どうも、りきぞうです。
WEB 会社では2年、WEB メディアの編集者として3年ほど働いてきました。
ブログ歴は4年ほどです。
・リライトをするとき、どの数値をみて、改善すれば良いの?
・じっさいに、リライトのやり方を教えてほしい
きょうは、この問いに答えていきます。
先に結論を言えば、つぎのとおり。
りきぞう
・リライトするときには、「平均クリック率」「ページ滞在時間」を意識して、改善する
・リライトのやり方としては、「記事タイトルの変更」「導入文の修正」「大見出しにキーワードを含める」の3つが、効果的
※ すべてわたしの実体験です。
以下、目次に沿って、みていきます。
ブログ記事のリライト ─ 目的は?

リライトとは、記事の修正です。
では、リライトの目的は、何でしょうか?
むかしのわたしを含めて、ここをわかってない人が、けっこういます。
なんとなく文章表現が気に入らないから、リライトするわけではありません。
リライトの目的とは、
です。
公開した記事の検索順位をアップさせるために、リライトします。
この目的を、ぜったいに忘れないようにしましょう。
ブログ記事のリライト ─ どれを修正すべき?

「検索順位を上げる」 ─ 。
この目的を踏まえたうえで、リライトすべき記事をあげていきます。
つぎの2つです。
- 公開から「3ヶ月」経った記事
- 検索順位が「20〜50位」の記事
それぞれ、みていきます。
公開から「3ヶ月」経った記事
なぜ「3ヶ月」なのか?
それは、「3ヶ月後」じゃないと、検索結果がハッキリしないからです。
〝出来たてホヤホヤ〟の記事だと、順位がころころと変動し、評価されている/されていないの区別が、つかないんですね。
ですので、検索順位が確定する「3ヶ月後」に、記事のリライトを始めましょう。
公開から「3ヶ月前」の記事は、いったん保留でオーケーです。
検索順位が「20〜50位」の記事
もうひとつは、検索順位が「20〜50位」の記事、です。
理由はカンタンで、検索順位アップの可能性を秘めているから。
ちょうど、「20〜50位」の記事くらいだと、順位アップを狙えます。
反対に、「50位以下」だと、狙えるには狙えますが、コスパが悪いです。
労力をかけたわりには、検索順位も上がらずに、クリック数も増えません。
ですので、検索順位「20〜50位」の記事をメインに、リライトをおこないましょう。
ブログ記事のリライト ─ 改善すべき数値

リライトすべき記事について説明してきました。
ここからは、改善すべき箇所について、みていきます。
じっさいにリライトするまえに、
を知っておきましょう。
改善すべき数値は、つぎの2つです。
- 平均クリック率
- ページ滞在時間
それぞれ、みていきます。
数値① ─ 平均クリック率
平均クリック率とは、「クリックされた頻度」をさします。
を表しています。
平均クリック率が上がれば、PV数も増えます。
結果、検索順位もアップします。
さらに、フィールドバックして、ますますPVも増える ─ 。
好循環が生まれるわけですね。
なので、リライトするときには、なにより「平均クリック率の向上」を意識しましょう。
確認方法
平均クリック率は、『サーチコンソール』でチェックできます。
こちらの記事を参考に、数値を確認してみてください。
» Googleサーチコンソールで各ページのクリック数を確認する方法
目安となる基準は、つぎのとおり。

これは、各検索順位の平均クリック率、を示しています。
各順位、これくらいの「%」を取っています。
1位なら、全検索数の「約4割」、2位なら「約3割」ということわけですね。
もちろん、はじめから1位 or 2位をねらう必要はありません。
ただし、「10位」までには、入りたい。
なので、「1%前後」の平均クリック数に、到達しておく必要があります。
あなたの記事を、サーチコンソールで調べて、平均クリック数が、「1%以下」なら、リライトの必要があります。
まずは、「平均クリック数」に注目して、リライトするようにしましょう。
数値② ─ ページ滞在時間
もうひとつは、ページ滞在時間、です。
文字どおり、
を表しています。
当然、時間が長いほうが、〝じっくり読んでいる〟わけで、満足度も高い、と想像できます。
確認方法
滞在時間のチェックは、『Google アナリティクス』をつかいます。
トップページの「左メニュー」をチェック。
そこから、
へと、進みます。
そこで、「記事別の滞在時間」を見ることできます。(※ 赤枠)

「数値の評価基準」は、記事の分量によります。
文字数が多ければ、それだけ滞在時間は増えますよね。
けれど、とりあえずの目安として、「1分〜3分」あれば、オーケーです。
1分より低いと、すぐさま離脱している可能性があります。
つまり、リライトの必要があります。
うえでみたとおり、
・検索順位が「20〜50位」
なら、リライトしていきましょう。
…
ちなみに、『Google アナリティクス』の使い方については、こちらの記事で、くわしく説明しています。

ご参考に、どうぞ。
ブログ記事のリライト ─ 効果的な3つの方法

「平均クリック率」「滞在時間」を増やせば、しぜんと検索順位もアップします。
では、2つの数値を、どうやって向上させるのか?
効果的なやり方は、つぎの3つです。
- ① わかりやすい記事タイトルにする
- ② 検索意図に沿った「導入文」にする
- ③ 大見出しにキーワードを入れる
これが、じっさいのリライト方法になります。
ひとつひとつ、みていきますね。
方法① ─ わかりやすい記事タイトルにする
いちばん効果があるのは、記事タイトルの変更、です。
理由は単純で、
です。
リライトするさいには、まずは、タイトルの差し替えから、手をつけましょう。
タイトルのつけ方にかんしては、こちらの記事で説明しています。

よければ、ご参考に。
方法② ─ 検索意図に沿った「導入文」にする
2つ目は、導入文(リード文)の修正、です。
導入文とは、「本文に入るまえの文章」のこと。
悩み・疑問をもつ読者を、本文の内容に導く役割が、あります。
記事の冒頭にあるため、ここを〝はずす〟と、読者はあっさり離脱します。
結果、「滞在時間」が下がり、検索順位もアップしません。
読者の検索意図に沿った「導入文」が、求められます。
的確な導入文の書き方は、こちらの記事で紹介しています。

参考にしてみてください。
方法③ ─ 見出しにキーワードを入れる
3つ目は、テクニカルな話です。
記事の「大見出し」に、「狙うキーワード」の文言を含めると、検索で上位表示されやすくなります。
大見出しとは、「h2タグ」で囲う部分です。
たとえば、[ビットコイン 買い方]のキーワードを狙って記事を書くなら、それぞれの大見出しに、「ビットコイン 買い方」の文言を含めます。
こうすると、「Google ロボ」からの評価を受けやすくなり、検索順位のアップにつながります。
多少、日本語として意味がおかしくても、大見出しには、狙うキーワードを含めるようにしましょう。
まとめ
まとめると、
りきぞう
・リライトするときには、「平均クリック率」「ページ滞在時間」を意識して、改善する
・リライトのやり方としては、「記事タイトルの変更」「導入文の修正」「大見出しにキーワードを含める」の3つが、効果的
といったかんじです。
この記事が、「リライトのやり方で悩んでいる人」の参考になれば、うれしいです。
ではまた〜。