Amazon Audible で聴ける哲学書籍 ─ 『史上最強の哲学入門』など

どうも、りきぞうです。

これまで哲学関連の本を500冊以上は読んできました。

また、さいきんは、哲学関連のタイトルをオーディオブックで試聴しています。

・音声で哲学を学びたい
・Amazon Audible って、どうなの?
・おすすめのタイトルは?

きょうは、こんな問いに答えていきます。

答えは、つぎのとおり。

ポイント
・Amazon Audible は「月1,500円」でオーディオブックが聴き放題のサービス
・さいきん哲学関連のタイトルも、そろってきている
・まずは無料期間中に、試してみるのが、おすすめ
おすすめのタイトル
・『史上最強の哲学入門』
・『哲学と宗教全史』
・『武器になる哲学』
・『自省録』
・『生の短さについて』

書籍ほど数は多くないものの、世界史にかんするオーディオブックが、さいきん増えてきました。

それも、かんたんな入門書ではなく、しっかりとした内容のタイトルも、けっこうあったりします。

黙読と違い、音声での読書だと、気軽に本のなかみを把握できる。

そのため、音声での読書は、ざっくりと世界史を知るには、もってこいのやり方です。

とくに、

哲学を知りたいけど、仕事が忙しく、本を読む時間がない

という人には、おすすめ。

わたし自身も、哲学の流れを復習したり、哲学の考えをアップロードするために、ちょくちょく哲学関連の本を聴いています。

すきま時間や、散歩や通勤通学のときにも気軽に利用できるので、一度ためしてみてください。

ここでは Amazon Audible で聴けるタイトルを紹介。

どれも本格派なので、哲学の〝とっかかり〟としては、じゅうぶんすぎるほどの内容なので、ぜひチェックしてください。

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Amazon Audible のしくみと料金

個別のタイトルをみるまえに Amazon Audible について、すこし知っておきましょう。

料金体系などのしくみが分からないと、けっこう損をしてしまうので。

Amazon Audible には、聴き放題で利用できる作品と、個別に買わないと聴けない作品があります。

まずはこの違いを、ちゃんと認識しておきましょう。

聴き放題プランは「月1,500円」です。

月額1,500円払えば「読み放題対象」の作品なら、どれでもなんでも聴くことができます。

いっぽう個別に購入する作品でも、月1,500円で会員登録しておけば、30%オフで、その作品を買うことができます。

たとえば、3,000円のオーディオ作品なら、2,100円で購入できる計算。

なので、個別で買う場合には、かならず会員登録するようにしましょう。

しかも、初めて会員登録する場合は、

30日間無料

で利用できます。

なので使い方としては

この無料期間で「読み放題対象」の作品を聴いてみて、オーディオブックのスタイルが気に入ったら、個別のタイトルを30%で購入する

というのが、賢いやり方です。

とりあえず会員登録して、無料体験を試すのが、おすすめです。

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Amazon Audible で聴ける哲学書籍

大まかなしくみが分かったところで、おすすめの哲学関連のタイトルを紹介します。

つぎの5つです。

おすすめのタイトル
・『史上最強の哲学入門』
・『哲学と宗教全史』
・『武器になる哲学』
・『自省録』
・『生の短さについて』

それぞれ、かんたんにみていきます。

『史上最強の哲学入門』

1つ目は、これ。

こちらは、書籍版でもベストセラーになりましたが、音声でも聴くことができます。

ふつうの解説本とは違い、もともとのなかみがストーリー性のある内容でした。

そのため音声で聴くと、よりエンタメ性が増している感じがして、ぐいぐいと引き込まれていきます。

・デカルト
・カント
・ニーチェ

など、著名な哲学者の基礎知識にはふれながらも、ひとつのテーマにかんしてしそうかたちが論争する、というスタイルをとっている ─ 。

なので、知識人たちが一同に集まって討論しているのを、まるでその場にいるかのように、面白く聴くことができます。

楽しく知識を吸収できるため、哲学を学ぶには、まずはこのタイトルから聴いてみるのが良いと思います。

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『哲学と宗教全史』

こちらは世界史関連の本で有名な出口治明さんの作品。

数年まえにAPU(立命館アジア太平洋大学)の学長に就任されましたね。

本タイトルは、その圧倒的な読書量から、宗教と哲学の全歴史を解説したもの。

あまりスケールが大きく、うんざりするかもと思いきや、これがたいへん面白い。

ひと通り聴けば、人類史における宗教と哲学の流れが、すっきり分かってしまいます。

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『武器になる哲学』

3つ目は、これ。

こちらは、経営コンサルタント&著述家で有名は山口周さんによる作品。

本タイトルも、1冊目の『史上最強の哲学入門』に似て、ひとつの概念にかんして、その考えを提示&思考した人の思想を紹介する、といった内容になっています。

たとえば、

・イデア
・一般意志
・自由からの逃走

などなど。

哲学をかじったことがある方なら、一度は耳にした概念ばかりです。

哲学というとニッチで、さまつなことばかりをあつかっているようにみえますが、本書ではしっかりビジネスで活かせるフレーム(枠組み)として概念を提示しています。

学生のみならず、新たな企画を考えたり、事態を分析するビジネスパーソンにとっても、大きなヒントになる内容になっています。

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『自省録』

こちらは、マルクス・アウレリウス・アントニヌスの代表作。

『嫌われる勇気』で有名な岸見一郎さんの愛読書としても知られています。

哲学書というと、カントやヘーゲルのように、訳の分からない〝ジャーゴン〟をくりかえす印象があります。

しかし、アウレリウスが記した本書は、きわめて実践的は内容で、みじかな例をあげながら、深い思考を展開しています。

たとえば、

・判断する場面での思い込み
・仲間の裏切り
・晩年における人生の短さ

などなど、生きていれば、誰もが味わう経験を率直な言葉で語っています。

もともと本書は、アウレリウス自身が自分に言いきかせるために書いたものでした。

そのため音声で聴いていると、まるで人生を達観した賢者が、わたしたちに語っているような錯覚をおぼえます。

聞き流しているだけでも、しぜんと勇気が出てくる内容。仕事や人間関係で悩んでいるときにも、おすすめ。

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『生の短さについて』

本書は、西洋哲学で有名なセネカによるもの。こちらも『自省録』と似て、きわめて実践的な内容になっています。

タイトルどおり、ずばりテーマは「人生の短さ」について。

冷静に考えれば、人生はあまりに長いのに、年を取るとともに、なぜ短く感じるのか?

この疑問にたいして、セネカ自身が大まじめに取り組む、といった内容になっています。

アウレリウスと同じく、セネカも「ストア派」に属します。

みずからに厳しい人らしく

「人生を短くしているのは自分自身であり、過ごし方によっては、人生は短くもなり長くもなる」

と、強く言いはなちます。

専門用語はほとんどなく、ひたすら聴いている人に考えさせる内容なので、前提知識がない人にも、たいへんおすすめ。

わたし自身、もっとも好きな哲学者のひとりなので、定期的に音声でセネカの言葉を聴いています。

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おわりに

Amazon Audible で聴ける哲学関連のタイトルを紹介してきました。

まとめると、つぎのとおり。

ポイント
・Amazon Audible は「月1,500円」でオーディオブックが聴き放題のサービス
・さいきん哲学関連のタイトルも、そろってきている
・まずは無料期間中に、試してみるのが、おすすめ
おすすめのタイトル
・『史上最強の哲学入門』
・『哲学と宗教全史』
・『武器になる哲学』
・『自省録』
・『生の短さについて』

この記事が、オーディオブックで哲学の学ぼうとしている人の参考になれば、うれしいです。

では、また。

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