どうも、りきぞうです。
WEB 会社では2年、WEBメディアの編集者として3年ほど働いてきました。
ブログ歴は4年ほどです。
・どうやって「キーワード」を選ぶの?
・キーワードを選ぶときのポイントは?
きょうは、この問いに答えていきます。
先に結論を言えば、つぎのとおり。
りきぞう
・キーワードは、ツールを使えば、すぐに見つかる
・ただし、検索する人の悩み&疑問については、深く考える必要がある
※ わたし自身、大好きな「バナナマン」さんの記事で、上位表示させました。

以下の「手順&ポイント」にあわせて書けば、検索で上位を狙えます。
目次に沿って、くわしくみていきます。
キーワード=読者の悩み

キーワードとは、
です。
Google を使っていれば、わかりますよね。
・なにかに疑問をもっている
─ こんなときに、キーワードを打ち込み、検索をかけます。
たとえば、新作の『iPhone12』 について知りたければ、
みたいなかんじです。
「キーワード」とは、読者の悩み or 疑問です。
キーワードの種類

キーワードには、3種類あります。
・ミドルキーワード
・ロングテールキーワード
「iPhone12」を例にすると、こうなります。
・[iPhone12 ケース] → ミドル
・[iPhone12 ケース かわいい] → ロングテール
[ロングテール → ミドル → ビック]の順で、検索ボリューム(=全体の検索数)が、多くなっていきます。
数の目安としては、こんなかんじです。
・ミドル → 1000〜3000
・ロングテール → 100〜500
当然ながら、ビックキーワードで、上位表示させるのは、とってもムズかしいです。
ですので、スタート時は、
のが、コツです。
たとえば、
・[iPhone12 ケース 手帳型]
・[iPhone12 ケース ハイブランド]
などなど。
ロングテールキーワードを狙った記事を積み重ねる。
そのうえで、アクセス数を増やすのが、サイト or ブログ運営のコツです。
キーワードの選び方

では、どうやってキーワードを選べばいいのか?
手順は、つぎのとおり。
- 手順①:関連キーワードをリスト化
- 手順②:検索ボリュームを調べる
- 手順③:キーワードを決める
- 手順④:検索する人の悩み&疑問を考える
ひとつひとつ、みていきます。
手順①:関連キーワードをリスト化
まず関連キーワードをリスト化します。
1つのワードに、どんなキーワードがヒモづいているのかを〝見える化〟します。
ツールは『ラッコキーワード』を使います。
ページを開いたら、キーワードを打ち込みましょう。
ためしに、[iPhone12]を入れてみます。

すると、「iPhone12」に関連したキーワードが、ざっと出てきます。

それぞれが、
の候補になります。
コピペして、メモっておきましょう。
手順②:検索ボリュームを調べる
つぎに「検索ボリューム」を調べます。
ツールは、Google が提供する『キーワードプランナー』を使います。
無料版/有料版がありますが、最初は、無料のほうでオーケーです。
あらかじめ、こちらのページで、登録を済ませておきましょう。
登録を完了したら、『キーワードプランナー』にアクセスします。

このページが出てきたら、「右側」をクリック。

つづけて「入力ボックス」に、『ラッコキーワード』で取得した「関連キーワード」を打ち込みます。

現在の検索状況が出てきます。
(※ Google さんに怒られるので、データの詳細は伏せています)
上部メニューの「過去の指標」をクリックします。

すると、ざっくりとした「検索ボリューム数」が出てきます。
これらをメモっておきましょう。
手順③:キーワードを決める
検索ボリュームが「100-500」のキーワードを狙います。
うえに書いたとおり、「100-500」くらいだと「ロングテールキーワード」になります。
まずはこちらを書きましょう。
手順④:検索する人の悩み&疑問を考える
最後に、検索する人の悩み&疑問を考えます。
検索ボックスに、キーワードを入れる人が、
・何を知りたいのか?
を、深く考えます。
たとえば、[iPhone12 ケース 手帳型]の場合 ─ 。
考えられるのは、
・おすすめの手帳型ケースは、どれ?
・それぞれのメリット/デメリットは?
といったあたりです。
この悩み&疑問に沿って、記事を書いていきます。
ショージキ、労力の半分くらいは、悩み&疑問の〝掘り下げ〟に力を注ぎましょう。
それくらい重要なパートです。
キーワードにたいする、読者の悩み&疑問がハッキリしたら、それぞれに答えるかたちで、記事を書いていきます。
キーワード選びのポイント

さいごに、キーワード選びのポイントを、カンタンにあげます。
つぎの2点です。
- 「ロングテールキーワード」を狙う
- 「ビッグキーワード」は「内部リンク」で流す
ひとつひとつ、みていきます。
「ロングテールキーワード」を狙う
記事作成のさいには、「ロングテールキーワード」を狙いましょう。
むかしにくらべて、いまは〝ブログ冬の時代〟です。
個人ブログ or 小規模のサイトが、「ビックキーワード」で上位表示させるのは、ほんとうにムズかしくなっています。
なので、まずは、検索ボリュームが少ない「ロングテールキーワード」を書きます。
それらを積み重ねて、アクセス数を増やすのが、得策です。
「ビッグキーワード」は「内部リンク」で流す
そのうえで、ロングテール記事でのアクセスが増えてきたら、ビックキーワードを狙います。
やり方は、「内部リンク」による流入です。
図にすると、こんなかんじです。

記事の途中 or 最後に、「関連記事」として「ビックキーワード記事」への導線をつくっておきます。
この方法で、ビックキーワードの上位表示を狙います。
ものすごく地道な作業です。
けれど、これだけブログ&ウェブサイトが乱立している状況なので、仕方ありません。
「急がば回れ」の気持ちで、ひとつひとつこなしていきましょう。
まとめ
まとめると、
りきぞう
・キーワードは、ツールを使えば、すぐに見つかる
・ただし、検索する人の悩み&疑問については、深く考える必要がある
キーワード選びは、記事を書くときの「最初のステップ」です。
ここを外すと、記事が読まれません。
読者の要求(=ニーズ)を満たしてないからです。
うえの手順にそって、読者の悩み&疑問を、洗い出しましょう。
キーワードを選んだら、読者の悩み&疑問を、より深く考えます。
ここをうまく整理できると、しっかり読まれる記事に仕上がります。
たいへん地道な行程ですが、すべては読み手・ユーザーさんのためです。
がんばりましょう。
..
「キーワード選定をざっくり把握したら、つづいて、「ロングテールキーワードの選び方」を理解しましょう。
くわしいことは、こちらで解説しています。
この記事が、「キーワードの選び方に悩んでいる人」の参考になれば、うれしいです。
ではまた〜。