どうも、リキゾーです。
これまで、予備校講師 → ウェブディレクター → ライターと、いろんな職業にたずさわってきました。
働き方も、契約社員 → 正社員 → フリーランスと、ひと通り経験してきました。
先日、内閣府が、日本のフリーランス人口が300万を超えたと発表しました。
「働き方改革」を背景に、この動きはしばらくつづきます。
今後ますます個人事業主でやっていく人は増えていきます。
とはいえ、いまでも7割以上の人たちは会社勤めで働いています。
願望はある人でも、どんなスキルや能力があれば、やっていけるか気になりますよね。
ここでは、わたしの経験をふまえつつ、フリーランスに向いているスキルを紹介します。
いま手に職をつけて独立を考えている人や、将来的にフリーランスになることを目指し、いまどんなスキルを身につけばいいのか考える人にとって、ヒントになればうれしいです。
フリーランス向きのスキル

フリーランス向きのスキルは、つぎのとおりです。
以下、3つの技能をおさえておけば、なんとかなります。
- ライティング
- プログラミング
- デザイン
具体的にみていきます。
① ライティング
文字どおり、書くお仕事です。
出版不況と言われるため、先行きがキビしいといわれていますが、そんなことはありません。
むしろ雑誌社の人たちは、ライターさん不足で悩んでいます。
そのワケは、〝まともな〟書き手が少ないからです。
ここでいう〝まとも〟とは、特別なスキルのことでありません。
発注内容に従う、納期を守る、こまめに連絡を取るなど、働くうえで必要なマナーのことです。
経験からわかりますが、このキホンを守れない人が多いんですね。
なので、最低限の「礼儀」があれば、紙媒体の書き仕事でもやっていけます。
あとはちょっとした営業力が必要ですが、こちらについてまた別の記事で書きます。
また、紙媒体のほかに、web メディアの仕事は、星の数ほどあります。
ショージキ、「仕事がなくて、どうしようもない」なんてコトはありません。
ただし、気をつけたいのは単価です。
クラウドソーシングでは「1文字0.1円」といった案件がころがっていますが、こちらには手を出さないのが無難です。
ライティング初心者で、仕事の練習にはいいかもしれませんが、まともに食べていこうとするならやめたほうがいいです。
これから始めるにしても、まずは「1文字1円」の案件から手をつけて、じょじょに単価をあげていきましょう。
というわけで、ライティングは、フリーランスに向いているスキルです。
書くのがそこまで苦痛じゃないなら、ひとりでもある程度やっていけます。
② プログラミング
いわずもがなですが、プログラミングは、フリーランス向きのスキルです。
市場全体がエンジニア不足なので、「HTML」「CSS」「JavaScript」などカンタンなコードを書けるだけでも需要があるので、食べていけます。
ちなみに日本の場合だと、企業のエンジニア社員にたいする給料が安いといわれています。
企業で安く買いたたかれている人が、会社を飛びだしてたら、収入がアップするなんて話はよくあります。
会社でプログラミング業務の経験があれば、外でもやっていける確率は高いので、ぜひ検討してみましょう。
③ デザイン
こちらもフリーランス向きのスキルです。
デザインというとムズかしいイメージがありますが、そうでもありません。
というのも、デザイナーさんに求めるレベルがそこまで高くないからです。
カンタンなイラストが描ける、アイコンの作成ができるなど、ちょっとウデがあれば、商品として通ってしまうんですね。
なので、絵がキライではなかったり、デザイン思考がある人なら、ひとりでもやっていけたりします。
うえ3つのスキルがやっていける理由

ライティング、プログラミング、デザイン──どうしてこの3つのスキルがフリーランス向きなのか。
その理由はつぎの3つです。
- 市場が伸びている
- どこでも通用する
- 低コストでスキルアップできる
カンタンにのべていきます。
市場が伸びている
3つをみるとわかりますが、すべて web にかかわるスキルです。
web 市場全体が伸びているため、今後もそれにカンケーする技能も求められるというわけです。
もちろん web 業界のなかでも、伸びしろある / ないジャンルは存在します。
しかしどの分野でも、ライティング・プログラミング・デザインは、欠かせないスキルです。
そのため、フリーランスでもそれなりにやっていけます。
どこの組織でも通用する
ジャンルもそうですが、この3つのスキルは、どの組織でも通用します。
わたしはライターをやっていたからわかりますが、たとえば取りあつかう商品がちがっても、記事の書き方は同じです。
どんな会社であっても、ライターにもとめるスキルは、どこも似たようなものです。
要望したテーマを魅力的につたえて、ちくいち連絡を取り合い、期限を守って納品する──最低限コレだけやっていればオーケーです。
プログラマーやデザイナーも同じでしょう。
つまり、うえの3つのスキルがあれば、 ひとつの組織に縛られず、ある程度の会社から受注をとることができます。
たとえば、ひとつの会社から依頼がこなくなっても、べつの会社から仕事を取れるわけです。
リスクが分散できるんですね。
たとえばこれが「人事を調整する仕事」ならば、うまくいきません。
特定の組織だけで役に立つスキルで、ほかの会社では通用しないからです。
どの組織でも通用する──ライティング、プログラミング、デザインが、フリーランス向きのスキルである理由です。
低コストでスキルアップできる
最後はスキルアップについてです。
フリーランスはひとりでやっていくのがキホンですが、不安になるのが、技能の低下です。
競争がはげしくなってきたときに、ほかと対等に渡り歩けるかと考えてしまいますが、うえの3つについては、やればやるほど技術が上がっていきます。
さらに、スキル向上のための教育コストも、ほとんどかかりません。
一般の企業なら、競争を勝ちために、商品開発 or 人材育成にかなりのコストをかけます。
いっぽう、ライティング、プログラミング、デザインのスキルは、ツールなどについても、ほとんどお金はかかりません。
さいあく PC があれば、なんとかなります。
また、個人ひとりで知識や技術を学べるため、ひとのコストもかかりません。
つまり、資本をかけず、やる気しだいでスキルをアップできて、市場を渡り歩くことができるわけです。
これも、うえ3つがフリーランス向きのスキルである理由です。
まとめ
フリーランス向きのスキルを紹介してきました。
ネットの普及で、ライティング、プログラミング、デザインの3つは、フリーランス向きのスキルとなりました。
もしこれにカンケーする仕事に就いているなら、フリーランスを検討してみてください。
また、将来的にフリーランスでやっていきたい人は、これら3つのスキルをおさえておくと、その道に入りやすくなります。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまたー。