのは、
- 自分で調べる習慣
- コミュニケーション能力
の2つです。
なぜ大事なのか ─ それぞれ、カンタンに説明してみます。
自分で調べる習慣
これは、IT 業界にかぎりませんが、いっしょに働いていると、なんでもかんでも、まわりに質問する人がいます。
じつはこれ、イチバンやってはいけません。
こうすることで、相手の時間を奪い、集中力をそぐことになるからです。
キホン、あなたが分からないと思う知識は、ネット上に載っています。
IT 業務に関わる情報なら、「ほぼ100%」です。
そのため、IT 業界で働くうえで、
が、とても大事になってきます。
というより、この習慣がないと、業務にうまくあたれません。
まわりをイライラさせ、齟齬(そご)をきたすからです。
なので、スキルのある/なしについては、そこまで不安に思う必要はありません。
その気があれば、カンタンに身につきます。
それよりも、なにか分からないときがあったとき、自分で調べ、考える能力がないほうが、問題になります。
IT 業界への転職を考えている20代、自分で調べる習慣&クセをつけておきましょう。
コミュニケーション能力
もうひとつは、コミュニケーション能力です。
IT 業界というと、みんなが「コード」にむかって〝カタカタ〟やっているイメージがありますよね。
けれどじっさいは、コードの構築&修正よりも、まわりとのコミュニケーションのほうが大事です。
これは、じっさいにわたしが WEB 会社に勤めていたときの実感です。
というのも、大きな企業ほど、サービスの規模が大きく、「チーム」で管理&運営しているからです。
あなたのスキルが〝バツグン〟に高くても、メンバーとの〝足なみ〟がそろわないと、業務がまわりません。
ひとりでやれる作業には限りがあり、キホン、分業体制をしいて、サービスをまわしています。
なので、 IT 業界で働くには、プログラミングやコーディングのスキルよりも、自分のコミュニケーション能力のほうが、大切です。
もちろん最低限のスキルは必要ですが、チームメンバーとのやり取りのほうが、よっぽど重要になります。
…
・コミュニケーション能力
この2つがあれば、それなりに IT 業界で、やっていけます。
あとは「会社選び」です。
こちらは「業界の動向」とはべつに、多種多様です。
当然〝ブラック〟もあるので、「業界動向」以上に、しっかりとリサーチしてください。
まとめ
まとめると、
りきぞう
・スキルも、〝そこそこ〟あれば、問題ない
・むしろ「自分で調べる習慣」「コミュニケーション能力」のほうが、大切
といったかんじです。
20代であれば、 IT 業界への転職は、かなり余裕です。
今後のキャリアを形成するうえでも、有利にはたらきます。
スキルも〝そこそこ〟あればよく、足りなければ、短期間で習得できます。
むしろ、大事なのは、
・コミュニケーション能力
です。
この2つだけは、働くまえも、働き始めてからも、しっかり注意をはらいましょう。
わたしの経験をふまえつつ、就職 or 転職のコツについて、述べてきました。
この記事が、「20代での IT 業界への転職に悩んでいる人」のヒントになれば、うれしいです。
ではまた〜。